内臓GPUの性能が良いミニPCをコスパ順でまとめてみた
最近ミニPCが人気ですよね。省スペースなのに性能は十分、しかも消費電力も抑えられるというイイとこ取りな存在です。特に最近は内蔵GPUの性能が大幅に向上していて、ちょっとしたゲームなら専用グラボなしでも楽しめちゃいます。
今回は、2024年4月時点での内蔵GPU性能が優れたミニPCを、実際のベンチマークスコアを基にまとめてみました。予算別におすすめモデルも紹介するので、購入の参考にしてみてください。
目次
内蔵GPUの性能比較表
まずは、主要なCPUの内蔵GPU性能を比較してみましょう。
CPU型番 | 内蔵GPU | ベンチマークスコア | 最低購入価格 |
参考基準 | GeForce GTX 1050 | 8571 | – |
参考基準 | GeForce GTX 1050 Ti | 9453 | – |
参考基準 | GeForce GTX 1650 | 13645 | – |
参考基準 | GeForce GTX 1060 | 17401 | – |
Intel Core i7-1060NG7 | Intel Iris Plus | 4187 | 40000円 |
Ryzen 7 5800U | Radeon Vega 8 | 5891 | 40000円 |
Ryzen 7 5825U | Radeon Vega 8 | 5891 | 40000円 |
Ryzen 7 6800H | Radeon 680M | 10371 | 55000円 |
Ryzen 7 6850H | Radeon 680M | 10371 | 50000円 |
Ryzen 7 7735HS | Radeon 680M | 10371 | 50000円 |
Ryzen 5 7640HS | Radeon 760M | 9603 | 55000円 |
Ryzen 7 7840HS | Radeon 780M | 12785 | 65000円 |
値段に関しては、大体の購入価格をアマゾンや楽天などの商品から導き出しました。ちなみに、今が2024年12月なので、全体の相場が時期的に安くなっている可能性があります。
こうして全体的に見てみると全体的に値段相応という感じでしょうか。正直、予算が出せる範囲で一番性能の良い物を買うのが良いと思います。ただ、Radeon Vega 8だと3Dゲームをするにはキツそうですね。
私の主観ですが、スコアとゲームができる範囲の感覚としてはこんな感じです。
- 5000 … マイクラなど軽量な3Dゲームなら動く、HD画質以下なら3DのFPSゲームも30FPSくらいで動作する
- 10000 … 3DのFPSゲームで、フルHD、画質設定が低くらいなら60FPS前後で動作する
- 15000 … 3DのFPSゲームで、フルHD、画質設定が低くらいなら140FPS前後で動作する
参考にしてみてください。
コスパで言うなら10000スコア辺りの物が一番良さそうだと感じました。
それにしても、内臓GPUがここまでの性能をする時代になった事に驚いています(笑)
コスパ順のおすすめミニPC
私が2024年12月時点の相場を見て、総合的にコスパが良いと感じた物をランキング形式で紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
GMKtec ミニpc AMD Ryzen 7 PRO 6850H
画像引用元URL:https://www.gmktec.com/products/amd-ryzen-7-pro-6850h-mini-pc-nucbox-m7?srsltid=AfmBOopM9RIa0nle25KSmQpHWQix-b-PCcmOxgXgymkOp6joQJSkpS1o
- CPU:Ryzen 7 PRO 6850H
- メモリ:16GB
- ストレージ:512GB
- OS:Windows11Pro
- 4画面出力
- 2.5GbpsLAN
- WiFi6
- OCuLink搭載
- 値段:55000~65000円くらい(時期による)
これは私も購入した商品になります。比較的メジャーな方のメーカーであり、性能も十分、そしてOCuLinkというポートがついているのが嬉しいですね。
OCuLinkは外付けGPUが利用できるポートなので、お金に余裕ができたら新しくGPUを増設する事ができます。
私はこれでCOD BO6というゲームをしているのですが、フルDH画質、画質設定低で60~70FPS安定して出ます。動画編集などにも十分使えますね。APEX、VALORANT、BF、COD、原神、モンハン等のある程度負荷がかかるゲームでも、高画質設定や4k画質にしなければ全然動きますよ。
映画鑑賞などであれば4K画質でも全然大丈夫です。
GMKtec ミニPC AMD Ryzen 5 6600H
画像引用元URL:https://www.gmktec.com/products/amd-ryzen-5-6600h-mini-pc-nucbox-m6?srsltid=AfmBOor-Du7DT9kWcpuD-Uq8x_st0JF273aDXntCOuOOJPT1cKHT1YZ_
- CPU:AMD Ryzen 5 6600H
- メモリ:32GB
- ストレージ:1TB
- OS:Windows11Pro
- 3画面出力
- 2.5GbpsLAN
- WiFi6
- 値段:40000~50000円くらい(時期による)
これは1位の物よりも少しGPU性能が落ちるのですが、40000という価格でメモリ32GB、ストレージに関しては1TBとかなりコスパの良い商品です。
ですが注意点として、マイクラ等の軽量な3Dゲームをしたい人や、簡単な動画編集等をしたい人、4K画質で映像を楽しみたい人向けになります。APEX、VALORANT、BF、COD、原神、モンハン等の負荷がかかる3Dゲームをしたい人は別の物を購入した方が良いでしょう。
