
スノーボード用ビンディングのラチェットベルト交換|アンクル・トゥの長さと穴数
スノーボードのビンディングで、細いギザギザのベルトが割れると困りますよね。本体は使えても、合う交換品が分からなければ滑れません。
合うベルトは、足首側かつま先側かを分け、元の長さ、取付穴の位置、幅、ギザギザの形を合わせれば見つけられます。
アンクル(足首側)とトゥ(つま先側)の区別、19cmと22cmの選び分け、取付穴、交換手順の順に確認しましょう。
ビンディングベルト早見表
メーカー、モデル、年式、サイズ、左右指定が一致するなら、純正品がおすすめです。
汎用品を使えるのは、純正品が見つからず、外したベルトと取付方式や寸法が一致する場合だけです。
| 向く人 | 主な強み | 購入前の最終確認 | 交換品 |
|---|---|---|---|
| FLUXの2017年以降で、足首側を交換する人 | メーカー純正で、足首側の形に合わせてある | CVモデルとXSサイズは別商品 | FLUX 純正アンクル用ベルト |
| FLUXの2011年以降で、つま先側を交換する人 | 同社の各モデルに使える純正品 | 商品名と部品コードがつま先用か | FLUX 純正トゥ用ベルト |
| VAXPOT製ビンディングの足首側を交換する人 | VAXPOT用として販売されている | 他社製には寸法だけで流用しない | VAXPOT VA-2852 |
| 純正品が見つからず、外したベルトが19cmの人 | 元の部品と比べやすい19cmの商品 | 幅約23mm、取付穴約6mm、ギザギザの形が同じか | UNIX SB20-551 19cm |
| 純正品が見つからず、外したベルトが22cmの人 | 19cmでは短い時に長さを確保できる | 取付部とギザギザの形が同じで、先端が余りすぎないか | UNIX SB20-552 22cm |
| 穴が複数並ぶ細い部品が壊れた人 | 穴の位置で長さを変える側に合う | 歯が並ぶベルトとは別部品 | 長さ調整部品(スライダー) |
| 適合する歯付きベルトでも金具が空回りする人 | 金具の爪やレバーを交換できる | 取付方向とギザギザの形を見直しても直らないか | 締め付け金具(ラチェットバックル) |
穴が複数並ぶ部品や締め付け金具の故障は、歯付きベルトを替えても直りません。表の条件が違うなら、壊れた部品と同じ種類を選んでください。
アンクル側の交換ベルト
アンクルは、ブーツの足首を押さえる側です。FLUX製ならFLUX純正品、VAXPOT製ならVA-2852がおすすめです。
FLUXのアンクルベルト
FLUXの2017年以降の通常モデルなら、純正のアンクル用ベルトが合い、取付部とギザギザを実寸で比べる手間を減らせます。
CVモデルとXSサイズは専用品が必要です。ビンディングのモデル名、年式、サイズを見て、通常品と分けて選んでください。

VAXPOTの足首ベルト
VAXPOT製の足首側なら、VAXPOT用として販売されているVA-2852が合います。
VA-2852は1本入りなので、両足分を替えるなら2点必要です。他社製には、幅や取付穴の寸法が分からないまま流用しないでください。

トゥ側の交換ベルト
トゥはブーツのつま先を押さえる側で、足首側とは取付部や形が違うため、長さが近くてもアンクル用は使いません。
FLUXのトゥベルト
FLUXの2011年以降のモデルには、つま先側専用の純正ベルトがあります。取付部とギザギザが合う純正品がおすすめです。
商品名に「トゥ用」とあるかを見て、年式と部品コードまで合わせてください。アンクル用は見た目が近くても別の商品です。

19cm交換ベルトが合う人
外したベルトを平らに置き、全長が約19cmなら19cmがおすすめです。19cmをトゥ専用だと思い込まないでください。
UNIX SB20-551は全長19cmで、純正品が見つからず元の部品と比べられる人向けです。1本入りなので片側だけ交換できます。
購入前に、元のベルトと次の3点を重ねてください。
- 根元の取付方式と取付穴の位置・直径が同じ
- ギザギザ部分の幅が約23mm
- 厚みとギザギザの形が同じ
交換後はブーツを入れて締め、先端が約3cm以上余っていれば長さは足ります。3cm未満なら、19cmでは長さが足りません。

