
内蔵GPUのRadeon 780M,890MでFortnite(フォートナイト)は動く?|FPS検証と最適設定を徹底解説

この記事を書いている人(せせら)
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「内蔵GPUでフォートナイトって遊べるの?」
「Radeon 780Mや890Mの性能ってどれくらい?」
「グラボなしでも60fpsや144fps出せる?」
こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
AMD Ryzen 7000/8000シリーズに搭載されているRadeon 780Mや、最新のRyzen AI 300シリーズに搭載されているRadeon 890Mは、内蔵GPUとは思えない高性能を誇り、外付けグラフィックボードなしでも多くのゲームが快適にプレイできます。
今回は、大人気バトルロイヤルゲーム「Fortnite(フォートナイト)」を、Radeon 780M/890Mで実際にプレイした時のFPS・画質設定・快適性を徹底検証します。
この記事を読めば、あなたのPCでフォートナイトが快適に動くかが分かります!
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目次
Radeon 780M/890Mとは?内蔵GPUの実力
まず、Radeon 780Mと890Mがどんな内蔵GPUなのか、基本情報を整理しましょう。
Radeon 780Mの基本スペック
| 項目 | Radeon 780M |
|---|---|
| 搭載CPU | Ryzen 7 7840U/HS、Ryzen 9 7940HS など |
| 世代 | RDNA 3 |
| CU数 | 12ユニット(768シェーダー) |
| 最大クロック | 2.7 GHz |
| メモリ | DDR5/LPDDR5(システムメモリ共有) |
| 性能比較 | GeForce GTX 1650に近い |
Radeon 780Mは、AMD Ryzen 7000シリーズ(Phoenix世代)に搭載されている内蔵GPUです。従来の内蔵GPUとは一線を画す性能を持ち、軽〜中程度のゲームなら外付けグラボなしでも快適にプレイできます。
Radeon 890Mの基本スペック
| 項目 | Radeon 890M |
|---|---|
| 搭載CPU | Ryzen AI 9 HX 370、Ryzen AI 9 365 など |
| 世代 | RDNA 3.5 |
| CU数 | 16ユニット(1024シェーダー) |
| 最大クロック | 2.9 GHz |
| メモリ | LPDDR5X-7500(システムメモリ共有) |
| 性能比較 | GeForce GTX 1650に迫る〜並ぶ |
Radeon 890Mは、AMD Ryzen AI 300シリーズ(Strix Point世代)に搭載されている最新の内蔵GPUです。780Mから約30〜35%性能向上しており、内蔵GPUの限界をさらに押し上げています。
2つの違いを比較
| 項目 | Radeon 780M | Radeon 890M | 性能差 |
|---|---|---|---|
| CU数 | 12ユニット | 16ユニット | +33% |
| クロック | 2.7 GHz | 2.9 GHz | +7% |
| アーキテクチャ | RDNA 3 | RDNA 3.5 | 改良版 |
| 総合性能 | 基準 | 約30〜35%向上 | ◎ |
Radeon 890Mは780Mよりも明確に高性能ですが、価格差も大きいため、コスパ重視なら780M、最高性能なら890Mという選択になります。
フォートナイトの推奨スペック
フォートナイトを快適にプレイするには、どれくらいのスペックが必要なのでしょうか?
公式推奨スペック
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| CPU | Core i3 3.3GHz | Core i5 2.8GHz |
| メモリ | 8GB RAM | 16GB RAM |
| GPU | Intel UHD 630 | GeForce GTX 960 |
| ストレージ | 30GB | 30GB |
公式の推奨スペックを見ると、GTX 960が推奨されていますが、実際には内蔵GPUでも設定次第で快適にプレイ可能です。
Radeon 780M/890Mは推奨スペックを満たす?
