【2025年版】Rustフレームワークのモダン度ランキング|最もオススメはこれだ!

【2025年版】Rustフレームワークのモダン度ランキング|最もオススメはこれだ!

オフ 投稿者: sesera

この記事を書いている人

ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。

皆さん、Rustのフレームワークってどれ使うか迷いませんか?

例えばJavaならspring選んどけばOKみたいな所があると思いますが、Rustって過去に人気あったフレームワークが安定サポートされなくなる説が浮上したり、色々あったんですよね。

ちなみにその問題はもう解消されているので気にしなくても良いのですが、Rustを採用している現場を見てみると色々なフレームワークが使用されている訳ですよ。

そこで、私が独断と偏見で「今1からRustでプロダクト開発をするとしたらコレだ!」というフレームワークをランキング順でまとめたので参考にしてみてください。

目次

第1位:Axum

2025年現在、最もモダンで注目されているRustフレームワークはAxumです。これはTokioとTowerという人気のあるライブラリをベースに構築されており、高いパフォーマンスと柔軟性を持っています。特に特徴的なのが、リクエストハンドリングの直感的な設計です。

また、Axumは非同期処理が簡単にできる点も強みです。Rust初心者でも扱いやすいように設計されており、特にWebアプリケーション開発においてその真価を発揮します。これからのRust開発には欠かせないフレームワークと言えます。

第2位:Actix Web

次におすすめなのがActix Webです。このフレームワークはその圧倒的なパフォーマンスで知られています。マルチスレッド環境におけるスケーラビリティが優れており、大量のリクエストを処理するアプリケーションに最適です。

ただし、Actix Webは学習コストがやや高いのがデメリットです。内部実装が高度なため、初心者には難しく感じることがあるかもしれません。それでも、成熟したエコシステムと豊富な機能は非常に魅力的です。

それと、過去に安定サポートされるか不安視されたフレームワークがコレです。元々はActix Webが一番人気だったのですが、開発側のいざこざを機に他の色々なフレームワークに人が流れた経緯があります。

Actix Webの速度についてもう少し

Actix Webは速度だけで見たらAxumよりも早いです。

ですが、この速さが色々犠牲にした上で早くなっている面も一部あったり、速度が早いといっても正直大差なかったりするので、速度面だけでActix-Webを選ぶ必要はないでしょう。

第3位:Rocket

Rocketはその使いやすさとシンプルさで根強い人気を誇るフレームワークです。他のフレームワークと比較して、Rustの静的型付けの強みを最大限に活用しています。

2025年現在、非同期処理への対応も進み、さらに利便性が向上しました。ただし、完全に非同期化されていない部分も残っているため、高度な非同期処理を求める場合は注意が必要です。それでも、簡単にクリーンなコードが書ける点は初心者にとって大きなメリットです。

その他のフレームワーク

Warp

Warpは軽量かつ柔軟性の高いフレームワークです。特にフィルタベースのリクエスト処理がユニークで、直感的なコードを書くことができます。非同期処理のパフォーマンスも良好ですが、Axumと比較するとコミュニティの規模が小さいのが難点です。

Tide

Tideは簡単なAPIサーバーを素早く構築するのに適しています。設計思想として”async-first”を掲げており、非同期処理を前提とした作りになっています。ただし、成熟度が他のフレームワークに比べて低く、大規模プロジェクトには不向きかもしれません。

Salvo

Salvoは比較的新しいフレームワークですが、そのシンプルさと軽量さが注目されています。特に静的ファイルの配信や簡易なAPI構築に向いています。まだエコシステムが小さいため、利用する際にはサポート体制に注意が必要です。

Axumを使おう!

現状の使用率で言ったらActix-Webの方が人気かもしれませんが、それを塗り替えてしまいそうなほど最近勢いがあるのがAxumです。

それと、非同期フレームワーク「tokio」を使用する亊がデファクトスタンダートになっていると思うので、そのtokioを開発している所とAxumを開発している所が一緒というのはかなりデカいでしょう。

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