JAPAN AI、Web画面でAIが入力や更新を行う「JAPAN AI ブラウザアシスタント」正式版を提供開始

JAPAN AI、Web画面でAIが入力や更新を行う「JAPAN AI ブラウザアシスタント」正式版を提供開始

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

2026年10月16日 20:50(日本時間)時点

JAPAN AIは、会社向けのAIサービスを提供する企業です。普段使っているWeb画面を開いたまま、横の操作欄からAIに要約や入力作業を頼める機能を正式に始めました。

何が起きた?

  • JAPAN AIは、Web画面の横からAIを呼び出せる拡張機能「JAPAN AI ブラウザアシスタント」の正式版を2026年10月16日に提供開始
    • 質問への回答だけでなく、調べる・作る・記録する・送るまでの一連の作業を実行する法人向けサービス「JAPAN AI AGENT」を、Google ChromeとMicrosoft Edgeの画面横にある操作欄から使えるようにする仕組み
    • 2026年8月公開の試用版を更新し、よく使う指示のボタンを入力欄の上に並べる「ショートカット」と、開いたサイトごとに最初に使うAIの担当や種類を固定する設定を追加
      • ショートカットは、すべてのサイトで共通して使う指示とサイト別の指示を分けて登録できる

私たちに何が変わる?

  • 利用者は、メールや顧客管理・会計などのWeb画面を開いたまま、文字を写し直さずに要約や別画面への入力をAIへ頼める
    • 表示中のページやPDFの要約、複数タブの情報比較、返信メールの下書き作成を画面横の操作欄から依頼できる
    • 画面上の入力や選択、クリックをAIに代行させ、商談メモをもとに顧客管理の画面を更新する作業や、メールの内容を会計画面の請求書へ入れる作業も任せられる
    • JAPAN AIを契約中の企業は追加費用なしで使えるが、通常のWeb版と同じく利用に応じた持ち分を消費する
  • 利用者は、重要な操作の最終確認とパスワードの入力を引き続き自分で行う
    • 画面を書き換える操作の前には実行してよいか確認が表示される
      • 最初の確認で残りの手順を進める設定や、特定のサイトで自動実行する設定も選べる
      • 送信・購入・削除・投稿などの重要な操作は、自動実行の設定にしていても毎回必ず確認が入る
    • パスワード欄はAIが入力せず、必ず本人が入力する制限がある
    • 契約企業は、要望に応じて組織単位でこの拡張機能の利用を止められる

なぜそうした?

  • JAPAN AIは、複数の業務サービスとAIを行き来する転記の手間や入力ミスをなくし、現場でAIを定着させる狙い
    • 企業の担当者は、これまで複数のクラウドサービスを別々に検索してAIの画面へ文字を写し直しており、その手間や写し間違いがAIを使い続ける妨げになっていた
    • 試用版の段階では、使う業務システムごとにAIへ頼む内容が異なり、毎回指示を打ち直す手間が残っていた
      • JAPAN AIは、サイト別の指示ボタンと使うAIの事前固定を正式版で足し、画面を開いてすぐ定型の作業を頼めるようにした
  • JAPAN AIは、システム間のデータ接続だけでは届かない画面作業を補い、既存の業務画面を作り変えずにAIの代行範囲を広げるためこの方法を選んだと考えられる
    • 2026年9月末時点でチャットや顧客管理、会計、行政データベースなど47種の外部サービスと裏側でデータをつなぐ仕組みを整えている
      • 裏側のデータ接続で社内や外部の情報を横断して探し、今回の拡張機能で画面上の入力やクリックを直接動かす役割分担にした
    • 入力した社内データを外部AIの学習に使わせない環境や操作履歴の記録に加え、画面書き換え時の確認とパスワード入力制限を組み合わせることで、企業に画面操作の代行を受け入れやすくしたと考えられる

これからどうなる?

  • 法人向けAI会社の競争は、文章を作る性能だけでなく、既存の業務画面を安全に動かせる仕組みと外部サービスとの接続数へ移りそう 企業が複数のクラウドサービスを併用したまま画面をまたぐAI代行を広げる場合
    • あらかじめ多くの業務サービスとデータをつなぎ、部門別の定型作業や操作確認の仕組みをそろえた会社が選ばれやすくなる可能性
    • 現場の担当者の仕事は、画面から画面へ文字を写す作業から、サイト別の指示ボタンを整えて送信や削除の実行前確認を判断する管理へ移りそう
    • 利用企業は、業務画面の構成が変わった際に入力ミスが増える場合や毎回確認する手順が負担になる場合、情報を読むだけの使い方にとどめる可能性
    • どの業務システムの画面で自動実行の設定が使われ、定型の指示ボタンが現場でどれだけ定着するかが今後の確認点

出典・確認日

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