MINISFORUM UM760Slim ミニpc AMD Ryzen 5 7640HS
画像引用元URL:https://www.minisforum.jp/products/minisforum-um760-slim?srsltid=AfmBOop-iinMkH64AzoEXRSMkLRMTiQsd89UKtPuJTPDFTE6a2LqvRqQ
- CPU:AMD Ryzen 5 7640HS
- メモリ:16GB
- ストレージ:1TB
- OS:Windows11Pro
- 3画面出力
- 2.5GbpsLAN
- WiFi6
- 値段:55000~70000円くらい(時期による)
MINISFORUM というミニPC界隈ではかなり有名なメーカーの商品になります。こちらもかなり優秀な性能をしており、ストレージも1TBと大容量、そして価格も時期やクーポンによっては55000円前後で買えるというかなりコスパの良い商品になってます。
ただ、1位の物にはついていたOCuLinkというポートがありません。USB4でも外付けGPUは動かせますが、OCuLinkの方が30%ほど高いGPU性能を引き出せます。
CPUが1位の物と同様なので、同じようにフルHDでの3DのFPSゲームや、動画編集などは全然可能です。動画編集をする方はストレージが多いこちらの方がお勧めです。
まとめ
今回は内臓GPUが優秀でコスパの良いミニPCを紹介してみました。
随時更新したり、オススメの物があったら追加していくのでよろしくお願いします。
- 内蔵GPUのRadeon 680M,760MでCS:GO2は動く?|AMD Ryzen 7 6850Hの実力を検証!
- 内蔵GPUのRadeon 680M,760MでCOD BO6は動く?|AMD Ryzen 7 6850Hの実力を検証!
- 内蔵GPUのRadeon 680M,760MでVALORANTは動く?|AMD Ryzen 7 6850Hの実力を検証!
- 内蔵GPUのRadeon 680M,760MでAPEXは動く?|AMD Ryzen 7 6850Hの実力を検証!
- 内臓GPUの性能が良いミニPCをコスパ順でまとめてみた
- TypeScriptで非推奨になっている機能一覧
- TypeScriptのexport defaultが非推奨となっていた件
- TypeScriptのNamespaceが非推奨となっていた件
- TypeScriptのthis.constructorが非推奨となっていた件
- TypeScriptのコンストラクタ引数でのpublic/privateが非推奨となっていた件
- TypeScriptのvarキーワードが非推奨となっていた件
- TypeScriptのFunction型が非推奨となっていた件
- TypeScriptのString, Number, Boolean型が非推奨となっていた件
- TypeScriptのanyが非推奨となっていた件
- TypeScriptのenumが非推奨となっていた件
- 内蔵GPUのメモリ割り当てを増やす方法【2024年版】
- ウォーターフォールは間違っている!私がアジャイル開発をエンジニアに勧める理由
- IT業界の酷い下請け構造は誰のせいなのか
- IT業界の下請け構造が酷すぎる!!
- クラウディアと他のクラウドソーシングサービスの比較
- Zigプログラミング言語とは?RustやC++との違いを解説
- めっちゃ早いPython?Nimというプログラミング言語について
- Rubyの静的型付け版?Crystalってどんな言語なのか解説
- Elixirは開発しづらい?Gleamへ移行しよう – 開発体験が劇的に改善
- Gleamの基本的な構文とデータ型
- Gleamの環境構築方法[Linux]
- Gleam言語でのWebアプリ開発ロードマップ
- MacBook Pro M1の外部ディスプレイちらつき現象について
- MacBook Air M2で4K60Hz外部ディスプレイを使用する方法
- Ryzen 7040HS Phoenix搭載LinuxマシンのGPUドライバー設定ガイド
- 注目を集める新星Gleam言語!Elixirとの違いから見る特徴と可能性
- DellとHP、買うならどっちがマシ?徹底比較ガイド
- サブドメインのメリット・デメリットを徹底解説!
- 中古ドメインって実際どうなの?メリット・デメリットを解説
- ノートパソコン バッテリー持ち ランキング【2024年4月】徹底比較!
- なぜ安い?workドメインが安価な理由を徹底解説!
- メキシコペソ投資ってどうなの?過去データで見る特徴とリスク
- なぜ私がトルコリラ投資をおすすめしないのか – データで見る実態と注意点
- 【2024年4月最新】世界の通貨別金利ランキング!今一番利回りが高い通貨はコレだ!
- 金利5%台!?米ドル保有で高金利を受け取る方法
- axumのルーティングを整理して別ファイルに分ける方法
- Acitx-webとAxumってどっちがいいの?RustのWebフレームワーク比較
- 次期C#?注目のプログラミング言語F#を徹底解説
- 電気ストーブと石油ストーブはどっちがいい?費用や特徴を徹底比較!
- ゲーミングキーボードって正直あんまり変わらないよねって話
- 【2024年版】今後はやるマイナープログラミング言語5選|現役エンジニアが解説
- Rustの現状の課題と発展途上な部分
- 私がRustがC++より優れていると感じる理由
- Rustプログラミング言語完全学習ロードマップ【2024年版】
- おすすめプログラミングスクール比較【2024年版】現役エンジニアが徹底解説