ソニー、配信再生の電池持ちを最大約72%伸ばした新型ウォークマン3機種を発売

ソニー、配信再生の電池持ちを最大約72%伸ばした新型ウォークマン3機種を発売

オフ 投稿者: せせら編集部

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2026年10月16日 21:50(日本時間)時点

ウォークマンは、ソニーが手がける持ち運び用の音楽プレーヤーです。ネットの音楽配信サービスを聴くときの音の良さと電池の持ちを高めた新しいモデルが登場します。

何が起きた?

  • ソニーは、持ち運び用の音楽プレーヤー「ウォークマン」の新型3機種を同時発売する
    • 2026年11月27日の発売予定で、最上位のWM1シリーズ2機種と小型のZXシリーズ1機種をそろえる
      • WM1シリーズは、純度約99.99%の無酸素銅を削り出した本体枠の「NW-WM1ZM3」(256GB・税込655,000円前後)と、アルミを削り出した本体枠の「NW-WM1AM3」(128GB・同347,000円前後)を出す
      • ZXシリーズは、上位モデルの技術と部品を小型の本体に詰めた「NW-ZX900」(64GB・税込215,000円前後)を出す
  • ソニーは、他社の音楽配信アプリでも音を滑らかに変換する機能を使えるようにし、電池の持ちも伸ばした
    • 有線のヘッドホンをつないだ際に音源を滑らかな高音質信号へ変換する「DSDリマスタリングエンジン」が、標準の再生アプリだけでなく他社の音楽配信アプリにも新しく対応した
    • 音楽配信やダウンロードを使うときの電池の持ち時間を、従来機種と比べてWM1シリーズで約72%、ZXシリーズで約66%(最大約40時間連続再生)伸ばした

私たちに何が変わる?

  • 利用者は、音楽配信の曲や圧縮された音源を外出先でも充電を気にせず高い音質で聴けるようになる
    • 本体のWi-FiとAndroidを使って音楽配信やダウンロードのサービスを直接動かし、無線のイヤホンをつなぐときも圧縮音源をAIでリアルタイムに補う「DSEE Ultimate」を使える
    • WM1シリーズを選ぶ場合は、従来機種より大きい5.5インチの画面で曲選びや操作ができる
    • 音源を滑らかな高音質信号へ変換する機能を使うには、無線ではなく有線のヘッドホンをつなぐ必要がある
  • 購入を検討する人は、発売前に全国5か所のソニーストアで実機を試せる
    • 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神の店舗で、2026年10月16日から展示されている3機種を先行体験できる
    • 「NW-WM1ZM3」に専用ケースや無酸素銅のキーチャームを付けたソニーストア限定セットを希望する場合は、10月25日23時59分までに抽選販売へ応募する必要がある

なぜそうした?

  • ソニーは、他社の音楽配信アプリでも専用機ならではの高音質と長い再生時間を両立させる狙いと考えられる
    • 従来機種は、音源を滑らかな信号へ変換する対象が標準の再生アプリに限られ、他社の音楽配信アプリでは使えなかった
    • 配信アプリの動作と高音質への変換で増える電力消費や雑音を抑えるため、省電力の新設計と部品構造の見直しを組み合わせたとみられる
      • WM1シリーズは背面の枠を従来のアルミから金メッキの無酸素銅へ変え、基板と背面の枠をそれぞれ本体の主枠へ直接固定した
      • WM1シリーズで電気を蓄える大容量の部品(コンデンサー)を従来の1基からデジタル部とアナログ部で独立した2基へ増やし、雑音の干渉を抑えた
      • 3機種とも、音を大きくするデジタルアンプ「S-Master HX」に音の立ち上がりの雑音を先読み計算して処理する機能を新しく載せた
    • 小型の「NW-ZX900」にも上位機種と同じ部品を広げることで、持ち運びやすさを重視する層へも高音質と長い電池持ちを届ける狙いと考えられる
      • WM1シリーズと共通の大容量高音質バッテリーや金メッキ無酸素銅の背面枠を、ZXシリーズとして初めて採用した

これからどうなる?

  • 音楽プレーヤーを作る企業は、配信アプリの音を整えるソフト処理と雑音・電力を抑える部品設計の両方を持つところが有利になりそう 利用者がスマホではなく専用機で音楽配信を高音質で聴く使い方を広げる場合
    • 他社の配信アプリをそのまま高音質で長時間再生するには、ソフトの変換処理と省電力・雑音対策の本体設計を一体で開発する必要が生じるためと考えられる
    • 上位機種向けに開発した大容量バッテリーや無酸素銅の部品を下位の小型機種へ共通して使う仕組みがあれば、高価な部品を調達・設計する負担を複数モデルで分け合いやすくなりそう
    • 音質設計者の仕事は、本体単体の作り込みから、耳の形に合わせて手づくりするイヤホン「Just ear」で2026年12月上旬に発売予定の調整モデルのように組み合わせる音響機器側の音作りへも広がりそう
    • 利用者は、約21万5,000円から約65万5,000円の本体価格や有線ヘッドホンをつなぐ手間に見合う音の差を感じなければ、スマホでの再生から移りにくい可能性
    • 普段の音楽配信アプリを聴く人が、専用プレーヤーや音を合わせたイヤホンまでそろえる動きがどこまで広がるかが今後の確認点

出典・確認日

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