SB Intuitions、国産AI「Sarashina」6種類を申込なしで試せる無料体験版を公開

SB Intuitions、国産AI「Sarashina」6種類を申込なしで試せる無料体験版を公開

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

2026年10月16日 19:25(日本時間)時点

ソフトバンクグループのSB Intuitionsは、独自に開発した国産AI「Sarashina」を無料で試せる「Sarashinaサービス」の体験版を公開しました。これまで一部の契約企業向けだったAIを、誰でも手軽に試せるようにする取り組みです。

何が起きた?

  • SB Intuitionsは、国産AIを試せる「Sarashinaサービス」の無料体験版を公開
    • ソフトバンクグループでAIを開発する会社で、2026年10月13日に一般の利用者と開発者へ提供を始めた
    • 2026年6月30日に発表した最新シリーズは、これまでソフトバンクの法人向けクラウドを契約した企業だけに提供していた

私たちに何が変わる?

  • 一般の利用者と開発者は、事前申し込みなしで国産AIを無料で試せる
    • Googleのアカウントでログインするだけで、すぐに使い始められる
    • ブラウザの画面上でAIと会話して、ウェブ検索や文章作成、日英・英日の翻訳を試せる
    • 開発者は、自社のシステムやアプリへ6種類のAIを呼び出す仕組みを組み込んで動きを確かめられる
      • 会話や翻訳のほか、大量の単純作業や社内文書の検索、安全確認などを役割ごとに使い分けられる
  • 利用者は、時間あたりの利用回数や入力データの扱いに注意が必要
    • 一定時間あたりに送れる回数の上限があり、無料体験版の終了時期は決まっていない
    • 入力した利用データは、SB Intuitionsが品質の向上や改善のために使う場合がある

なぜそうした?

  • SB Intuitionsは、実際のシステムへAIを組み込む動きに合わせて幅広く意見を集める狙い
    • 企業のAI活用は、試しに動かす段階から実際のシステムへ組み込む段階へ広がっている
    • 海外のAIの追加学習ではなくゼロから開発した国産AIで、日本の知識や安全性の試験では海外の主要AIを上回る結果を出した
      • 日本の文化・歴史・法律など8分野の知識や日本語の安全性を測る試験で高い評価を得て、デジタル庁の試用モデルにも選ばれた
    • 一方で、自分で手順を考えて複数の道具を動かすような複雑な処理にはまだ課題があると公表している
    • 一般の利用者や開発者にも無料で開放し、使われ方や意見を集めて今後の製品開発や改善に生かす
  • SB Intuitionsは、検索や安全確認を専門のAIに分けて企業の導入負担を下げる狙いと考えられる
    • 企業が業務システムでAIを使う際は、事実と異なる回答や危ない文章の出力を防ぐ仕組みが必要になる
    • 長い思考時間をかけずに素早く応答する設計にし、社内文書の検索や安全判定は専用のAIで補い合う構成にした
      • 社内文書を探すAIが文章を数値に変えて候補を絞り、並び替え用のAIが文脈を読んで関連順に整えることで誤った回答を抑える
      • 安全判定用のAIが入出力の文章を素早く調べ、情報漏えいや違法行為の手助けなどの有害な種類を返す

これからどうなる?

  • 国産AIを開発する企業は、会話の賢さだけでなく業務システムへ安全に組み込む仕組みの揃え方で競いそう 企業が社内システムへのAI組み込みを広げる場合
    • 質問に答えるAI単体ではなく、社内文書の誤回答を抑える検索や安全判定の仕組みをセットで持つ企業が選ばれやすくなる
    • 導入する企業の開発者は、誤回答や危険な出力を個別に防ぐ作業が減り、業務ごとにどのAIを組み合わせるかの設計や管理へ仕事が移りそう
      • 口コミの大量分析や表データの変換などの素早い処理と、社内文書検索や安全確認をどうつなぐかの判断が重要になる
    • 複雑な手順を自動で進める処理の課題が残れば、開発者は定型処理や日本語の文書検索だけに使い、高度な判断は他社AIと併用する可能性
    • SB Intuitionsが無料体験版で集めた意見をもとに、複雑な処理の課題をどこまで改善できるかが今後の確認点

出典・確認日

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