
木工職人向け木材接合用スロットカッターと120度テーパー刃の違い
木材同士をきれいにつなぐには、接合部に合った刃の形と寸法が欠かせません。スロットカッターを探していると、刃径や溝幅の数字に目が向きますよね。
木材接合用の刃には、円盤状の溝切り刃やテーパー形状のほぞ加工刃があります。名前が似ていても、刃の形と加工形状は別です。
今回紹介するのは、120度のテーパー刃が片刃・両刃で各1本入った8mmシャンクのセット。円盤刃の直線溝用カッターとは刃の形が違います。
早見表
| 商品 | 刃の構成 | シャンク径 | 角度 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
AlcheLHymist 2本セット | 片刃1本・両刃1本 | 8mm | 120度 | 2,819円 |
片刃のノッチ用カッターと、両刃のテノン用カッターが1本ずつ入ります。硬化鋼製で、MDF、無垢材、合板などでの使用を想定した構成です。
価格は2026年9月28日時点の参考価格です。Amazonの販売価格は時期によって変わるため、購入時の表示価格を確認してください。
刃径や溝幅を見て円盤状の刃を探している人は、その種類の製品ページで寸法を照合してください。このセットの主な仕様は、120度の角度と8mmシャンク、片刃・両刃の構成です。

120度テーパー刃
このセットは120度のテーパー形状です。刃先が平らな円盤状の溝切り刃とは形が異なり、接合部の加工に使うタイプです。
テーパー刃で加工すると、面に角度がつきます。接合する相手側の形状もそろえる必要があるため、板にまっすぐな矩形溝を作る刃を探している場合は、刃先の角度と加工対象を製品仕様で確かめましょう。
刃径は回転時に刃先が届く範囲に関わります。刃の厚みや作業長は溝幅や加工できる深さに関係し、寸法の見方は製品種によって異なります。
Boschの木工用円盤状スロットカッターの例では、直径は50.8mmです。作業長は2mm、2.5mm、3mmの仕様があります。これはBosch製品の寸法例で、今回のセットの寸法ではありません。Bosch Professionalの仕様
8mmシャンク
シャンクはルーターへ固定する軸部分です。このセットは8mm径で、標準的な8mmコレットのルーターに対応します。異なるコレット径の機種へそのまま取り付ける仕様ではありません。
ルーター本体が8mmコレットに対応しているかを確認してください。刃を保持する部分の規格が合わなければ、刃径や角度が希望に近くても取り付けられません。
円盤状スロットカッターには、刃本体に加えてアーバーや軸の規格も関わる製品があります。Boschの例では本体が8mmシャンクで、ベアリング付きシャンクは別売です。
製品によって必要な構成が異なります。カッター単体か、軸などを含むセットかも確認してください。Bosch Professionalの製品構成
結論
120度のテーパー刃で木材接合部を加工し、ルーターが8mmシャンクに対応するなら、AlcheLHymistの片刃・両刃セットがおすすめです。MDF、無垢材、パーティクルボード、合板を使う家具やキャビネット製作向けの構成です。
板の側面へ一定幅の直線溝を切るなら、円盤状スロットカッターの刃径と作業幅を確認してください。刃径・溝幅別の商品を探している読者に、テーパー刃セットを同じ種類の刃として勧めることはできません。加工形状に合わせて製品種を分けると、購入後の食い違いを防げます。
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