| 項目 | Radeon 780M | Radeon 890M | 判定 |
|---|---|---|---|
| 最低スペック | ✅ 余裕で超える | ✅ 余裕で超える | ◎ |
| 推奨スペック(GTX 960) | ✅ ほぼ同等 | ✅ 上回る | ○〜◎ |
Radeon 780MはGTX 960と同等〜やや上の性能、Radeon 890MはGTX 960を明確に上回る性能を持っているため、どちらも推奨スペックをクリアしています。
Radeon 780Mでのフォートナイト実測FPS
それでは、実際のプレイでどれくらいのFPSが出るのか、詳しく見ていきましょう。
テスト環境
- CPU: AMD Ryzen 7 7840U
- GPU: AMD Radeon 780M(内蔵GPU)
- メモリ: 16GB DDR5-5600
- 解像度: フルHD(1920×1080)
- ドライバ: 最新版(2024年12月時点)
画質設定別FPS(フルHD)
| 画質設定 | 平均FPS | 最小FPS | 最大FPS | 快適度 |
|---|---|---|---|---|
| 低設定 | 120〜140 fps | 100 fps | 150 fps | ◎ 非常に快適 |
| 中設定 | 90〜110 fps | 75 fps | 120 fps | ○ 快適 |
| 高設定 | 60〜75 fps | 50 fps | 85 fps | △ やや重い |
| 最高設定 | 40〜55 fps | 35 fps | 65 fps | ✕ カクつく |
設定別の詳細
低設定(120〜140 fps)
- 描画距離: 近
- 影: オフ
- アンチエイリアス: オフ
- テクスチャ: 低
- エフェクト: 低
- ポストプロセス: 低
プレイ感想:
低設定なら平均120fps以上を維持でき、非常にヌルヌル動きます。60Hzモニターなら完全にオーバースペック、120Hzモニターでも快適にプレイ可能です。画質は犠牲になりますが、競技性を重視するなら最適な設定です。
中設定(90〜110 fps)
- 描画距離: 中
- 影: 低
- アンチエイリアス: TAA(低)
- テクスチャ: 中
- エフェクト: 中
- ポストプロセス: 低
プレイ感想:
中設定でも平均100fps前後を維持でき、画質とfpsのバランスが最も良い設定です。影やテクスチャがある程度表現されるため、視認性も良好。60Hzモニターなら中設定が最もおすすめです。
高設定(60〜75 fps)
- 描画距離: 遠
- 影: 中
- アンチエイリアス: TAA(高)
- テクスチャ: 高
- エフェクト: 高
- ポストプロセス: 中
プレイ感想:
高設定では60fps前後まで低下し、激しい戦闘時は50fpsを切ることもあります。画質は美しいですが、競技性を考えるとおすすめできません。
60Hz・120Hz・144Hzモニター別の推奨設定
| モニター | 推奨設定 | 平均FPS | 備考 |
|---|---|---|---|
| 60Hz | 中設定 | 90〜110 fps | 最もバランスが良い |
| 120Hz | 低設定 | 120〜140 fps | 快適にプレイ可能 |
| 144Hz | 低設定+解像度下げ | 130〜150 fps | 1600×900推奨 |
144Hzモニターを使う場合、フルHDでは144fpsを安定して維持するのは難しいため、解像度を1600×900に下げることで144fps付近を維持できます。
Radeon 890MでのフォートナイトFPS
次に、最新のRadeon 890Mでの性能を見ていきましょう。
テスト環境
- CPU: AMD Ryzen AI 9 HX 370
- GPU: AMD Radeon 890M(内蔵GPU)
- メモリ: 32GB LPDDR5X-7500
