Celeron N4100搭載PCは正直遅い?2024年の実力と限界点を解説!
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ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
目次
Celeron N4100のスペック
まずは基本スペックを確認してみましょう:
- コア数:4コア4スレッド
- 基本クロック:1.1GHz
- 最大クロック:2.4GHz
- TDP:6W
- 内蔵GPU:Intel UHD Graphics 600
とても似たCPUにN4000という2コアの物がありますが、それと比べてN4100は4コアのCPUです。なので、マルチタスク性能は向上していますが、基本クロックが1.1GHzと低いため、単体のアプリケーション実行では今でも物足りなさを感じることがあります。
どのくらいの用途が限界?
日常的な使用で、以下のような場面で不満を感じることが多いでしょう:
- Chromeで何個もタブを開く
- フルHD動画の再生
- TeamsやZoomでのテレビ会議
- 写真の編集
N4000と違って完全に使えないわけではありませんが、快適とは言えない場面が増えてきています。特にオンライン会議では、画面共有をしながらの会話がスムーズにいかないケースが多いです。
なぜ動作が遅いの?
クロック周波数が低い
色々あると思いますが、一番の原因はクロック周波数の低さでしょう。
- 基本クロック:1.1GHz
- 最大クロック:2.4GHz
このように、基礎クロックも最大クロックもあまり高くはありません。
特に最大クロックに関してで言うと、他のCeleron N4120だったら2.6GHzですし、Celeron N5100に関しては2.8GHzという風に、かなり低い部類だという事がわかります。
クロック周波数を低くする事で省電力だったり、低発熱だったりするので一概にデメリットとは言えませんが、動作にもたつきを感じる大きな要因だと思います。
メモリが足りない
Celeron N4100のCPUを搭載しているPCは総じて安価なモデルが多いため、メモリの容量も低いことが多いです。
最近は8GBでも快適な動作には足りないので、メモリの増設か買い替えを検討しても良いと思います。
最新の安価グレードCPUと比較
最新の安価なグレードのCPUでは、N100という物が一番有名です。
CPU名 | コア数/スレッド数 | 最大クロック数 | ベンチマークスコア |
Celeron N4100 | 4/4 | 2.4GHz | 2457 |
N100 | 4/4 | 3.4GHz | 5489 |
スコアを見ると2倍以上の差がついていますね。
N100ほどの性能があると、ブラウジングや動画視聴、軽い事務作業などの一般用途で快適な動作をしてくれます。N4100も当時としては頑張っていた廉価版CPUではあるのですが、今となっては厳しさを感じますね。
買い換えるべき?
買い換えを推奨するケース
- ビデオ会議をよく使用する方
- ブラウザで複数のタブを開いて作業する方
- 写真編集や軽い動画編集をする方
- AI機能を活用したい方
まだ使い続けられるケース
- メールやワープロ作業が中心の方
- ブラウザの使用が限定的な方
- 動画視聴が主な用途の方
かなり軽量な作業ならN4100でも可能だとは思いますが、それでも所々でカクカクした動作になってしまいます。
N100搭載の快適に動作するPCでも、最安で3万円台から狙えるので、日常の動作がスムーズになるとしたら良い投資だと思います。
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