Pentium Silver N5000は正直遅い!買い替え時のタイミングと理由を解説!
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ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
目次
Pentium Silver N5000って実際どうなの?
まずは基本スペックを確認してみましょう:
- 世代:Gemini Lake
- 基本クロック:1.1GHz(最大2.7GHz)
- コア数:4コア4スレッド
- 基礎クロック:1.10 GHz
- 最大クロック:2.70 GHz
- TDP:6W
- 内蔵GPU:Intel UHD Graphics 605
4コア積んでいる事もあって、基本的なネット閲覧や文書作成なら問題なく使えますが、最近はブラウザですら要求スペックが上がってきているので、だんだん辛くなってきた印象があります。
こんな場面で遅くなる
日常的な使用で、以下のような場面で不満が出てきます:
- Chrome使用時のタブ切り替えがもっさり
- 1080p動画再生時に時々カクつく
- TeamsやZoomは使えるが画質を下げる必要がある
- 写真編集ソフトの動作が重い
N4100と比べると少しマシですが、2024年の環境ではやはり厳しい場面が増えてきています。特にオンライン会議では、カメラをオンにしながらの画面共有が重くなりがちです。
なぜ遅いの?
クロック周波数が低い
省電力CPUなので仕方がないのですが、クロック周波数が低く処理性能があまり伸びません。それに、元のベースクロックが1.1GHzと低めなので、随所で引っかかるようなもたつきがあります。
これは低発熱の省電力CPUとして設計されているからなので仕方がないのですが、もう少し全体的に数値が高いと良いのかもしれませんね。
メモリ容量が足りないかも?
Pentium Silver N5000を搭載しているPCはメモリ容量が4~8GBと少ない可能性が高いです。
最近のソフトは想像するよりも多くメモリを消費する事が多いので、最低でも12~16GB程度ないと、メモリ容量が足を引っ張り、CPU性能をフルに生かせません。
メモリを増設するか、いっそのこと買い換えてみると良いと思います。
最近のCPUと比較
Pentium Silver N5000は安価なグレードのCPUですが、同じく最近の安価なグレードのCPUであるN100と比較してみましょう。
CPU名 | コア数/スレッド数 | 最大クロック数 | ベンチマークスコア |
Pentium Silver N5000 | 4/4 | 2.7GHz | 2619 |
N100 | 4/4 | 3.4GHz | 5489 |
ほぼダブルスコア差がつく程の性能差があります。
N100ほどの性能があれば、複数タブでの同時作業やオンライン会議なども快適に行えます。更に、安価グレードという事もあり3,4万円台で販売されている事が多いので、Pentium Silver N5000の上位互換と言っても良いでしょう。
そろそろ買い換えた方が良いと思う
「メール送信する」
「少し調べ物する」
そういった超低負荷な作業をする方なら全然使えるとは思いますが、一般的な人であればブラウザを開きながらExcelを開いたり、動画視聴したり、ブラウザで複数タブを管理したり、という作業をすると思うので、そうなると少し動作にもたつきを感じると思います。
それだったら、3,4万円出して最新の安価グレードのN100CPUを積んだPCに買い換えても良いのではないでしょうか。
日常の作業がストレスなく行えるとなれば、悪くない投資だと思います。
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