サブドメインとサブディレクトリどちらの方がSEO的に良いか
この記事を書いている人
ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
サイトで多くの記事を書いているとメインのテーマから少し離れた事を書きたくなる時があると思います。ですが、そのまま書いているとサイトの専門性が落ちてしまいます。
なので、そのような場合に使えるのが「サブドメイン」と「サブディレクトリ」です。
サブドメインとサブディレクトリはお互いにとても似た存在ですが、どのように使い分けたら良いのかを知らないとメインのサイトにも悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
なので、今回はサブドメインとサブディレクトリの使い分け方を紹介しようと思います。
目次
サブドメインとは何か
例「http://aaaaaa.com/」⇒「http://abc.aaaaaa.com/」
サブドメインは「http://aaaaaa.com/」というルートドメインがあったとしたら、「http://abc.aaaaaa.com/」の様に、ルートドメインの前の部分に追加されたabcという部分がサブドメインです。
これはメインのルートドメインとの関係性は多少ありますが、サブディレクトリに比べてあまりメインのドメインには影響しにくいですし、影響されにくいです。
サブディレクトリとは何か
例「http://aaaaaa.com/」⇒「http://aaaaaa.com/def/」
サブディレクトリは「http://aaaaaa.com/」というルートドメインがったとしたら、「http://aaaaaa.com/def/」の様に、ルートドメインの後ろに追加されたdefという部分がサブディレクトリです。
サブディレクトリはサブドメインよりもメインのルートドメインとの関係性が強く、ルートドメインの一部とみなされます。
なので、互いに影響しやすいです。
サブドメインとサブディレクトリ使い分け方
サブドメインとサブディレクトリはGoogleの検索エンジン上の評価ではあまり違いませんが、サブディレクトリはメインとの関係性が強く、サブドメインはそれに比べて関係性が低いです。
なので、サブドメインとサブディレクトリの使い分け方は、本体のルートドメインのサイトの内容に対して近い関係の内容ならサブディレクトリを使用し、テーマが異なりメインのルートドメインのテーマとあまり関係のない内容ならサブドメインの方が良いです。
なので、例えばパソコン関係のサイトをメインとして運用している場合は、pcゲームやプログラミングなどのパソコンに関係のある内容ならサブディレクトリ、あまり関係のせどりなどの内容ならサブドメインが良いでしょう。
サブドメインが適している場合
サブドメインは先ほども紹介した通り、メインのサイトとあまり関係のない内容を扱う場合に有効な方法です。
サブドメインではなくサブディレクトリでメインのサイトとあまり関係のない内容を書いてしまうと、Googleの検索エンジンから内容がまとまっていないサイトと判断されるので、あまり好ましくありません。
なので、メインのサイトと部分的にわずかながら関係性はあるが、あまり関係がない内容を扱う場合はサブドメインを使用した方が良いでしょう。
全くこれっぽっちも関係がないという場合は、新しくドメインを習得して別のサイトとして運用した方が良いです。
サブディレクトリが適している場合
サブディレクトリはメインのルートドメインの一部という扱いなので、ルートドメインとの関係性が強く、メインのサイトの評価とサブディレクトリのサイトの評価がお互いに大きく影響します。
なので、ルートドメインが扱っている内容に近いテーマの場合はサブディレクトリを使う方が妥当でしょう。
サブディレクトリにしたら良いのかを悩む場合は、メインのドメインのテーマとサブディレクトリの内容を大まかな同じテーマとして扱った場合に違和感がなければサブディレクトリ、違和感があればサブドメインとして扱ったほうが良いです。
サブドメインとサブディレクトリからの被リンクの使い
現状は、サブドメインやサブディレクトリからメインのルートドメインにリンクを飛ばした場合、そのリンクはGoogleからは内部リンクとしかみなされません。
通常のサイトの内部リンクと全く同じ扱いかと言われれば少しは違う可能性もありますが、Googleの分析ツールで分析してみると内部リンクにカウントされているので、内部リンクと同じ扱いだと考えるのが妥当だと思います。
なので、サブドメインやサブディレクトリからメインのルートドメインにリンクを飛ばしても、外部リンクのようなメリットは無いと考えて良いでしょう。
サブドメインやサブディレクトリが被リンクされた場合
サブドメインが被リンクをされた場合はメインのルートドメインに受け継がれず、サブドメインとルートドメインのリンクを通じて間接的に評価が上がります。
サブディレクトリが被リンクをされた場合はメインのルートドメインの被リンクにカウントがされるので、ルートドメインの評価もサブディレクトリの評価も上がります。
なので、被リンクに関してはサブディレクトリの方が優れていると考えられます。
サブディレクトリやサブドメインは有利なのか不利なのか
Googleの検索エンジンの評価でルートドメインと比べてサブドメインやサブディレクトリは低い評価をされて不利なのかと考えるかもしれませんが、これはケースバイケースです。
場合によっては低い評価をされてしまうかもしれませんが、その逆もありえます。
例えば、メインのサイトと関係のある内容を新しく習得したドメインを使って運用した場合、当然メインのドメインとは全く違うサイトとして評価されます。
ですが、サブディレクトリなどを使ってサイトを作成した場合はメインのサイトと関係性のあるサイトとして評価されるので、メインのサイトである程度の規模がある場合は、サブドメインとして始めたほうが有利になります。
それに加え、別のドメインとして運用して作り込んだ場合ではメインのドメインに何の評価も与えませんでしたが、サブディレクトリで沢山の記事を書いた場合、このサイト(ルートドメインのサイトとサブディレクトリのサイト)は規模が多きいと評価され、新しく習得したドメインで始めた場合よりも高い評価が得られると考えられます。
なので、メインのサイトに対する関係性としては、
サブディレクトリ<サブドメイン<新しいドメイン
となります。
サイト構造をしっかり考えてから作成した方が良い
サブドメインとサブディレクトリは少し特殊なので、扱い方が難しいです。
なので、よくサイトの構成を考えてから作成しないと「この内容わざわざサブディレクトリで作成しなくてもよかったな」という場合があります。
それに、メインにどの程度関連性のある内容ならサブディレクトリ、又はサブドメインで作成した方が良いというような明確な基準はありません。
最近のGoogleはサイトの専門性を重視しているという内容を見かけますが、サイトの規模も重要です。
なので、私自身の考えとしては、メインのドメインの規模がある程度大きくなってからでないと、サブドメインやサブディレクトリを使ってもあまり有利に働く事は少ないように思います。
まずはメインのサイトをきちんと作り込んで規模を大きくしてからサブディレクトリなどを使って専門性を高めていった方が良いでしょう。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。