仮縫いのミシン速度調節のやり方

仮縫いのミシン速度調節のやり方

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

仮縫いの途中で、針が印を通り過ぎてしまう。

印を外してほどき直すたびに、仮縫いが進まなくなります。

仮縫いは低速で

仮縫いは本縫いより速度を落とし、足かダイヤルでゆっくり送りましょう。印の位置で止めやすくなり、縫い代の幅も目で追いやすくなります。

仮縫いは位置を確かめるための縫いです。速いまま進めると、印を通り過ぎたり、重なった生地の端がずれたりします。速度を落とすと、針が落ちる直前で足をゆるめたり、手元の調節を低速側へ戻したりして、合わなければほどきやすい状態を保てます。

速度を落とす手段

家庭用ミシンで速度を変える手段は、機種によって足元のペダル、本体のダイヤル、手元の起動ボタンに分かれます。付いていない手段を前提にせず、自分のミシンにあるもので低速を作ります。

手段種類操作する場所速度の変え方
フットコントローラー足元のペダル足踏み込みの浅さで変える
速度ダイヤル本体の調節つまみ手元低速側の目盛りへ合わせる
スタート/ストップ手元の起動ボタン手元速度制限を低速にして押す
  • 足で無段階に変えたいときは、フットコントローラーの踏み込みを浅くします。
  • 一定の低速に固定したいときは、速度ダイヤルや速度制限を低速側にします。
  • ペダルとダイヤルの両方がある機種は、ダイヤルを低速側にしたうえで足の踏み込みを浅くします。
  • ダイヤルも速度制限もない機種は、ペダルの踏み込みだけで低速を作り、印の手前で一度止めます。

仮縫いの進め方

仮縫いは、針と糸をそろえてから低速で試し、本布へ移す流れで足ります。ボタンの位置は機種で違うので、特定のボタン名には寄せず、どのミシンでも共通する順番だけを押さえます。

  1. 生地に合う針と糸を付け、ほどきやすいように送りを本縫いより長めにします。
  2. 同じ生地の端切れで低速の試し縫いをし、糸の引きつりと針の進みを見ます。
  3. 印と縫い代に沿って本布を低速で仮縫いし、合わなければ糸をほどきます。
  4. 位置が決まってから、本縫い用の送りと速度に戻して縫い直します。
  • 高速のまま印を追い越さないように、曲がる手前と厚みが変わる手前で一度止めます。
  • 送りを長くしすぎると布が波打ちやすいので、端切れで針目の間隔を見てから本布へ移ります。
  • 仮縫いの糸は後で抜く前提にし、本縫いと同じ強い締め方のまま進めません。
  • 厚い重なりや伸びる生地は、低速でも針が折れることがあるので、針の太さと押さえの圧力を先に確認します。

薄地の仮縫い

たとえば、美咲さんが薄手のブラウスの脇を仮縫いする場合です。速度ダイヤルを低速側にするか、フットコントローラーの踏み込みを浅くし、同じ布の端切れで針目を見てから印に沿って縫います。合わなければ糸をほどき、位置が決まってから本縫いの送りに戻します。

ミシンがない場合のおすすめ

仮縫いを低速で進める場合、ミシンがまだなければ足で速度を変えられるものを用意してください。個人的には、黒でフットコントローラーが標準装備のシンガー SN773K ブラックがおすすめです。足の踏み込みで送りをゆっくりにできるので、印の手前で止めやすくなります。

仮縫いの低速は、標準装備のフットコントローラーで足の踏み込みを浅くして作ります。自動糸調子、自動糸切り、文字刺しゅうは確認していないので、それらが必要な作業の前提にはしないでください。型番とフットコントローラーの装備は、シンガー SN773Kの公式製品ページで確認できます。

シンガー SN773K ブラック
シンガー SN773K ブラック

低速で試し縫い

同じ生地の端切れを低速で縫い、針目の間隔と糸の引きつりを見てから、本布の仮縫いへ進んでください。ミシンがまだ手元にない場合は、シンガー SN773K ブラックの商品ページで、黒のフットコントローラー付きかを確認してみてください。

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