22cm交換ベルトが合う人
元のベルトが約22cmか、19cmでは締めた後の余りが足りないなら、22cmがおすすめです。22cmはアンクル専用ではありません。
UNIX SB20-552は22cmのロングタイプで、白と黒は同じ型番・長さのため、色で適合は変わりません。
購入前に、元のベルトと次の3点を重ねてください。
- 根元の取付穴と形が同じ
- 幅、厚み、ギザギザの形が同じ
- 22cmの先端が板や金具に触れない
長いベルトを選べばよいわけではありません。ブーツを締め、先端が約3cm以上余り、板や金具に触れないことを確かめてください。

交換ベルトの取付穴
取付穴は数だけでなく、直径と位置、根元の形、ベルトの幅、ギザギザまで元の部品と同じ物が必要です。
外したベルトと交換品を平らな場所で重ねると、違いが分かります。次の部分を端から順に見比べてください。
- 根元から取付穴の中心までの距離
- 取付穴の直径、数、位置
- ベルトの幅と厚み
- ギザギザが始まる位置
- ギザギザの幅、高さ、間隔、向き
元の部品が丸穴1個なら交換品にも同じ位置の丸穴が必要で、一体型の突起を丸穴タイプへ替えることはできません。
穴が何個も並ぶ細い部品は歯付きベルトではなく、長さ調整部品(スライダー)の交換品が必要です。
ビンディングベルト交換
交換前にブーツを外してビンディングを平らな場所へ置き、取付向きやねじの順番が分かる写真を撮ってください。
古いベルトと新しいベルトの形が合っていることを確認してから、次の順で作業してください。
- 取付向きとねじ・受け金具の順番を写真に残す
- 固定ねじや留め具を外し、古いベルトを抜く
- 新旧ベルトを重ね、取付穴、幅、厚み、ギザギザを比べる
- 新しいベルトを同じ向きに置き、締めすぎずガタが残らないよう固定する
- ベルトを締め付け金具へまっすぐ差し込み、レバーを数回動かす
- 実際のブーツを入れ、足首側とつま先側を最後まで締める
押さえ部分をブーツ中央に合わせ、先端が約3cm以上余れば長さは足ります。数回締めても同じ位置でベルトが滑らないか確かめてください。
空回りしたら取付方向、ギザギザ、差し込み位置を見直し、それでも滑るなら締め付け金具の爪や軸を点検してください。
交換ベルトのQA
スノボ用ベルトは補修可能?
接着剤や結束バンドで補修して滑走しないでください。締め付けるたびに曲がる部品なので、補修部分が外れるとブーツを保持できません。
亀裂、白化、歯欠けがあれば交換し、新しいベルトで最後まで締まることを確かめてから滑りましょう。
スノボのベルト交換後も確認?
必要です。室内でブーツを入れて数回締めた後、最初の短い滑走後に、取付ねじの緩み、歯飛び、先端の余りを確認してください。
ねじが緩む、同じ位置で歯が滑る、先端が板や金具へ触れる場合は、そのまま滑走を続けず取り付け直します。
ビンディングのねじ穴が破損?
ベルト交換だけでは直りません。ねじが最後まで締まらない、受け金具が空回りする、ベース側の穴にひびがある場合は使用を止めてください。
修理が必要か判断できない人は、太いねじを無理に入れず、メーカーかスノーボードショップへ相談してください。
交換ベルトの購入結論
メーカー、モデル、年式、サイズ、左右指定が一致するなら、純正品がおすすめです。
純正品がなく、元の長さ、取付方式、穴、幅、厚み、ギザギザが同じなら、UNIXがおすすめです。
穴が複数並ぶ側に必要なのは長さ調整部品で、ラチェットベルトではありません。
適合するベルトでも金具が空回りするなら、締め付け金具を点検してください。
- FLUXの2017年以降の通常モデルで足首側:FLUX 純正アンクル用ベルト
- FLUXの2011年以降でつま先側:FLUX 純正トゥ用ベルト
- VAXPOT製の足首側:VAXPOT VA-2852
- 元が19cmで取付方式・穴・幅・厚み・ギザギザが同じ:UNIX SB20-551
- 元が22cmか19cmでは短く、取付方式・穴・幅・厚み・ギザギザが同じ:UNIX SB20-552
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