YAMAHA DM7とDM7 Compactの違い|入力数・フェーダー・本体サイズで比較

YAMAHA DM7とDM7 Compactの違い|入力数・フェーダー・本体サイズで比較

オフ 投稿者: せせら編集部

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DM7とDM7 Compactは名前が似ていますが、入力数や操作面には差があります。導入する現場によって、必要な機種が変わります。

多くのマイクや機器をまとめて扱うならDM7、設置場所が狭く現場間の持ち運びが多いならDM7 Compactがおすすめです。

比較するのは、扱える音声の数、フェーダーの数、本体サイズ、接続方法です。

ヤマハ2機種早見表

2機種の差は、主に扱える音声の数、操作面、本体の大きさです。まずは自分の現場に近い条件を早見表で確認してください。

比較項目YAMAHA DM7
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YAMAHA DM7 Compact
Amazon商品詳細・在庫確認
同時に処理できる音声チャンネル120チャンネル72チャンネル
本体へ直接つなぐアナログ入力32系統16系統
音量を調整するフェーダー24本+メイン4本12本+メイン4本
12.1インチ画面2枚1枚
幅・重さ793mm・23.5kg468mm・16.5kg
向く現場大規模ライブ、舞台、放送、モニター卓中小規模ライブ、中継、サブ卓、狭いブース
主な強み入力数と広い操作面省スペースと持ち運びやすさ
弱点・購入前確認幅793mm、23.5kg。ラック取り付け不可内部処理は72チャンネルまで。アナログ入力は16系統まで

内部で処理する音声が73チャンネル以上になる、またはアナログ入力を17系統以上直接つなぐ現場にはDM7がおすすめです。

内部で処理する音声が72チャンネル以内で、狭いブースへの設置や持ち運びが多い現場にはDM7 Compactがおすすめです。

本体価格に加えて、販売元、国内保証、納期、設置や搬入に必要な費用まで確かめてください。

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ヤマハ2機種の入力数

DM7の120チャンネルとDM7 Compactの72チャンネルは、ミキサー内部で同時に処理できる音声の数で、マイクや再生機器など、1つずつ扱うモノラル音声を合計した数字です。

本体背面の端子へ直接つなぐアナログ入力は、DM7が32系統、DM7 Compactが16系統で、アナログ出力は両機種とも16、Compactの出力も入力数に比例して減るわけではありません。

ネットワーク音声用の入出力ラックを使えば本体のアナログ入力数の差を補えますが、内部で処理できる上限は120チャンネルと72チャンネルのままで、Dante(ネットワークで音声を送受信する仕組み)の144入出力とは別の数字です。

内部で処理する音声が73チャンネル以上になる、またはアナログ入力を17系統以上直接つなぐ現場はDM7がおすすめで、72チャンネル以内に収まり、アナログ入力が16系統以内ならDM7 Compactがおすすめです。

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ヤマハ2機種の操作面

DM7はチャンネル用フェーダーが24本、DM7 Compactは12本で、メイン用の4本は共通なので、差はチャンネルを同時に触れられる数にあります。

12.1インチ画面はDM7が2枚、DM7 Compactが1枚で、7インチ画面は共通ですが、出演者が多いライブ、ミュージカル、モニター卓、放送・配信で複数系統を並べて扱うならDM7がおすすめです。

小中規模ライブやサブ卓、プリミックス、狭い中継場所ではDM7 Compactの12本でも足り、すべてのチャンネルを同時に触る必要がない現場なら画面やフェーダーを切り替えて操作できます。

DM7 Controlを追加するとフェーダーは2本増えますが、Compactの処理上限72チャンネルやアナログ入力16系統は増えず、24本のフェーダーと12.1インチ画面2枚が必要ならDM7本体がおすすめです。

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ヤマハ2機種の本体サイズ

DM7は幅793×高さ324×奥行き564mm、DM7 Compactは幅468×高さ324×奥行き564mmです。高さと奥行きは同じで、Compactは幅だけ325mm短く、同じ奥行きで置くと設置面積は約41%小さくなります。

重さはDM7が23.5kg、DM7 Compactが16.5kgで、7kgの差があります。ケースやケーブル、ネットワーク用の入出力機器を含めると搬入重量は増えるため、本体以外の重量も足して搬入計画を立ててください。

