
Avid MTRX StudioのThunderbolt接続|別売モジュール・Dante・DigiLink
MTRX Studioをパソコンへつなぐ方法は、名前が多くて迷いますよね。
パソコン直結用のThunderboltには、別売の内蔵モジュールが必要です。
Avidの音声処理機器(HDX)へつなぐDigiLinkと、有線ネットワーク音声のDanteは本体に備わっています。
この記事では、接続の選び方とThunderbolt直結に必要な物を紹介していきます。
MTRX Studio接続
現在の機材に当てはまる行を見ると、必要な接続と追加品が分かります。
| 現在の環境 | おすすめの接続 | 追加で必要な物 | 購入判断 |
|---|---|---|---|
| HDXなしでMac/Windowsへ直結 | パソコン直結用のThunderbolt 3 | 別売モジュール、対応ケーブル、専用ドライバー | 本体だけでは直結できない |
| Avidの音声処理機器(HDX)か接続機器(HD Native)を使用中 | Avid機器用のDigiLink | 対応Pro Tools、DigiLink Miniケーブル | Thunderboltモジュールは必須ではない |
| Dante機器や複数室を接続 | 有線ネットワーク音声のDante | 有線LAN、Dante経路設定ソフト(Dante Controller) | Dante機能は本体に標準搭載 |
| パソコンをDante音声へ参加 | 有線ネットワーク音声のDante | 有線LAN、パソコンをDante機器にするソフト(Dante Virtual Soundcard)など | Dante Controllerだけでは音声を送れない |
| HDXと音楽制作ソフトを併用 | DigiLinkとThunderbolt | HDX環境、別売モジュール | 音声経路とクロック設定が必要 |
MTRX Studio本体は共通です。接続方法によって、追加で買う物が変わります。
パソコン直結はThunderbolt、HDX接続はDigiLink、ネットワーク音声はDanteがおすすめです。
MTRX Studio直結
HDXを使わず、MacやWindowsへ直接つなぐなら、Thunderbolt接続がおすすめです。
別売モジュールを本体内部へ入れると、1本のケーブルで最大64チャンネルを送受信できます。
- 本体側:別売のThunderbolt 3 Moduleが必要
- パソコン側:Thunderbolt対応が必要
- ケーブル:20Gbpsまたは40GbpsのIntel認証品
- 専用ドライバー:macOSはMac用(CoreAudio)、WindowsはWindows用(ASIO)
- 本体設定:音声と同じケーブルで操作可能
- 2端子の用途:パソコン接続と機器の数珠つなぎ
- 商品候補:Cable Matters製Thunderbolt 4ケーブル
- 確認済み:Thunderbolt 3後方互換、Intel認証、40Gbps対応
- 未確認:AvidによるCable Matters製品の個別認定

MTRXのDigiLink
すでにHDXかHD Nativeを使っている人は、DigiLink接続がおすすめです。Thunderboltモジュールは要りません。
MTRX StudioにはDigiLink Mini端子が2基あり、合計64チャンネルを送受信できます。
- 対応するPro Tools Ultimate
- HDXカード、HD Nativeカード、またはHD Native Thunderbolt
- DigiLink Miniケーブル
DigiLink Miniケーブルは本体に付属しません。中古機器を組み合わせる場合は、手持ちケーブルも確認してください。
音楽制作ソフトも同じ本体へ直結する人だけ、Thunderboltモジュールを追加してください。
MTRXのDante接続
Dante対応機器や複数室をつなぐ人には、MTRX StudioのDante接続がおすすめです。
Dante機能は標準搭載です。別売カードは要らず、最大64×64チャンネルを送受信できます。
- 音声は有線LANで送り、Wi-Fiは使わない
- Dante Controllerは音声経路とクロックの設定用
- パソコン参加にはDante Virtual Soundcardなどが必要
- 回線を二重化する時は、本体設定用LANを1番端子へ接続
Dante Controllerだけでは、音楽制作ソフトから音を送れません。専用ソフトかDante対応機器を追加してください。
