Model、Repository、Controller、Serviceとは?基礎から分かりやすく解説!

この記事を書いている人
ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
こんにちは!今回は、システム開発でよく耳にする「Model」「Repository」「Controller」「Service」について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
目次
全体像を理解しよう

これらの要素は、システムを整理して作るための「設計パターン」の一部です。大きな家を建てるときに、部屋の役割を決めるのと同じように、プログラムの中でも役割分担が必要なんです。
Modelとは?
Modelは、データの形を定義する部分です。例えば:
- データベースのテーブル構造を表現
- データの制約やルールを定義
- データの基本的な操作方法を提供
たとえば、ユーザー情報を扱うシステムなら、「名前は必須で、メールアドレスは正しい形式である」といったルールをModelで定義します。これにより、データの一貫性が保たれるんです。
Repositoryって何?
Repositoryは、データの保存場所とやり取りする窓口です。主な役割は:
- データベースへの接続処理
- データの保存・取得・更新・削除の実行
- 複雑なデータ検索の実装
実務では、「このユーザーデータをデータベースに保存して」とか「この条件に合う商品を全部取ってきて」といった具体的な処理をRepositoryが担当します。ModelとRepositoryを分けることで、将来データベースを変更する際も影響範囲を最小限に抑えられるんです。
Controllerの役割
Controllerは、ユーザーからのリクエストを最初に受け取る場所です。
- リクエストの受付と内容確認
- 必要な処理の振り分け
- 結果の返却
Webアプリケーションで例えると、「ログインボタンが押された」「商品検索が実行された」といったアクションを最初に受け取るのがControllerです。でも、具体的な処理は次に説明するServiceに任せることが多いんです。
Serviceの重要性
Serviceは、実際のビジネスロジック(業務処理)を実装する場所です。
- 複数の処理を組み合わせた業務ロジックの実装
- トランザクション管理
- 権限チェックなどの共通処理
例えば、「新規会員登録」という処理では:
- ユーザー情報の検証
- メールアドレスの重複チェック
- パスワードの暗号化
- データベースへの保存
といった一連の流れをServiceで管理します。これにより、複雑な処理も整理された状態で実装できるんです。
まとめ
これらの要素をうまく組み合わせることで、メンテナンスしやすく、拡張性の高いシステムを作ることができます。最初は難しく感じるかもしれませんが、家の間取りを考えるように、それぞれの役割を意識して設計していくと理解しやすいと思います。
初めて聞く言葉も多いかもしれませんが、一度理解してしまえば、プログラミングがもっと楽しくなりますよ。
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