ドメインの更新を忘れた場合とその対処法
ドメインは基本的に1年毎に更新が必要になります。
ですがもし更新を忘れてしまった場合はどうなるのでしょうか?
今回はドメインに関して書いていこうと思います。
目次
ドメインが更新されないとどうなるのか
独自ドメインを取得すると1年毎に更新が必要になり、その更新をしないとドメインが自分の物ではなくなってしまいます。
契約が延長されなかったドメインは一定の期間を開けた後に新規登録を受け付ける様になり、その際に他の人にドメインを取られてしまうと新たに習得した人がそのドメインを手放すまで待たなければなりません。
なのでこの状態になってしまったらドメインを取り戻す事は現実的に難しいです。
一応救済処置もある
ドメインの更新期限を過ぎてしまった場合でも一部のドメインには救済処置が用意されている事もあります。
この期間はドメインの種類だったりサイトなどによって異なりますが、もしドメイン更新の期限を過ぎてしまった場合は即座にドメインを取得したレジストラに確認してみて下さい。
ドメイン復旧の期限が無い物もありますが、大体1ヶ月前後の物が多いです。
この救済処置を利用する際に料金が発生する場合があるので確認しておきましょう。
失効してしまった場合
ドメインの復旧期間も過ぎ失効してしまった場合は、再び同じドメインが販売されるまで待つ必要があります。
そして販売された瞬間に再び契約すればいいのですが、それが難しいです。
何故かというと、運用歴の長いドメインや被リンクなど沢山ついているドメインは検索エンジンから既に一定の評価を貰っており、その価値の高いドメインを多くのSEO業者や中古ドメイン業者が狙っているからです。
なので、失効してしまったドメインは相当運が良くないと取り戻せません。
サイトのドメインを書き換える
WordPressでサイトを作成している場合は、サイトのデータはレンタルサーバーのデータベースで保管されています。
なので、そのデータベースに登録されているドメインを書き換える事でWordPressにログインをし、色々と変更を加える事が可能になります。
この方法は新たにドメインを取得する必要がありますし、元のドメインは帰ってきませんがサイトのデータは残ります。
大まかな内容は、大抵のレンタルサーバーではデータベース管理ツールがあると思いますので、そこでSQLコマンドを入力してデータベース内のURLを書き換えてサイトのドメインを変更します。
他にもSearch-Replace-DB-masterというDB置換ツールを使う事でサイトのドメインを一括で書き換える事もできます。
(個人的にはSearch-Replace-DB-masterの方がオススメです)
データベースの更新は危険を伴うのでデータのバックアップを必ず取って慎重に作業をして下さい。
この方法は既存のWordPressをそのまま使ってドメインを変更する方法ですが、新しいドメインでWordPressを作り、そこにサイトのデータを全て移す事も可能です。
詳しく知りたい方は、ドメイン変更やSearch-Replace-DB-masterで検索をしてみて下さい。
まとめ
今回はドメインの更新を忘れてしまった場合について書いてみました。
ドメインの更新日を過ぎてしまった場合は復旧できるか確認をし、出来なかったらドメインが販売された直後に再び契約をするか、新たにドメインを用意してそのドメインに前のサイトのデータだけでも移すかを検討してみて下さい。
サイトのドメイン書き換えに関しては私自身そこまで詳しい訳ではないので、もしかして間違えた事を書いているかもしれませんが大目に見てもらえると助かります。