Pentium Gold G5400は正直遅い?性能と買い換えのタイミングを解説!
この記事を書いている人
ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
目次
Pentium Gold G5400の現状
まずは基本スペックを確認してみましょう:
- コア数:2コア4スレッド
- 基本クロック:3.7GHz
- 最大クロック:3.7GHz(ターボブースト機能なし)
- TDP:54W
デスクトップ用CPUならではの高いクロック周波数を持つものの、2コア4スレッドという構成は現代のマルチタスク環境ではかなり厳しい状況です。当時はOffice作業やWebブラウジングメインのPCとして十分な性能でしたが、今では少し心もとないですね。
今どんな場面で限界を感じる?
日常的な使用の場合、以下のような場面でストレスを感じます。
- Chromeで複数のタブを開いている時
- Teamsなどのビデオ会議
- 軽い動画編集時
特に辛いのが最近のアプリケーションの多重起動で、2コアという制限がボトルネックになりがちです。ブラウザだけなら何とかなりますが、他のアプリと併用すると途端に重くなってしまいます。
ただ、クロック周波数は3.7GHzと高いので、マルチタスクをしとうとしない限りはスムーズに動作する事も多いです。
まだ使える?それとも買い換え?
基本的な判断基準としては、以下のような使い方で満足できるなら、まだ使い続けることも可能です:
- Officeソフトがメインの作業
- 動画視聴が中心
- ブラウザの使用を控えめにできる
- ゲームはしない
ただし、以下のケースでは買い換えを真剣に検討した方が良いでしょう:
- 仕事でビデオ会議をよく使う
- 画像・動画編集をする機会が増えた
- 最新のゲームをプレイしたい
- マルチタスクでの作業が多い
それと、今はまだギリギリ快適に使える場面もあるかもしれませんが、発売から多少時間が経っているという事もあり、そろそろ買い替えを検討しても良いのではないかと思います。
最新の安価CPUと比較
最近話題のCPUにN100という安価なモデルの物があります。
こちらはモバイル用のCPUなので、デスクトップCPUのPentium Gold G5400と比較するのも変な気がしますが、N100が今後の安価モデルの基準値になると確信しているので、比較していきます。
CPU名 | コア数/スレッド数 | 最大クロック数 | ベンチマークスコア |
Pentium Gold G5400 | 2/4 | 3.7GHz | 3735 |
N100 | 4/4 | 3.4GHz | 5489 |
ダブルスコアまでにはいきませんが、モバイル版CPUにも結構引き離されている事がわかりますよね。
Pentium Gold G5400もスコアを3000は超えているので、超軽量作業ならかなり快適に動作すると思いますが、昨今の使用用途的には性能不足を感じる事も多いでしょう。
N100搭載PCなら3~4万円台というかなり安い価格台にも関わらず、一般的な用途ではかなりスムーズに動作するので、日常の作業がストレスなく効率化もできるとなれば良い投資だと思いますよ。
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