
テレワーク用PCは会社支給なし?【2025年版】自腹で買う場合の最安スペック

この記事を書いている人(せせら)
普段はITフリーランスとして活動しています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。
「来月からテレワークだけど、PCは自前で用意してね」
「えっ、会社から支給されないの!?」
「自腹なら安く済ませたいけど、仕事で使うし変なのは買えない…」
こんな「まさか」の事態に直面していませんか?
会社のために働くのに、道具は自腹…ちょっと納得いきませんよね。
結論から言うと、自腹テレワークなら「Intel N100搭載PC」以外ありえません。
予算3〜4万円で、会社の支給PC(10万円クラス)と同じ仕事ができます。
この記事では、エンジニア視点で「自腹でも損しない最低限のスペック」と、「絶対に買ってはいけないPC」をズバリ解説します。
目次
そもそも、なぜ「自腹」なのか?
「ケチな会社だなあ」と思うかもしれませんが、実はメリットもあります。
- 監視ソフトが入っていない:サボり監視やキーログ取得ツールがないので精神的に楽。
- プライベートでも使える:仕事が終わればYouTube専用機に早変わり。
- 好きなソフトを入れられる:管理者権限がないイライラから解放されます。
「自分の所有物」になるので、会社を辞めても手元に残ります。
そう考えれば、3万円の出費は「自由への投資」とも言えます。
テレワークに必要な「リアルな」スペック
「ZoomしながらExcel開いて、ブラウザで調べ物…」
これくらいなら、ハイスペックPCは不要です。
私の推奨する「最低ライン」はこれです。
| パーツ | 必須スペック | 理由 |
|---|---|---|
| CPU | Intel N100 | ZoomもOfficeも余裕で動くコスパ最強CPU。 |
| メモリ | 16GB | ここ重要。8GBだとTeamsとブラウザ同時起動で重くなる。 |
| ストレージ | SSD 256GB〜 | データはクラウド(Googleドライブ等)保存が基本ならこれで十分。 |
| 画面サイズ | 14インチ以下 | 15.6インチはデカすぎて邪魔。モニターに繋ぐのが正解。 |
なぜ「N100」で十分なのか?
実は、多くの会社で支給されている「10万円のビジネスPC(Core i5)」と、3万円の「N100 PC」は、体感速度がほぼ変わりません。
会社のPCが重いのは、スペックのせいではなく「ウイルス対策ソフト」や「監視ツール」が裏で動いているからです。
素のWindowsが入ったN100の方が、よっぽどキビキビ動きます。
「ノートPC」か「ミニPC」か?
自腹で買うなら、以下の基準で選んでください。
1. 持ち運ぶなら「14インチ以下のノートPC」
カフェやコワーキングスペースで仕事をするならノートPC一択です。
ただし、15.6インチ以上のデカいノートPCはやめましょう。
重くて持ち運べないし、家で使うにも邪魔です。
- おすすめメーカー:DELL, HP, ASUS, Lenovo
- 避けるべき:無名の中華ブランド(ただしCHUWIだけはギリ許容範囲)
2. 家専用なら「ミニPC + モニター」
個人的にはこっちが最強です。
N100搭載のミニPC(約2.5万円)に、24インチのモニター(約1.5万円)を繋ぎます。
- 総額4万円で大画面環境が手に入る
- 姿勢が良くなり、肩こりが減る
- 自分の好きなキーボードが使える
「PCは作る(生産する)ための道具」です。
小さい画面で猫背になって仕事をするより、大画面で効率よく終わらせて、残った時間を趣味に使いましょう。
これだけは「買うな」!3つの地雷
安く済ませたい気持ちは分かりますが、これに手を出したら「安物買いの銭失い」になります。
× 日本メーカーの型落ち中古PC
「安心の国産!」と書かれた、5年前のNECや富士通の中古PC。
これらは絶対に買わないでください。
CPUが古すぎてWindows 11がまともに動かないし、バッテリーも死んでいます。3万円の中古を買うなら、3万円の新品N100を買う方が100倍マシです。
× メモリ4GB / 8GB のPC
「事務作業なら8GBで十分」というのは過去の話です。
今のTeamsやSlackはメモリを大量に食います。
Zoom中に画面共有した瞬間、PCが固まって冷や汗をかきたくなければ、迷わず16GBを選んでください。
× HDD搭載モデル
今どき新品では少ないですが、中古だとまだあります。
HDD(ハードディスク)は起動だけで数分かかります。
「SSD」と書かれているもの以外は、視界に入れないでください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 会社に費用請求できませんか?
A. 「補助」が出るか確認しましょう。
全額支給は無理でも、月額数千円の「テレワーク手当」や「機材購入補助」が出る会社はあります。
ダメ元で総務に聞いてみましょう。経費精算できればラッキーです。
Q2. Officeソフトはどうすればいい?
A. 会社のアカウントが使えるはずです。
Microsoft 365(旧Office 365)を導入している会社なら、個人のPCにインストールしてもOKなライセンス契約になっていることが多いです。
もしダメなら、互換ソフト(WPS Office)か、Web版の無料Officeを使いましょう。自腹で3万円の純正Officeを買う必要はありません。
Q3. セキュリティは大丈夫?
A. Windows標準のセキュリティで十分です。
Windows 11標準の「Microsoft Defender」は非常に優秀です。
怪しいサイトを見たり、変なファイルをダウンロードしなければ、有料のウイルス対策ソフトは不要です。
Q4. Macじゃダメですか?
A. 仕事で使うソフトによります。
会社のシステムがWindows専用(IEモード必須など)の場合、Macだと仕事になりません。
特にこだわりがなければ、安くて互換性の高いWindows機が無難です。
「プログラミングでLinux環境が必要」とかならMacもありですが、初心者はWindowsにしておきましょう。
まとめ:3万円で「自由な働き方」を買おう
会社支給なしは、ピンチではなくチャンスです。
重くて監視ソフト入りの社用PCを使うより、自分好みの軽快なPCで仕事ができます。
- CPU:Intel N100
- メモリ:16GB(絶対!)
- メーカー:DELL, HP, Lenovo が安牌(中華ならCHUWIまで)
これさえ守れば、3〜4万円で快適なテレワーク環境が整います。
浮いたお金で、美味しいコーヒーでも飲みながら優雅に仕事をしましょう。
具体的なおすすめモデルは、以下のランキング記事で紹介しています。
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