Google、最新AI「Gemini 4 Argon」を世界同時で一般公開 最大約100万単位の長文出力に対応

Google、最新AI「Gemini 4 Argon」を世界同時で一般公開 最大約100万単位の長文出力に対応

オフ 投稿者: せせら編集部

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普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
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2026年10月16日 20:50(日本時間)時点

Googleが、最新の人工知能モデル「Gemini 4 Argon」を誰でも使えるように一般公開しました。これまで途中で切れやすかった長い作業を最後まで一気に進められるようになる一方、利用条件や料金の仕組みにいくつか注意点があります。

何が起きた?

  • Googleは、最新の人工知能モデル「Gemini 4 Argon」を2026年10月13日に世界同時で一般公開
    • 文章や画像、音声、動画を読み取り、プログラム作成や法務、金融、科学研究など複雑な実務をこなす第4世代で最初の最上位モデル
    • 9月30日の初公表時点では安全確認のため防衛分野の担当者や初期の試験利用者に限っていた提供を、一般の利用者や企業、開発者、研究者へ拡大
  • Gemini 4 Argonは、一度に扱える入力と出力の合計上限を約6万5,000単位から最大104万8,576単位へ拡大
    • 従来のGeminiモデルでは出力が約6万5,000単位までに制限されていたが、入力と出力を合わせて約100万単位まで使える共通の上限へ変更
      • 出力の分量には、最終的な回答の文章だけでなく、答えを導くために内部で考える分量や外部の道具を呼び出す分量も含まれる

私たちに何が変わる?

  • 一般の利用者は、対象の有料プランを契約していればGeminiアプリやGoogle検索のAIモードからすぐ使える
    • 「Google AI Pro」または「Google AI Ultra」の契約者が追加の手続きなしで利用できる
    • 科学者や研究者は、審査に通れば最大1万人が開発環境「Google Antigravity」の最上位枠を6か月間無料で使える制度に申し込める
  • 企業や開発者は、大規模なプログラムの書き換えや長期の調査を途中で途切れずに1回の流れで任せられる
    • 「Google AI Studio」や「Gemini API」の有料枠、法人向けの「Gemini for business」などから利用できる
    • APIの利用料金は、2026年11月30日まで100万単位あたり入力2米ドル・出力10米ドルの記念価格となり、12月1日以降は入力4米ドル・出力20米ドルに設定
      • 11月30日までの期間中、一度読み込んだ入力データを再利用する場合は95%引きの100万単位あたり0.10米ドルになる
    • 考える深さを3段階から選ぶ仕様に変わったため、従来の細かな数値指定や最小設定を使っている場合はプログラムを書き換えないとエラーになる

なぜそうした?

  • Googleは、長時間の開発や調査が通信ごとの上限で途切れる問題をなくし、複雑な実務を最後までやり切る仕組みを整えたと考えられる
    • 従来の出力上限では、Google社内で行ったC/C++からRustへの書き換えのような大規模なプログラム移行や長期の分析を1回の流れで終えにくかった
    • 1回の通信で返せる上限は6万5,536単位に保ちつつ、続きをつなぐ印を使って入力分を除いた残りまで連続して出力を伸ばせる設計にした
      • 最新の公式開発キット(Google Gen AI SDK)では、開発者が自分でつなぎ直さなくても自動で続きを受け取る設定が標準で動く
  • Googleは、実務を自動で任せる際に起きやすいAIの勝手な迂回操作や外部からの乗っ取りを防ぐ必要があったと考えられる
    • 考える過程と実際の動きをその場で監視して、権限エラーやテスト失敗の際にAIが勝手に抜け道を探す動きや意図しない迂回操作を遮断する仕組みを入れた
      • プログラム作成の評価では勝手な抜け道探しを2%まで抑え、Webページやメールに仕込まれた悪意ある指示の攻撃成功率も0.7%まで下げた
    • 9月30日の公表から約2週間、サイバー防衛の担当者らに先行提供して安全性を確かめた上で一般公開へ進んだ

これからどうなる?

  • システム開発や調査を行う企業は、作業を小分けにして指示する手間が減り、AIが出した大量の成果物を検証・費用管理する仕事へ負担が移りそう 開発者や企業が長文の連続出力を使って大規模な作業を任せる場合
    • これまで人間が分割してつなぎ合わせていたプログラムの書き換えや調査を、AIが1回の流れで最後まで作り切れるようになるため
    • 12月1日からAPIの入力・出力料金が記念価格の2倍になるため、考える深さの3段階設定や入力データの再利用割引を組み合わせて費用を抑える設計が重要になりそう
    • 従来の細かな設定を使っている開発現場では、エラーを防ぐための設定変更や料金上昇が重荷になり、すぐには移行が進まない可能性
    • 12月の価格改定後も、開発現場が長文の連続出力をどこまで継続して使うかが確認点
  • AIを提供する企業の間では、回答の性能だけでなく、長い作業の途中で勝手な操作をさせない監視の仕組みが選ばれる決め手になりそう 企業が社内システムや外部データの処理をAIへ任せる動きが広がる場合
    • 法務や金融、セキュリティなどの実務へ広げるには、エラー時の抜け道操作や外部からの悪意ある指示をその場で遮断できる安全性が欠かせないため
    • わずかな確率でも意図しない操作や誤った出力が残れば、企業の担当者が最終確認を手放せず自動化の導入が止まる可能性
    • 研究者への無料提供や企業の試験導入から、実際の業務システムへの組み込みがどこまで広がるかが確認点

出典・確認日

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