Core i3-6006U搭載PCはもう遅くて限界かも…買い換えるべき理由と対策
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ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
目次
Core i3-6006Uの現状とスペック
まずは基本スペックを確認してみましょう:
- コア数:2コア4スレッド
- 基本クロック:2.0GHz
- 最大クロック:2.0GHz(ターボブースト機能なし)
- TDP:15W
正直に言うと、発売から8年近く経過していて、当時でも下位モデルだったこのCPUは現在のアプリケーションには非常に厳しい状況です。Core i5-6200Uと比べてもクロック数が低く、キビキビとした動作は期待できません。
正直きつい!日常使用での限界点
実際の使用で、以下のような場面でストレスを感じることが多いはずです:
- Chromeで複数タブを開く
- YouTubeの1080p動画再生
- TeamsやZoomがほぼ無理
- Windows11は動作が厳しい
特に辛いのがマルチタスクで、Chromeを開きながらWordを使うだけでも動作がモッサリしてきます。2024年現在のアプリケーションは、より多くのリソースを必要とするものが増えていて、Core i3-6006Uではもう対応が難しいんです。
最新安価モデルCPUと比較
最新の安価なグレードのCPUにN100という物があります。
Core i3-6006UとN100とでは発売時期がかなり違うので比べるのも変ですが、今後の安価CPUの基本となるのがN100なので、どの程度進化しているのかというのを知る為にも比較してみましょう。
CPU名 | コア数/スレッド数 | 最大クロック数 | ベンチマークスコア |
Core i3-6006U | 2/4 | 2.0GHz | 2276 |
N100 | 4/4 | 3.4GHz | 5489 |
純粋なコア数の差やクロック周波数の違いが影響し、ほぼダブルスコア差をつけられています。
Core i3-6006Uもスコア2000以上はあるので、メールの送受信のみだったり、少ないタブ数でのブラウジングならできない事もないのですが、正直快適な動作はしないレベルなのでもう厳しいと思います。
N100ほどの処理性能があれば、複数タブでのブラウジングやExcel・Wordなどの事務作業、Web会議や動画視聴まで、一般的な用途であればストレスなく快適な動作が期待できるんですけどね。
買い換えた方が良い?
Core i3-6006Uが登場した当時であれば、そこそこの性能をしている安価なCPUとして優秀でしたが、今となっては簡単な作業ですら厳しいと思います。
N100搭載のPCであれば3~4万円台で購入することができますし、それで普段の作業が快適かつ効率的になるのであれば、買い換えとして全然良い投資先だと思います。
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