
RIGOL MHO5104の標準プローブとオプション|校正・国内保証
MHO5104は、標準プローブでどこまで測れるのか分かりにくいですよね。
付属プローブは500MHzまでなので、1GHz測定には50Ω入力と対応する接続部品が必要です。
追加品、校正書類、国内保証の条件は、購入前に決めておきましょう。
MHO5104の標準付属品
MHO5104には、電源不要の受動プローブRP3500Aが4本、電源コードとUSBケーブルが付属します。
- 本体帯域:50Ω入力で1GHz、1MΩ入力で500MHz
- RP3500Aの帯域:500MHz
500MHzまでの一般信号を4点測るなら、本体だけの購入がおすすめです。
1GHz用やデジタル信号用のプローブ、信号出力機能、校正書類は別売です。国内保証の対象は購入前に販売者へ確認してください。
用途別MHO5104購入構成
追加品は、測定帯域、デジタル信号の本数、出力機能、解析内容で決まります。
測りたい内容を表から選ぶと、必要な構成を絞れます。
| 測定したい内容 | 購入構成 | 判断の要点 |
|---|---|---|
| 500MHzまでの一般信号 | MHO5104本体 | RP3500Aが4本付属 |
| 1GHz付近の低電圧信号 | MHO5104本体+RP6150AまたはPVA8150S・RP7150S | 本体は50Ω入力。測定先の出力抵抗も確認 |
| デジタル信号4・8・12・16本 | MHO5104本体+PLA3204を1・2・3・4セット | 1セットは4入力 |
| テスト信号出力・周波数を変えた反応測定 | MHO5104本体+MHO5000-AWG | 2チャンネル・50MHz |
| 車載通信(CAN)の解析 | MHO5104本体 | CAN解析は標準機能 |
| CANの拡張規格(CAN FD)・LIN車載通信 | MHO5104本体+MHO5000-AUTOA | CAN FDとLINの解析を追加 |
| 電源回路の解析 | MHO5104本体+MHO5000-PWRA+高電圧差動・電流プローブ | 電圧範囲、安全区分、2本へ共通する電圧、電流定格を確認 |
| 校正記録が必要 | MHO5104本体+指定した校正書類 | 書類名と校正範囲を見積書へ記載 |
500MHzまでの一般信号なら、本体だけで測定を始められます。
追加品が販売ページにない場合は、型番を伝えて国内窓口へ見積もりを依頼してください。
MHO5104で1GHz測定
MHO5104は50Ω入力で1GHz、付属RP3500Aは1MΩ入力で500MHzまでです。
RP6150Aは1.5GHz・500Ωで、出力抵抗が低い測定点に使います。
RP6150Aは一般的な10MΩプローブの代用品ではないため、最大入力と安全区分を購入前に確認してください。
測定先への負荷を抑える場合と高電圧では、必要なプローブが異なります。
- PVA8150S・RP7150S:高入力抵抗のアクティブプローブ。接続部品、最大入力、価格を確認
- 高電圧差動プローブ:2本の線の電圧差を測定。電圧範囲、安全区分、共通電圧を確認

MHO5104追加オプション
PLA3204は1セットでデジタル信号を4本測るため、16本なら4セット必要です。
追加料金なしで解析できる通信は、並列、RS-232/UART、I2C、SPI、CANです。
- 2チャンネル・50MHzの信号出力:MHO5000-AWG
- CANの拡張規格(CAN FD)・LIN:MHO5000-AUTOA
- FlexRay車載通信:MHO5000-FLEXA
- I2Sデジタル音声通信:MHO5000-AUDIOA
- MIL-STD-1553航空通信:MHO5000-AEROA
- SENTセンサー通信:MHO5000-SENTA
- 電源効率や損失の解析:MHO5000-PWRA。高電圧差動・電流プローブは別売
- 複数機能の一括版:注文型番と収録機能を見積書へ記載
MHO5104の校正書類
プローブの波形を整える補正、本体内部の誤差を整えるセルフ校正、提出用の校正は別です。前の2つだけでは証明書になりません。
30分以上の予熱と入力の切り離しを済ませ、前回の基準環境から5℃以上変わった場合にもセルフ校正を実行してください。
定期校正の推奨間隔は18か月です。測定値を国家標準までたどれる書類が必要なら、外部校正が必要です。
発注時は、必要書類と校正範囲を見積書へ記載してもらってください。指定する項目は次の通りです。
- 校正証明書、試験成績書、測定値のつながりを示す体系図
- 本体4入力、時間軸、帯域、50Ω・1MΩ入力の校正範囲
- RP3500Aや追加プローブを校正対象へ含めるか
- 国内認定校正(JCSS)や中国の認定機関(CNAS)の要否
- 校正前後の測定値、調整、納期、送料
MHO5104の国内保証
MHO5104本体の標準保証は3年です。RP3500Aなどのプローブとアクセサリーは3年保証の対象外です。
国内保証が必要なら、支払い前に次の項目を販売者へ確認してください。
- 現在の販売者と請求書の発行元
- 国内保証を照会できるシリアル番号か
- 日本向け電源コードが付くか
- 初期不良の受付先と国内の修理送付先
Amazonの商品名や3年保証の表記だけでは、国内保証の対象シリアルか判断できません。
購入後はRIGOL Japanのシリアル番号検索で保証期間が分かります。故障時は国内窓口へ依頼してください。定期校正は別料金です。
Q&A
Q. DHO5104とMHO5104は同じ製品ですか?
A. いいえ。DHO5104には16本のデジタル入力と信号出力機能がありません。
Q. MHO5104に1GHz帯域アップグレードは必要ですか?
A. 不要です。MHO5104は購入時から1GHzです。帯域追加は500MHzのMHO5054向けです。
Q. MHO5104をラックに固定できますか?
A. できます。別売のラック取付キットRM6051を追加してください。
MHO5104の購入判断
500MHzまでの一般信号なら、RIGOL MHO5104本体と付属のRP3500Aが4本ある構成がおすすめです。
- 1GHz付近の信号:50Ω入力と、測定先への負荷を確認した高帯域プローブ
- デジタル信号4〜16本:PLA3204を1〜4セット
- 2チャンネル・50MHzの信号出力:MHO5000-AWG
- CANの拡張規格(CAN FD)・LIN:MHO5000-AUTOA
- 電源効率や損失の解析:MHO5000-PWRAと高電圧差動・電流プローブ
校正書類が必要な法人や研究室では、書類名、校正範囲、発行元を含む見積書が必要です。
国内保証が必要な場合は、販売者、対象シリアル、請求書、修理窓口の事前確認が欠かせません。
必要なプローブと機能、校正書類、国内保証の条件を決めた構成で、MHO5104を注文してください。

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