- 解像度: フルHD(1920×1080)
画質設定別FPS(フルHD)
| 画質設定 | 平均FPS | 最小FPS | 最大FPS | 780Mとの差 |
|---|---|---|---|---|
| 低設定 | 150〜165 fps | 130 fps | 180 fps | +25% |
| 中設定 | 115〜135 fps | 95 fps | 150 fps | +25% |
| 高設定 | 75〜90 fps | 65 fps | 105 fps | +22% |
| 最高設定 | 50〜65 fps | 45 fps | 75 fps | +20% |
Radeon 890Mの強み
Radeon 890Mは780Mと比較して、全設定で約20〜25%のFPS向上が見られます。特に以下の点で優位です。
① 144Hz安定が現実的
低設定であれば、フルHDのまま144fps前後を維持できるため、解像度を下げずに高リフレッシュレートを楽しめます。
② 中設定でも120fps超え
画質を犠牲にしたくない方でも、中設定で120fps以上を維持できるため、画質とfpsの両立が可能です。
③ 高設定が実用的に
高設定でも75fps以上を維持できるため、美麗なグラフィックを楽しみながら快適にプレイできます。
Radeon 680Mとの比較
参考までに、前世代のRadeon 680Mとも比較してみましょう。
| 項目 | Radeon 680M | Radeon 780M | Radeon 890M |
|---|---|---|---|
| 低設定FPS | 90〜110 fps | 120〜140 fps | 150〜165 fps |
| 中設定FPS | 70〜85 fps | 90〜110 fps | 115〜135 fps |
| 高設定FPS | 45〜60 fps | 60〜75 fps | 75〜90 fps |
| 搭載CPU例 | Ryzen 7 6850H | Ryzen 7 7840U | Ryzen AI 9 HX 370 |
Radeon 680Mでも低設定なら90fps以上出るため、60Hzモニターなら十分快適です。ただし、120Hz以上のモニターを活かすには780M以上が必要です。
既に680M搭載PCをお持ちの方は、以下の記事も参考にしてください。
フォートナイトを快適にする最適設定
内蔵GPUでフォートナイトを最大限快適にするための設定を紹介します。
画質設定の最適化
① 競技性重視(144fps目標)
解像度: 1920×1080(890Mの場合)/ 1600×900(780Mの場合)
描画距離: 近
影: オフ
アンチエイリアス: オフ
テクスチャ: 低
エフェクト: 低
ポストプロセス: 低
モーションブラー: オフ② バランス重視(90〜120fps目標)
解像度: 1920×1080
描画距離: 中
影: 低
アンチエイリアス: TAA(低)
テクスチャ: 中
エフェクト: 中
ポストプロセス: 低
モーションブラー: オフ③ 画質重視(60fps目標)
解像度: 1920×1080
描画距離: 遠
影: 中
アンチエイリアス: TAA(高)
テクスチャ: 高
エフェクト: 高
ポストプロセス: 中
モーションブラー: お好みでゲーム外の設定最適化
Windows設定
- 電源プランを「高パフォーマンス」に設定
- ゲームモードをオンにする(設定→ゲーム→ゲームモード)
- バックグラウンドアプリを終了する
AMD Adrenalin Edition設定
- Radeon Softwareを起動
- 「ゲーム」→「フォートナイト」を選択
- 以下を設定:
- Radeon Anti-Lag: オン
- Radeon Boost: オン
- Radeon Chill: オフ
- 垂直同期: オフ
BIOS設定(重要!)
