Ryzen 6000番台は内臓GPUが凄い!グラボ不要になる説|発売日はいつになる?
Ryzen6000番台は内蔵GPUが大幅強化されるらしいです。
ワットパフォーマンスが高くグラフィック性能も高いCPUという事で、個人的には最近一番注目しています。
目次
Ryzen 6000番台について
これを書いている現在(2022/06/03)にも、既にゲーミング向けの一部PCで6000番台Ryzenが搭載され始めています。
ですが、一般ノートPC向けの「U」が付くモデルはまだ出てきていません。
今回のRyzenでは内蔵GPUに強化が入り、プロセスルールも現在の7nmから6nmへと変更されるなど、個人的にここ最近で一番期待しています。
ここからは、一つ一つ説明していきます。
内蔵GPUに強化が入る
現在、Ryzen5000番台の内蔵GPUは「Vega」という世代です。
私の使用しているRyzen 5500UもVegaなのですが、グラフィック性能が少し物足りないんですよね。
動画再生などの日常使いは余裕ですが、apexやvalorantなどの3Dゲームとなると、(1280×720)のHD画質まで落としてようやくプレイできるレベルになります。
ですが、6000番台からは内蔵GPUがRDNAベースの「Navi」という世代になり、グラフィック性能が最大2倍ほど強化されます。
GPUはRyzenのグレードごとに分かれており、
- Ryzen 9…Radeon 680M
- Ryzen 7…Radeon 680M
- Ryzen 5…Radeon 660M
- Ryzen 3…不明(そもそも発売されるのかな?)
この様になっています。
分かりやすい様にグラボで例えると、
- Radeon 680M…GTX1650
- Radeon 660M…GTX1050
こんな感じです。
実機が手元に無いので実際に検証した訳ではないのですが、公開されている情報を見た感じだと、こんな感じの結果になると思います。
内蔵GPUでこの性能ってかなり凄いと思います。大抵のソフトやゲームは動きますよ。
もはやグラボが不要になる!?
内蔵GPUの性能が向上し過ぎて、もはやグラボが不要になるんじゃないかと思っています。
実際にGTX1050を持っていますが、これでも大体の3Dゲームやソフトは動きますからね。
もちろん、突き詰めればもっと高性能なGPU性能が必要になりますが、プロ並みのクオリティを求めていない人なら、Ryzen 6000万代の内蔵GPUでも十分そうです。
電力効率に更に磨きがかかる
Ryzenは元々ワットパフォーマンスに優れていますが、今回更に磨きが掛かります。
CPU本体の構造だけでなく、ソフトウェアなど色々な観点から電力効率化のテコ入れが入るらしく、ノートPCユーザーには特に嬉しい内容です。
アップルM1の様な立ち位置になるかも?
アップル社が出しているM1というCPUがあります。
そのM1がどんな特徴なのかというと、
- 低消費電力
- 内蔵GPUが高性能
こんな感じです。
そこで思ったのですが、特徴がRyzen6000万代のRyzenに似てませんか?
「低消費電力なのでバッテリー持ちが良い」
「グラボ非搭載でもクリエイティブ作業が可能」
「グラボ非搭載ならノートPCを軽くコンパクトにできる」
これらの特徴は、次期Ryzenを搭載するノートPCにも当てはまりそうです。
なので、今のM1的な立ち位置も狙えるCPUでは?と考えています。
デスクトップ版のCPUは在庫を確保してくれ!
5000番台のRyzenは在庫不足だった印象があります。
高性能でコスパが高いのに、在庫不足で買えなかったり、結局値段が上がってしまったりしては本末転倒です。
半導体不足などの影響でしょうがない事なのですが、6000番台のRyzenはできるだけ多く出荷して欲しいですね。
発売はいつ頃?
発表では2月中旬から3月上旬にかけて出てくると書いてありました。
なので、実際にデスクトップやノートPCとして出てくるのは4月~5月くらいだと思います。
ですが、大体新しいモデルの発売直後は値段が高いんですよね。
発売して数か月経過してから徐々に落ちてくるイメージがあるので、例え4月に発売されるとしても、多少高い状態で買うか、もう少し待つかの二択になると思います。
私は気長に待ちたいと思います。