
同じファイル名で中身が違うものを分けてから移す方法
同じ名前のファイルがいくつもあって、どれを移せばいいのか分からなくなる。
名前が同じなのに中身が違うと、まとめて移すところで手が止まります。
移す前に中身を分ける
同じファイル名でも中身が違うものは、移す前に別の場所へ分けてから外付けSSDへコピーしましょう。名前が同じまままとめて移すと、後から来たファイルが先のファイルを上書きしたり、コピーが飛ばされたりして、片方の中身が残りません。
中身を先に照合して別の場所へ分けると、同じ名前のまま移したときに片方を上書きして失う負担を避けられます。サイズや更新日時だけでは中身の違いが確定しないので、照合したあとでコピーします。
中身を比べる手段
名前が同じファイルの中身を見るには、OSに付いている機能と無料の比較ソフトを使い分けます。画面のボタン位置はソフトごとに違うので、ここでは役割だけを整理します。
| 手段 | 種類 | 対応OS | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| エクスプローラー | OS標準 | Windows | サイズと更新日時を並べる |
| Finder | OS標準 | macOS | サイズと更新日時を並べる |
| certutil | OS標準 | Windows | 中身から計算した値を比べる |
| shasum | OS標準 | macOS | 中身から計算した値を比べる |
| WinMerge | 無料ソフト | Windows | テキストやフォルダの差分を見る |
- まずサイズと更新日時を見て、明らかに違う候補を拾います。
- サイズが同じでも中身が違うことがあるので、値の照合か差分表示で中身を確認します。
- 文章や表計算の中身を目で見たいときは比較ソフト、数が多いときは値の照合を使います。
- 外付けSSDへのコピーそのものは、OSのコピーで足ります。比較ソフトは分ける前の確認に使います。
分けてから移す流れ
移す順番は、探す、中身を確認する、別の場所へ分ける、コピーして件数を見る、の4つです。細かいメニュー操作はソフトによって違うので、共通する流れだけを置きます。
- 同じファイル名のものを集め、サイズと更新日時を並べます。
- サイズが違っても同じでも、中身の照合で違うものだけを残します。
- 中身が違うものは、元の場所が分かる名前の別フォルダへ分けます。
- 分けたフォルダを外付けSSDへコピーし、件数と合計サイズを元と比べます。
- 切り取りで移すと、失敗したときに元が残りません。先にコピーしてから元を消します。
- 更新日時が新しい方を正しい中身だと決めません。中身が違うなら両方残します。
- 名前だけを変えて同じフォルダへ戻すと、再び衝突します。分けた場所を保ったまま移します。
- コピー後に元を消すのは、件数とサイズが揃ったあとです。SSDへ移しただけをバックアップ完了にはしません。
同名で中身が違う例
たとえば、佐藤さんは仕事用と控え用のフォルダに、どちらも「見積.xlsx」というファイルを持っていました。サイズは近くても中身が違うので、値を照合してから、元のフォルダ名を付けた別々の場所へ分けます。そのあと、分けたフォルダを外付けSSDへコピーし、件数と合計サイズが元と揃ってから元を消します。
おすすめの外付けSSD
分けたフォルダを外へ移すとき、外付けSSDがまだなければ1台あるとコピー先を作れます。個人的にはKingston XS1000 2TB ブラックがおすすめです。USB 3.2 Gen 2の2TBモデルで、最大の読み出しは1050MB/s、書き込みは1000MB/sなので、分けたファイルをまとめて移す先に使いやすいです。
1TBを超えて2TB以内に収まる量なら、分けたファイルの移し先に使えます。防水防塵のIP規格はなく、4TB以上を一つにまとめる用途には向きません。容量とUSB接続はKingston XS1000 2TBの公式ページで確認できます。

まず中身を分ける
同じ名前のファイルは、サイズと更新日時を並べてから中身を照合し、違うものだけ別の場所へ分けてみてください。外付けSSDがまだない場合は、紹介したKingston XS1000 2TB ブラックの商品ページで容量と接続を確認してみてください。
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