19インチラックに組み込めるのはDM7 Compactだけです。別売のRK1が必要で、ケースの奥行き、放熱、ケーブルを逃がす余白も必要です。

両機種の消費電力は240Wです。卓上の幅を793mm確保でき、23.5kgの本体を搬入できる現場はDM7がおすすめで、設置幅を抑えたい、またはラックへ組み込みたい現場はDM7 Compactがおすすめです。

ヤマハ2機種の接続端子

Danteによるネットワーク音声の入出力は両機種とも144入出力で、アナログ出力も16、パソコンと音声をやり取りするUSB接続も18入出力のため、DM7 Compactだけ出力やネットワーク接続が少ないわけではありません。

大きな差はAES/EBU(機器間でデジタル音声を送る接続規格)で、DM7は4入力・4出力、DM7 Compactは入力に対応せず出力は2チャンネルなので、放送や制作機器からデジタル音声を直接受けるならDM7がおすすめです。

DM7 CompactにAES/EBU入力を追加するには別売のPY8-AEが必要で、両機種に1つずつある拡張カード用のPYスロットを使うため、別の音声拡張カードや制御用カードとは同時に使えません。

ヤマハ PY8-AE AES/EBU デジタルインターフェースカード
ヤマハ PY8-AE AES/EBU デジタルインターフェースカード

AES/EBU入力をカードなしで使う、またはPYスロットを別用途に残すならDM7がおすすめで、Danteの入出力ラックを使い、AES/EBU入力が不要ならDM7 Compactがおすすめです。

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ヤマハ2機種の共通機能

DM7 Compactは入力数や操作面を小さくしたモデルですが、ミックスの土台になる主要機能はDM7と共通しているため、機能面だけでDM7を選ぶ必要はありません。

  • 出力先へ音声を送るMIX(ミックスバス):48
  • 出力をまとめるMATRIX(マトリクス):12
  • ステレオ出力:2
  • Dante:144入出力
  • アナログ出力:16
  • パソコンと音声をやり取りするUSB:18入出力
  • 電源:二重化

さらに、Split Mode(1台を現場用と配信用などに分けて使う機能)と、設定を500個保存するシーン機能に両機種が対応しています。

パソコンやタブレットから操作を補助するソフトにも対応し、内蔵エフェクトなどに使う処理枠も、Premium Rack 64、Effect Rack 16、EQ Rack 32で共通です。

内部で処理する音声が72チャンネル以内で、アナログ入力が16系統以内、設置幅を抑えたい現場にはDM7 Compactがおすすめで、入力数や操作面、AES/EBU入力が必要ならDM7がおすすめです。

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QA

DM7 Split Mode

Split Modeの状態やMIXバスの分配が異なる設定ファイルはそのまま読み込めないため、オンサイト用とオンライン用などで使うなら、運用前にMIXバスの分配(12/36、24/24、36/12)まで決めてください。

DM7追加パッケージ

Broadcast PackageとTheatre PackageはDM7本体に無条件で付属するものではなく、DM7 Controlにバンドルされるため、コントローラーなしで使う場合は必要なソフトウェアの購入条件を別に確認してください。

DM7 PYスロット

PYスロットは1基だけなので、AES/EBU用のPY8-AEを入れると、MADI、追加Dante、MIDI/GPIなど別用途のカードとは同時に使えません。

ヤマハ2機種の購入結論

内部で処理する音声が73チャンネル以上、またはアナログ入力を17系統以上直接つなぐなら、YAMAHA DM7がおすすめです。

追加カードなしでAES/EBU入力を使う、24本のフェーダーと12.1インチ画面2枚が必要な人にも、YAMAHA DM7がおすすめです。幅793mm、23.5kgの設置・搬入ができることを確認してください。

内部で処理する音声が72チャンネル以内で、設置幅や搬入重量を抑えたいなら、YAMAHA DM7 Compactがおすすめです。

アナログ入力が16系統以内なら、Dante入出力ラックを使わずに運用できます。DM7 CompactでAES/EBU入力を追加する場合は、PY8-AEと拡張スロットの用途を確認してください。

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