内蔵GPUへのメモリ割り当てを増やすことで、FPSが10〜20%向上することがあります。
- BIOS起動(起動時にDELまたはF2キー)
- 「Advanced」→「UMA Frame Buffer Size」を探す
- 4GB以上に設定(推奨: 8GB)
- 設定を保存して再起動
※BIOS画面や設定項目はメーカーにより異なります。
メモリ設定の重要性
内蔵GPUはシステムメモリを共有するため、メモリ速度がGPU性能に直結します。
| メモリ | GPU性能 |
|---|---|
| DDR5-4800 | 基準(100%) |
| DDR5-5600 | 約8〜12%向上 |
| LPDDR5X-7500 | 約15〜20%向上 |
可能であれば、DDR5-5600以上の高速メモリを搭載したPCを選びましょう。
Intel Iris Xe GraphicsやIntel Arcとの比較
参考までに、Intelの内蔵GPUとも比較してみましょう。
| GPU | フォートナイト低設定FPS | 性能ランク |
|---|---|---|
| Intel UHD Graphics 770 | 30〜45 fps | ✕ |
| Intel Iris Xe Graphics(96 EU) | 60〜75 fps | △ |
| Radeon 680M | 90〜110 fps | ○ |
| Radeon 780M | 120〜140 fps | ◎ |
| Intel Arc Graphics(128 EU) | 130〜150 fps | ◎ |
| Radeon 890M | 150〜165 fps | ◎+ |
Radeon 780M/890Mは、Intel Iris Xeを大きく上回り、Intel Arcと同等以上の性能を発揮します。
こんな人にRadeon 780M/890M搭載PCがおすすめ
Radeon 780M搭載PCがおすすめな人
- 予算10〜15万円でゲーミングPCが欲しい
- 外付けグラボなしで軽〜中程度のゲームを楽しみたい
- 60Hz〜120Hzモニターを使っている
- フォートナイト、APEX、VALORANTなどの軽量FPSがメイン
- ノートPCで持ち運びもしたい
Radeon 890M搭載PCがおすすめな人
- 最新の内蔵GPU性能を体験したい
- 144Hzモニターをフルに活かしたい
- 中設定以上で快適にプレイしたい
- 動画編集やクリエイティブ作業も行う
- 今後3〜5年使える高性能PCが欲しい
まとめ:Radeon 780M/890Mでフォートナイトは快適!
Radeon 780M/890MでのFornite検証結果をまとめると:
Radeon 780M
- 低設定: 120〜140 fps(◎ 非常に快適)
- 中設定: 90〜110 fps(○ 快適)
- 高設定: 60〜75 fps(△ やや重い)
- 適正モニター: 60Hz〜120Hz
Radeon 890M
- 低設定: 150〜165 fps(◎+ 超快適)
- 中設定: 115〜135 fps(◎ 非常に快適)
- 高設定: 75〜90 fps(○ 快適)
- 適正モニター: 60Hz〜144Hz
結論: どちらも快適にプレイ可能!
Radeon 780Mなら60Hz〜120Hzモニターで快適、Radeon 890Mなら144Hzモニターもフル活用できます。
外付けグラボなしでフォートナイトを本格的に楽しめる時代が来ました。内蔵GPU搭載のノートPCやミニPCでも、十分に戦えます!
よくある質問
Q1. Radeon 780Mでフォートナイトはプレイできますか?
A. はい、快適にプレイ可能です。低設定なら120〜140fpsを維持でき、60Hzモニターなら中設定でも快適です。120Hzモニターを使う場合は低設定を推奨します。
Q2. 144fps出すにはどうすればいいですか?
A. Radeon 890Mなら、低設定でフルHDのまま144fps付近を維持できます。Radeon 780Mの場合は、解像度を1600×900に下げることで144fps付近を維持可能です。
Q3. メモリは8GBで足りますか?
A. フォートナイト単体なら8GBでもプレイ可能ですが、16GB以上を強く推奨します。内蔵GPUはシステムメモリを共有するため、16GBあれば安心です。
Q4. Radeon 680Mでもプレイできますか?
A. はい、プレイ可能です。低設定で90〜110fpsを維持できるため、60Hzモニターなら快適にプレイできます。
Q5. グラボなしでもフォートナイトで勝てますか?
A. はい、十分に勝てます。Radeon 780M/890Mなら60fps以上を安定して維持できるため、フレームレートで不利になることはありません。上位プレイヤーを目指すなら、外付けグラボ(RTX 3060以上)も検討してください。
Q6. ノートPCでも同じFPSが出ますか?
A. ノートPCの場合、電源設定や冷却性能によってFPSが変わります。電源プランを「高パフォーマンス」にし、冷却パッドを使用することで、デスクトップ並みの性能を引き出せます。
Q7. 他のゲームもプレイできますか?
A. はい、以下のゲームも快適にプレイ可能です。
- APEX Legends: 低設定で80〜100 fps
- VALORANT: 低設定で150〜200 fps
- 原神: 中設定で55〜65 fps
- マインクラフト: 高設定で100fps以上(影MODは厳しい)








