
Leica Q3とQ3 43の違い|28mm・43mmはどちらを選ぶ?
Leica Q3とQ3 43は、見た目や基本性能がよく似ています。広く写る28mmと、被写体を大きく写す43mmのどちらを買えばいいのか迷いますよね。
旅行や室内で広く撮るのか、人物を少し離れて撮るのか。普段の撮り方によって、買うべきモデルは変わります。
広く撮るならLeica Q3、人物を大きく写すならQ3 43が結論です。撮る場面を当てはめれば、どちらを買うか決められます。
目次
Q3とQ3 43の早見表
Leica Q3とQ3 43は、写真の画素数や動画性能に大きな差はありません。いちばん大きく変わるのは、レンズに写る範囲です。
| 比較項目 | Leica Q3 | Leica Q3 43 |
|---|---|---|
| 向く人 | 旅行や室内を広く撮りたい人 | 人物や街の一部を大きく撮りたい人 |
| 写る範囲 | 28mm。周囲まで広く入る | 43mm。被写体を大きく写せる |
| 主な強み | 風景、建物、複数人を1枚に収めやすい | 人物を少し離れて撮りやすい |
| 最短撮影距離 | センサー面から17cm | センサー面から26.5cm |
| 切り出し機能 | 35・50・75・90mm相当 | 60・75・90・120・150mm相当 |
| 重さ | 約743g | 約793g |
| 税込価格(2026年7月) | 1,188,000円 | 1,287,000円 |
| 購入前の確認 | 人物へ近づくと鼻などが大きく写りやすい | 室内では後ろへ下がれず、画面が狭くなりやすい |
1台で旅行から室内撮影までこなすならLeica Q3、人物や日常の一場面を大きく残すならLeica Q3 43がおすすめです。


旅行と室内はライカQ3
旅行へ1台だけ持って行くならLeica Q3がおすすめです。28mmは風景や建物に加え、ホテルの部屋や店内も広く写せます。
室内は壁や家具があり、後ろへ下がれない場面が多いですよね。Leica Q3なら家族やテーブル全体も1枚に収めやすくなります。
人物へ近づきすぎると、鼻など顔の手前が大きく写ります。Leica Q3では、人物の周囲まで入れると顔の変形を抑えられます。

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人物ならライカQ3 43
人物を中心に撮るならLeica Q3 43がおすすめです。43mmは少し離れた位置から、顔や上半身を画面へ大きく入れられます。
Leica Q3で顔を撮ろうと近づくと、鼻や頬が大きく見えます。Q3 43なら距離を取れるため、鼻や頬が強調されにくくなります。
弱点は、全身や周囲の景色まで入れる時に、後ろへ下がる場所が必要なことです。狭い室内で家族を撮るならLeica Q3が向きます。

28mm派はライカQ3
普段から28mmや35mmで撮る人にはLeica Q3がおすすめです。被写体と一緒に、その場の風景や人の動きまで残せます。
街角では立ち位置を大きく変えず、目の前の光景を広く収められるのが強みです。広めに撮った写真は、必要な部分だけ後から切り出せます。
同じ場所から撮ると、人物や物はQ3 43より小さく写ります。被写体を大きく写すには、自分から近づく必要があります。
50mm派はライカQ3 43
普段から50mmで撮る人にはLeica Q3 43がおすすめです。43mmは50mmより少し広く、人物や街の一部を大きく写せます。
Leica Q3で50mm相当に切り出すと、写真は約1900万画素になります。
Q3 43は43mmのまま約6030万画素を使えるため、髪や服の細部まで残せます。
ただし、43mmは50mmより周囲が少し広く入ります。50mmの狭さを求める人は、購入前に同じ場所で撮り比べてください。
ボケならライカQ3 43
背景を大きくぼかすなら、Leica Q3 43がおすすめです。43mmは人物や物を大きく写し、背景をやわらかくぼかせます。
レンズの明るさはQ3がf/1.7、Q3 43がf/2です。ただ、人物を同じ大きさで写すと、Q3 43の方が背景は大きくぼけます。
風景を入れる人物写真では、Leica Q3の28mmが背景を広く残します。Q3 43の43mmなら、人物を画面へ大きく写せます。
接写ならライカQ3
花や料理、小物へ近づいて撮るならLeica Q3がおすすめです。最短撮影距離は、カメラ内部のセンサー面から17cmです。
Leica Q3 43の最短撮影距離は、センサー面から26.5cmです。狭いテーブルでも花や料理へ寄りやすいのはQ3です。
ただし、28mmは周囲も広く写ります。小さな物だけを大きく見せるには、被写体へ近づく必要があります。
Q3とQ3 43の切り出し
クロップ(切り出し)とは、写真の中央だけを切り出して大きく見せる機能です。遠くを大きくするほど、写真に残る画素数は少なくなります。
| 機種 | 写る範囲 | 残る画素数 |
|---|---|---|
| Leica Q3 | 28mm | 約6030万画素 |
| 35mm相当 | 約3900万画素 | |
| 50mm相当 | 約1900万画素 | |
| 75mm相当 | 約800万画素 | |
| 90mm相当 | 約600万画素 | |
| Leica Q3 43 | 43mm | 約6030万画素 |
| 60mm相当 | 約3100万画素 | |
| 75mm相当 | 約2000万画素 | |
| 90mm相当 | 約1400万画素 | |
| 120mm相当 | 約800万画素 | |
| 150mm相当 | 約500万画素 |
Leica Q3の写真を43mm相当へ切り出すと、約2560万画素です。Q3 43の約6030万画素や背景のぼけ方は再現できません。
広く撮って後から切り出す人にはQ3、撮影時から人物を大きく写す人にはQ3 43がおすすめです。
Q3とQ3 43の価格差
2026年7月の税込価格は、Leica Q3が1,188,000円、Q3 43が1,287,000円です。差額は99,000円です。
Q3 43は上位機ではなく、43mmの写りへ差額を払う機種です。人物撮影の大きな背景ぼけと約6030万画素を得られます。
28mmで旅行や室内まで広く撮るなら、価格が低いLeica Q3がおすすめです。用途が広いうえ、必要な部分は後から切り出せます。
日本向けの商品コードはQ3が19081、Q3 43が19085です。購入前に商品コード、国内保証、返品条件を確認してください。
QA
Q3とQ3 43のフィルター
両機とも直径49mmのフィルターを使えます。ただし、レンズフードやフロントリングはレンズ形状が違い、共用できない物があります。
Q3とQ3 43の充電方法
バッテリーチャージャーは別売です。本体のUSB-C端子から充電できるため、購入直後はUSB-C充電を使えます。予備バッテリーを本体と別に充電するなら、専用チャージャーも用意してください。
Q3とQ3 43の雨天使用
両機ともIP52相当の防塵・防滴ですが、防水カメラではありません。水滴への配慮はありますが、水中や豪雨、強い水流での使用には向きません。
Q3とQ3 43の元画像
撮影後に調整しやすい保存形式(DNG)は切り出し前の全体も保持するため、対応ソフトで元の範囲へ戻せます。一般的な画像形式(JPEG)は枠外を切り落として保存するので、後から広い範囲へ戻せません。
Q3とQ3 43のまとめ
旅行・室内・風景・複数人・接写を1台で撮る人にはLeica Q3がおすすめです。28mmで広く写し、必要な部分は後から切り出せます。
人物・50mmに近い写り・背景のぼけを求める人にはLeica Q3 43がおすすめです。43mmで被写体を大きく写せます。


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