Dante対応とThunderbolt直結は別です。パソコン直結には、Thunderbolt 3 Moduleが必要です。
MTRX Studio同梱品
接続方式が決まれば、同梱品と別売品を分けられます。
DigiLinkとDanteを使い、Thunderboltも追加したい人におすすめです。
| 品目 | 状態 | 必要になる条件 |
|---|---|---|
| 本体、モニター設定機能、本体設定ソフト(DADman)、同期用BNCケーブル2本、DigiLink入出力の利用権、電源ケーブル | 標準同梱 | すべての購入者 |
| Thunderbolt 3 Module | 別売 | パソコンへThunderbolt直結 |
| Thunderboltケーブル | 別売 | パソコンへThunderbolt直結 |
| DigiLink Miniケーブル | 別売 | HDXまたはHD Native接続 |
| アナログ端子を分岐するDB25ケーブル | 別売 | アナログライン入出力を使用 |
| Dante Virtual Soundcardの利用権 | 別売 | パソコンをDante音声へ参加 |
Thunderboltモジュールと各接続ケーブルは別売です。セット品は、商品構成欄でモジュールの有無を確認してください。
高額商品です。販売者、国内保証、返品条件、納期を確認してから購入してください。
MTRXのモジュール取付
Thunderbolt 3 Moduleは、MTRX StudioとMTRX II専用です。初代MTRXには取り付けられません。
- メーカー品番は9900-74167-00
- 商品識別番号(JAN)は4571151770365
製造番号(シリアル番号)がMTRXST-103783以下なら、取り付け前に内部の差し込み口の清掃が必要です。
清掃には指定キットと静電気対策が必要です。天板を開けるため、不安なら販売店へ取り付けを頼みましょう。
中古品は、モジュール認識、清掃履歴、国内保証まで確認してください。
MTRXの対応環境
購入前に、基本ソフト(OS)、Pro Tools、本体設定ソフト、Thunderboltドライバーの組み合わせを確認してください。
- 2026年8月時点のOSはmacOS 11〜26、Windows 10/11
- Thunderbolt接続のPro Toolsは2023.9以降
- DADmanは5.6.9以降、2026年8月時点の最新版は5.8.2.2
- Mac用ドライバーは1.2.2
- Windows用ドライバーは1.1.2
Pro Tools StudioかUltimateでは最大64入出力、Artistでは16入出力です。
Introも接続対象ですが、入出力数の上限は確定していません。利用前に現行版を確認してください。
Apple製チップかIntel製チップかでも条件が変わります。注文前にパソコンの構成と照合しましょう。
Q&A
Q. Thunderbolt 4やUSB4端子のパソコンなら接続できますか?
A. USB-C端子の形だけでは決まりません。Thunderbolt対応、OS、Avidドライバーの組み合わせを確認してください。
Q. MTRX IIの最大256チャンネルはMTRX Studioにも当てはまりますか?
A. 当てはまりません。MTRX Studioは最大64チャンネルです。同じモジュールでも256チャンネルには増えません。
Q. 192kHzではDanteやDigiLinkのチャンネル数が減りますか?
A. 減りません。44.1〜192kHzで、DigiLinkは最大64チャンネル、Danteは64×64チャンネルです。
MTRX接続の購入結論
使う機材が決まれば、必要な物も決まります。MTRX Studio本体は、どの接続でも共通です。
- HDXなしの直結は、Avid MTRX Studio本体、Thunderbolt 3 Module、Thunderbolt 3後方互換を明記したCable Matters製Thunderbolt 4ケーブルがおすすめ
- HDXやHD Nativeを使うなら、Avid MTRX Studio本体とDigiLink Miniケーブルがおすすめ
- Dante機器をつなぐなら本体標準のDante、パソコン参加にはDante Virtual Soundcardを追加
- 中古本体は、製造番号、清掃履歴、モジュール認識、国内保証を確認
本体とモジュール、ケーブルは別売です。販売者、国内保証、納期、ケーブル仕様を確認して一緒に注文してください。

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