
Gleamの基本的な構文とデータ型

この記事を書いている人(せせら)
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今回はgleamの基本的な構文とデータ型について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
目次
変数と関数の宣言
まずは変数の宣言方法から見ていきましょう。gleamではletを使って変数を宣言します。
let name = "Alice"
let age = 25関数はpub fnまたはfnで宣言します。戻り値の型は->の後に書きます。
pub fn add(x: Int, y: Int) -> Int {
x + y
}関数は非常によく使う機能なので、きちんと理解しておくことが大切ですね。戻り値の型を明示的に書くことで、コードが読みやすくなります。
基本データ型
gleamには以下の基本データ型があります。
- Int: 整数型 (
1,-42) - Float: 浮動小数点数 (
3.14,-0.001) - String: 文字列型 (
"Hello") - Bool: 真偽値 (
True,False)
これらの型は他のプログラミング言語でもよく見かけるものですが、gleamではより安全に扱えるように設計されています。例えば、暗黙の型変換がないため、意図しない動作を防ぐことができます。
パターンマッチング
gleamの特徴的な機能の1つがパターンマッチングです。case式を使って値のパターンを分岐させることができます。
pub fn describe_number(x: Int) -> String {
case x {
0 -> "Zero"
1 -> "One"
_ -> "Something else"
}
}パターンマッチングは複雑なデータ構造を扱う際にとても便利な機能です。コードがより読みやすく、メンテナンスしやすくなります。
カスタム型の定義と使用
独自の型を定義することもできます。type文を使って定義します。
pub type Color {
Red
Green
Blue
Custom(Int, Int, Int)
}実際の使用例を見てみましょう:
pub fn describe_color(color: Color) -> String {
case color {
Red -> "赤色です"
Green -> "緑色です"
Blue -> "青色です"
Custom(r, g, b) -> "カスタムカラーです"
}
}カスタム型を使うことで、より表現力豊かなプログラムを書くことができます。特にドメイン固有の概念をコードで表現する際に重宝しますね。
以上が、gleamの基本的な構文とデータ型の解説でした。シンプルながら強力な機能を持つgleamは、特に関数型プログラミングを学び始めた方にぴったりだと思います。
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