
xTool S1とM1 Ultraの違い|レーザー特化か4-in-1か
xTool S1とM1 Ultraは、どちらもレーザー加工機です。ただ、得意な作品と作業工程は別物。
大きな木製作品やまとめ加工ならS1。印刷や紙・布のカットまで1台で行うならM1 Ultraがおすすめです。
この記事では、20W(ワット)同士の差と、作れる物、追加で必要な物まで紹介していきます。
S1とM1 Ultra早見表
作りたい物ごとの結論は、次の早見表で確認できます。
S1の強みは、広い面へ木材を並べてまとめて加工できること。ただし、印刷や刃のカットには対応しません。
M1 Ultraなら、印刷や刃のカットまで1台で行えます。一方、大きな作品に使える面積はS1より狭め。
価格を比べる時は、レーザー出力と同梱品をそろえてください。
| 作りたい物・条件 | おすすめ機種 | おすすめする理由 |
|---|---|---|
| 大きな木製看板 | xTool S1 | 20Wでも498×330mmを加工できる |
| タグをまとめて加工 | xTool S1 | 広い面積と毎秒最大600mmで加工できる |
| 厚い木材を多く切る | xTool S1 40W | 20Wより出力が高い40Wモデルがある |
| 塗装のない金属へ表面彫刻 | xTool S1+赤外線 | 別売の2W赤外線レーザーを使える |
| 印刷して輪郭カット | xTool M1 Ultra | 印刷と刃によるカットを1台で行える |
| 紙・布・ビニール | xTool M1 Ultra | レーザーを使わず、刃で切れる |
| 設置場所を抑えたい | xTool M1 Ultra | S1より本体が小さい |
| レーザー加工ソフトのLightBurnを使う | xTool S1 | M1 Ultraは公式非対応 |
| マグやタンブラー | どちらも可 | 別売の回転台「RA2 Pro」と、大きさにより機種専用の台座が必要 |
xTool S1の加工力
木製看板やタグを広い面へ並べるなら、498×330mmを使えるS1の20Wがおすすめです。
最高動作速度は毎秒600mm。長い板へ使う自動送り装置では、密閉型の安全区分「Class 1」ではなくなります。
細かな彫刻には、光点が小さい20Wがおすすめです。厚い木材を多く切るなら40W。
金属表面には別売の2W赤外線レーザーを使えます。LightBurn対応ですが、一部のS1固有機能には純正ソフトが必要です。
- Amazon掲載商品:xTool S1 40W豪華キット
- 同梱品:Air Assist(送風装置)、ハニカムパネル(網状の加工台)
- 購入前確認:リンク先は40W。Amazonの20W本体は在庫切れ

M1 Ultraの4役
印刷後のカットや紙・布・ビニールまで1台で作るなら、M1 Ultraがおすすめです。
水性インクで印刷し、刃で輪郭をカット。ペン描画にも対応するため、ステッカーやカード作りが得意です。
加工面積は300×300mm、最高動作速度は毎秒400mm。大きな作品やまとめ加工ならS1がおすすめです。
LightBurnと内蔵カメラには非対応。位置合わせには、本体の照準点とスマホ写真を使ってください。
- 紙・ステッカー:細かな刃で切る
- 布:回転する刃で切る
- 柔らかい素材:専用刃で厚さ2.5mmまで切る
- ビニール:刃で切る。レーザーは使わない
- インク:3色の水性。純黒・白・耐水印刷には非対応
- 回転台:レーザー加工だけに使える
- Amazon掲載商品:xTool M1 Ultra 20W基本キット
- 同梱品:2種類の刃、ペン、印刷用モジュール
- 購入前確認:送風装置、台座、回転台は商品説明に付属記載なし

S1とM1 Ultraの費用
本体価格だけでは、使い始めるまでの総額は決まりません。比べる条件は、レーザー出力とキット内容。
掲載品は、S1が40W豪華キット、M1 Ultraが20W基本キットという構成。機種も付属品も違うため、金額だけの比較はできません。
| 確認対象 | xTool S1 | xTool M1 Ultra |
|---|---|---|
| レーザー出力 | 20W・40W | 10W・20W |
| Amazon掲載本体 | 40W豪華キット | 20W基本キット |
| 2026年8月11日の 価格 | 342,300円 | 170,519円 |
| 同梱品 | Air Assist ハニカムパネル | 2種類の刃 ペン 印刷用モジュール |
| 用途で追加 | 赤外線レーザー 回転台 長い材を送る装置 煙を外へ出す用品 | Air Assist 回転台 厚い物を入れる台座 煙を外へ出す用品 |
| 2026年8月11日の追加部品価格 | 赤外線レーザー 94,500円 回転台 43,600円 専用台座 32,400円 | Air Assist 27,900円 回転台 43,600円 専用台座+加工台 32,300円 |
| 購入時の注意 | 20Wと40Wを混同しない | 基本キットと豪華キットを混同しない |
どちらも煙を外へ出す設備が必要です。Air Assistは送風装置であり、空気清浄機の代用品ではない点にも注意。
マグやタンブラーの加工には回転台が必要。大きさによって機種専用の台座も使うため、商品名と型番を確かめてください。
Q&A
xToolで透明材は切れる?
S1とM1 Ultraの青色レーザーでは、透明アクリルを切断できません。透明素材の切断に必要なのは、二酸化炭素レーザー機。
xTool S1で金属切断?
S1の2W赤外線レーザーは、金属表面を彫刻するための製品です。金属の切断や深彫りには非対応。
xToolのレーザーは共用?
S1用とM1 Ultra用では、レーザーモジュールが異なります。機種をまたぐ付け替えは不可。
S1とM1 Ultra結論
大きな木製作品や長い板、まとめ加工なら、xTool S1がおすすめです。金属表面の彫刻には、別売の赤外線レーザーが必要。
印刷後のカットや紙・布・ビニール、ペン描画まで1台で作るなら、xTool M1 Ultraがおすすめです。
20W同士で比べた時の違いは、S1の広い加工面と、M1 Ultraの印刷・刃加工。
Amazon掲載品は、S1が40W豪華キット、M1 Ultraが20W基本キットです。出力と同梱品を確認して購入してください。
- 大きな作品・まとめ加工・LightBurn・別売赤外線レーザー:xTool S1
- 印刷・刃・ペンまで1台:xTool M1 Ultra

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