PCの寿命は何年？【2025年版】買い替え時期の見極め方と長持ちさせるコツ

この記事を書いている人（せせら）

普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

「PCの寿命って結局何年くらい？」
「まだ動くけど、買い替えるべきか悩む…」
「高い買い物だから少しでも長持ちさせたい！」

こんな疑問を抱えていませんか？

結論から言うと、PCの寿命は「物理的には5〜10年」ですが、「性能的には5〜7年」が限界です。
特に2025年はWindows 10のサポート終了も控えており、多くの人にとって「買い替えの節目」となる年です。

この記事では、「まだ使えるPC」と「もう限界なPC」を見極めるサインと、3万円台のPCで快適に過ごすための知恵を解説します。

PCの寿命は何年？

まず、PCの寿命には「2つの種類」があることを理解しましょう。
「壊れてないからまだ使える」と思っていると、見えない寿命に気づけないことがあります。

1. 物理的な寿命：5〜10年

ハードウェア（部品）が故障するまでの期間です。

• HDD：3〜4年で故障率が上がる
• ファン：ホコリが詰まって異音がし始める
• バッテリー：膨張したり、充電できなくなる

最近のSSD搭載PCなら、衝撃を与えなければ7〜8年は平気で持ちます。
デスクトップPCならバッテリーがないので、10年以上動くことも珍しくありません。

2. 性能的な寿命：5〜7年

こっちの方が重要です。物理的には動いていても、「遅すぎて使い物にならない」状態です。

• Webサイトの表示に時間がかかる
• YouTubeが高画質で止まる
• 最新のOS（Windows 11）が入らない

スマホも3年経つと動作が重くなりますよね？あれと同じことがPCでも起きます。
「動くけど遅い」は、立派な寿命です。

「買い替え」を見極める5つのサイン

「いつ買い替えればいいの？」
その答えは、PCが以下のサインを出した時です。

特に「1」と「5」は待ったなしです。
起動に3分かかるPCを使い続けるのは、人生の貴重な時間をドブに捨てているのと同じです。

少しでも長持ちさせる！3つのコツ

今あるPC、あるいは新しく買ったPCを少しでも長く使うためのコツを紹介します。
誰でも無料でできることばかりです。

1. 「熱」を逃がす

PCにとって熱は天敵です。特にノートPCを布団やカーペットの上で使うのは厳禁です。
吸気口が塞がれて内部が高温になり、部品の寿命を縮めます。
硬い机の上で使うか、スタンドを使って底面を浮かせましょう。

2. 充電しっぱなしにしない

最近のPCは過充電防止機能がありますが、それでも「常に100%でACアダプターに繋ぎっぱなし」はバッテリーを痛めます。
週に一度はバッテリー駆動で使ってあげたり、設定で「80%充電制限」をかけるのがおすすめです。

3. 「Cドライブ」を空ける

ストレージ（保存容量）がパンパンになると、SSDの寿命が縮まり、動作も遅くなります。
常に20%くらいの空き容量を確保しておきましょう。不要なファイルはクラウドや外付けHDDへ！

2025年、新品PCは何年使える？

「今、3万円の安いPCを買ってすぐに壊れない？」
これ、気になりますよね。

結論、今どきのN100搭載PC（3万円台）なら、5〜7年は余裕で戦えます。

物理的にも性能的にも「5年以上」

• ストレージ：全てSSDなので故障しにくい
• CPU性能：数年前のCore i5並みなので、事務作業なら数年後も現役
• OS：Windows 11対応なので、2030年頃までサポート安心

3万円で5年使えれば、年間コストはたったの6,000円。月額ワンコインです。
高いPCを10年大事に使うより、安いPCを5年ごとに買い替える方が、常に新しい技術の恩恵を受けられて快適だったりします。

よくある質問（FAQ）

Q1. 10年前のPCはまだ使えますか？

A. ネットに繋がないならOKですが、実用は厳しいです。

物理的に動いても、セキュリティリスクが高すぎますし、何より動作が遅すぎてストレスが溜まります。
「思い出の写真を見る専用」とかならアリですが、普段使いはおすすめしません。

Q2. SSDに換装すれば寿命は延びますか？

A. 延びますが、CPUの古さは変わりません。

HDDをSSDに変えれば劇的に速くなります。
しかし、Windows 11非対応のCPUだったり、メモリが4GBしかなかったりすると、結局すぐに限界が来ます。換装の手間と費用を考えると、新品のN100 PCを買った方が幸せになれることが多いです。

Q3. バッテリー交換はした方がいい？

A. メーカー修理なら高いので「買い替え」推奨です。

メーカーに頼むと2〜3万円かかります。それなら新品のN100 PC（3万円〜）が買えてしまいます。
自分で互換バッテリーに交換できるスキルがあるならアリですが、自己責任になります。

Q4. 中古PCってどうなの？

A. 「当たり外れ」が激しいので、初心者には非推奨です。

「5年落ちの元企業リースPC」などが安く売られていますが、バッテリーやSSDが消耗していることが多いです。
3万円出せば新品のN100 PCが買える現在、あえて中古のリスクを負うメリットは薄いです。

Q5. 処分するときはどうすればいい？

A. 自治体の回収ボックスか、無料回収サービスへ。

「小型家電リサイクル法」により、多くの自治体で無料回収ボックスが設置されています。
または「リネットジャパン」などの宅配回収サービス（条件により無料）を使うのも便利です。HDD/SSDのデータ消去だけは忘れずに！

まとめ：PCの寿命＝「我慢の限界」

PCの寿命は、画面が映らなくなった時ではありません。
あなたが「遅い！使いにくい！」とストレスを感じた時が、そのPCの寿命です。

• 起動が遅い
• Windows 11が入らない
• バッテリーが死んでいる

これらに当てはまるなら、感謝を込めて引退させてあげましょう。
そして、3万円台の新品N100 PCで、サクサク快適なデジタルライフを手に入れてください。

具体的なおすすめモデルについては、以下のランキング記事で紹介しています。

👉 コスパ最強のN100搭載PCオススメランキング｜ノートPC, ミニPC