Ryzen搭載ノートPCにlinux mint入れたら画面の明るさや解像度などが変更できない件|改善方法も紹介
こんにちは、パソコン大好きなせせらです。
Ryzen5500Uを搭載しているパソコンにLinux mintを入れたところ、画面の明るさや解像度の変更ができず躓きました。
改善策と呼べるかは怪しいですが、何とか変更を適用させる方法も見つけたので、書いていこうと思います。
目次
ノートPCのスペックなど、環境説明
インストールしたOSはLinux mintのバージョン20.2、シナモンエディションです。
使用したノートPCはDELLのInspiron14 5415で、スペックがこんな感じです。
- CPU…Ryzen 5500U
- メモリ…3200MHz8GB
- SSD…M.2:256GB
- GPU…Ryzen5500U内蔵のやつ
Linuxには前から興味があり、プログラミングでもCentOSは触った事があったので、日常使いでも使いたいな〜と思い入れてみました。
画面の明るさ変更が適用されない
キーボードのバックライトや内蔵スピーカーなどは問題なく、インターネットにも普通に使えました。
ですが、画面の明るさだけは何をしても変更されず、フルの明るさのままです。
一応、画面の明るさを変更した時に出てくるゲージ的なのは増えたり減ったりしましたが、実際の明るさは変わりませんでした。
私なりに調べ、AMDのサイトからUbuntu用のドライバをインストールしたり、ターミナルから変更を試みたり、設定ファイルに文字を足したり、画面の明るさ変更のアプリを入れてみたり、と試しましたが全滅です。
画面の解像度などが変更できない
設定画面から解像度やフレームレート変更をしようとしましたが、一切変更できませんでした。
外部モニターは未検証です。
一応、デフォルト値の解像度やフレームレートも問題なかったので、普通に使用できる状態ではありました。
おそらくグラフィックドライバが原因
確証はありませんが、おそらくAMDグラフィックのドライバが原因です。
システムを最新の状態にしても起動時にグラフィックドライバの警告文が必ず出てきましたし、AMDのサイトからUbuntu用のドライバを入れても変わりませんでした。
Linux mintに対応したAMDのドライバが出るまで待ったほうが良いのかもしれません。
強引な解決策
AMDのサイトでUbuntu用のドライバがあるのは見つけたので、Linux mintではなくUbuntuを新たに入れてみたら解決しました。
画面の解像度やフレームレートも変更できますし、画面の明るさもちゃんと適用されます。
UbuntuをUSBメディアから起動している時は明るさが反映しませんでしたが、PCにインストールしてから「ソフトウェアの更新」というアプリを立ち上げ、更新され終わったらもう反映するようになっていました。
AMDのサイトからドライバをダウンロードして、、という事をせずとも、更新のアプリを立ち上げたら自動でやってくれたので助かりました。
Linux mintが好きな人には申し訳ないのですが、画面の明るさを変更したい場合はUbuntuを入れてみるのが良いと思います。