AcerとLenovo、買うならどっちがマシ？徹底比較ガイド

オフ投稿者: sesera

この記事を書いている人（せせら）

普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

「AcerとLenovo、どっちのパソコンを買うのが正解？」
「安さで選ぶならどっち？」
「壊れにくさや使い勝手に違いはあるの？」

コスパ最強のノートPCを探していると、必ず候補に上がるのがAcer（エイサー）とLenovo（レノボ）です。
どちらも台湾や中国を拠点とするグローバルメーカーで、日本メーカーよりも圧倒的に安いのが特徴ですが、正直どっちを選べばいいか迷いますよね？

結論から言うと、個人的な「マシ」な方の判定は以下の通りです。

失敗したくない、無難に良いものが欲しいなら → Lenovo
とにかく安さ重視、または「軽さ」を追求するなら → Acer
キーボードの打ちやすさを重視するなら → 絶対に Lenovo

私の経験則として、「DELL、HP、ASUS、Lenovoから選んでおけば安牌」という考えがあります。
Acerが悪いわけではありませんが、この「安牌4社」に比べると、キー配列などの細かい部分で少しクセがある印象です。

この記事では、AcerとLenovoの違いを「特徴・キーボード・壊れにくさ」で徹底比較し、あなたに合った1台が見つかるように解説します。

AcerとLenovoのざっくりイメージ比較

まずは、両社の立ち位置を理解しておきましょう。

Lenovo（レノボ）のイメージ

Lenovoは世界シェアNo.1のPCメーカーです。
最大の特徴は、「ThinkPad」という最強のビジネスPCブランドを持っていること。
このThinkPadで培った「頑丈さ」や「キーボードの打ちやすさ」というノウハウが、一般向けの安いモデル（IdeaPadなど）にも活かされています。

また、NECや富士通のPC事業を傘下に持っているため、日本国内でのサポート体制や物流も、外資系メーカーの中ではかなりしっかりしています。
「迷ったらLenovoを買っておけば、少なくとも大失敗はしない」という安心感があります。

Acer（エイサー）のイメージ

Acerは、コスパと軽さのチャレンジャーというイメージです。
Lenovoも安いですが、Acerはセール時などに「えっ、このスペックでこの値段！？」という破壊的な価格を叩き出すことがあります。

また、「Swift」シリーズなどの軽量ノートPCが得意で、持ち運びやすさを重視するならLenovoよりも選択肢が広がる場合があります。
ただ、日本市場向けのローカライズ（翻訳やキーボード配置）が、Lenovoに比べると少し甘い部分があり、「エンターキーの周りが窮屈」などのクセが見られることがあります。

ざっくり言うと、

Lenovo：クラスの優等生。何でもそつなくこなすし、信頼できる。
Acer：一芸に秀でた転校生。ハマる人にはハマるが、少しクセがある。

という感じです。

徹底比較：キーボード・壊れにくさ・ラインナップ

細かい違いを見ていきましょう。特に毎日触れる「キーボード」は重要です。

1. キーボードの打ちやすさ

ここは圧倒的にLenovoの勝利です。

Lenovoのキーボードは、キーストローク（押した深さ）やキーの配置が非常に素直で、長時間のタイピングでも疲れにくい設計になっています。特に「ThinkPad」シリーズは世界中にファンがいるほどの打ち心地です。

一方のAcerは、モデルにもよりますが、日本語配列に無理がある機種がたまにあります。
例えば、Enterキーと隣のキーがくっついていたり、BackSpaceキーが小さかったりと、慣れるまでミスタッチしやすい配置になっていることがあります。文章作成やプログラミングをするなら、Lenovoの方がストレスが少ないでしょう。

2. 壊れにくさ・耐久性

ここもLenovoが優勢な印象です。

Lenovoは「ThinkPad」が米軍調達基準（MIL規格）をクリアする頑丈さを売りにしており、その堅牢性のDNAが会社全体に浸透しています。一般向けのIdeaPadも、金属ボディを採用したモデルが多く、剛性感（ガッチリした感じ）があります。

Acerも最近は品質が上がっていますが、安いモデル（Aspireシリーズなど）だと、プラスチック感が強くて「ペコペコ」する筐体も見受けられます。丁寧に扱えば問題ありませんが、ガシガシ持ち運ぶならLenovoの方が安心感があります。

3. 重さと持ち運びやすさ

「軽さ」に関しては、Acerに軍配が上がることが多いです。

Acerの「Swift」シリーズは、14インチでも1.2kgを切るような超軽量モデルを、手頃な価格で出してきます。
Lenovoで同じくらい軽いPCを探そうとすると、「ThinkPad X1 Carbon」や「Yoga Slim」の上位モデルなど、価格がグッと上がってしまいます。

「予算は少ないけど、どうしても軽いPCが欲しい！」という学生さんや営業職の方には、Acerが救世主になるかもしれません。

価格帯別：おすすめシリーズ比較

予算ごとに、どちらのメーカーを見るべきか整理します。

6〜9万円（コスパ重視・普段使い）

最も激戦区の価格帯です。

Lenovo：IdeaPad（アイデアパッド） Slim シリーズ
この価格帯の覇者です。アルミボディの高級感、まともなキーボード、最新のCPU（RyzenやIntel N100など）。迷ったらこれを買っておけば幸せになれます。特にN100搭載モデルやRyzen 5搭載モデルはコスパが異常です。

Acer：Aspire（アスパイア） / Swift Go シリーズ
Aspireはとにかく安いです。「見た目は気にしないから動けばいい」というならアリ。Swift Goは、この価格帯で有機ELディスプレイを搭載していたりするので、「画面の綺麗さ」や「軽さ」を重視するならIdeaPadより満足度が高いかもしれません。

結論：
基本は Lenovo (IdeaPad) 一択。
軽さや画面重視なら Acer (Swift) も検討アリ。

10〜15万円（メインPC・ビジネス・ゲーム）

Lenovo：ThinkPad E / L シリーズ / Legion（ゲーミング）
仕事用ならThinkPadが最強です。キーボードが最高なので、作業効率が段違いです。
ゲーミングPCの「Legion」や「LOQ」シリーズも、冷却性能が高く、エントリー〜ミドルゲーマーに大人気です。

Acer：Swift Edge / Nitro（ゲーミング）
Swift Edgeは「16インチなのに1.17kg」みたいな変態的（褒め言葉）な軽さのモデルがあります。大画面を持ち歩きたいなら唯一無二の選択肢です。
ゲーミングのNitroは、セール時にとんでもない安さになることがあるので、予算重視のゲーマーは要チェックです。