日本HP、最大128GBメモリで大型AIを本体だけで動かせる16型ノート「HP OmniBook Ultra 16 AI PC」を10月29日から順次受注

日本HP、最大128GBメモリで大型AIを本体だけで動かせる16型ノート「HP OmniBook Ultra 16 AI PC」を10月29日から順次受注

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
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2026年10月16日 22:25(日本時間)時点

日本HPは、これまで外部の大型コンピューターに頼ることが多かった大きなAIや動画編集の作業を、1台の中だけでこなせる新しいノートパソコンを発表しました。持ち運べるパソコンの選び方や使い方がどう変わるのかを整理します。

何が起きた?

  • 日本HPは、大型のAIや動画制作を本体だけで動かせる16インチ型Windowsノートパソコン「HP OmniBook Ultra 16 AI PC」を2026年10月29日から順次受注する予定
    • 2026年10月15日に新しく発表した製品で、NVIDIAの新型半導体「NVIDIA RTX Spark」を搭載する
    • 作業データを一時的に置くメモリと保存容量が異なる3つの構成を用意する
      • 64GBメモリ・1TB保存容量の「エクストリームプラスモデル」を税込796,400円(送料別)から10月29日に受注開始する予定
      • 32GBメモリ・1TB保存容量の「エクストリームモデル」は税込596,200円(送料別)から、128GBメモリ・2TB保存容量の「エクストリームプロモデル」は税込1,294,700円(送料別)から11月以降に受注開始する予定

私たちに何が変わる?

  • 利用者は、外部サーバーへデータを送らずにパソコン本体だけで大きなAIの開発や動画制作、ゲームを進められる
    • 飛行機の中や移動中など通信が不安定な場所でも作業を続けられる
    • 社外秘などの機密データを外部に出さずにAIツールや開発用のソフトを扱える
  • 購入する人は、扱うAIや編集データの大きさに合わせて32GBから128GBまでのメモリ構成を選べる一方、596,200円(税込・送料別)からの購入費用がかかる
    • 32GBと128GBの2モデルを選ぶ場合は、11月以降の受注開始まで待つ必要がある

なぜそうした?

  • 日本HPは、従来のノートパソコンで起きていたメモリ不足と外部サーバー頼みの制約をなくす狙いと考えられる
    • 従来のノートパソコンは、大規模なAIモデルや3D・動画編集のデータを扱う際にメモリが足りなくなりやすかった
    • 全体の制御を担うCPUと画像やAIの処理を担うGPUを1つにまとめた半導体「NVIDIA RTX Spark N1X」を採用し、最大128GBのメモリを両方で共有する仕組みにした
      • CPUとGPUの間でデータを移し替える無駄をなくし、大きなデータをそのまま直接扱えるようにした
    • 約15.7mmの薄い本体で高い処理性能と持ち運びやすさを両立するため、熱を逃がす構造と大型バッテリーを組み合わせたと考えられる
      • 大型の熱伝導パイプと2基の超薄型ファンに加え、開閉部分で空気の通り道を広げる新しい構造を取り入れた
      • フルHD動画の連続再生で最大17時間動き、30分で最大50%まで充電できる99Whのバッテリーを搭載した

これからどうなる?

  • パソコンメーカー各社は、大容量の共有メモリを積んだ薄型ノートで熱を逃がす設計とバッテリー持ちを競うようになると考えられる 企業や開発者が機密データを外部サーバーへ出さずに手元のパソコンでAI開発や制作を行う動きが広がる場合
    • CPUとGPUを一体化した半導体と大容量メモリを薄い本体へ収め、熱を逃がし続けられる設計技術を持つメーカーが有利になりそう
    • 導入する企業や開発者の間では、外部サーバーへデータを送る手間や通信環境を気にする負担が減る代わりに、仕事の内容に合うメモリ容量の機種を購入前に見極める判断が重くなりそう
      • 約60万円から129万円超まで構成ごとの価格差が大きいため、手元で動かすAIの規模を事前に見積もる必要が生じる可能性
    • 購入する企業や個人は、本体価格の高さが負担となれば外部サーバーを使う方法にとどまる可能性
    • 11月以降に受注が始まる128GBメモリなどの構成が予定どおり供給され、手元のパソコンだけで大規模なAIを動かす用途がどこまで広がるかが確認点

出典・確認日

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