Gleamの環境構築方法[Linux]

Gleamの環境構築方法[Linux]

オフ 投稿者: sesera

Gleam言語のLinux環境構築方法について、できるだけ分かりやすく解説していきます。手順を追って確実に環境を整えていきましょう。

目次

事前準備:必要なツールのインストール

まずは開発に必要な基本的なツールをインストールしていきます。

Gleamを使うには、ErlangElixirが必要になります。

Erlang/OTPのインストール

Gleamの動作には、Erlang/OTPが必須となります。以下のコマンドでインストールできます:

sudo apt update
sudo apt install erlang

Erlangのインストールには少し時間がかかるかもしれませんが、焦らず待ちましょう。これはGleamの実行環境として重要な役割を果たします。

Elixirのインストール

Elixirは必須ではありませんが、あると便利な機能が使えるようになります:

sudo apt install elixir

Gleamのインストール方法

Gleamをインストールする方法は大きく分けて2つあります。状況に応じて使いやすい方法を選んでください。

方法1:asdfを使用したインストール(推奨)

asdfは複数のプログラミング言語やツールのバージョンを簡単に管理できるツールです

asdfを利用する事でバージョン管理が後々簡単にできるので、私はこちらをおすすめします。

# asdfのインストール
git clone https://github.com/asdf-vm/asdf.git ~/.asdf
echo '. $HOME/.asdf/asdf.sh' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc

# Gleamのインストール
asdf plugin add gleam
asdf install gleam latest
asdf global gleam latest

方法2:バイナリを直接インストール

シンプルに使いたい場合は、こちらの方法でも問題ありません:

curl -O -L https://github.com/gleam-lang/gleam/releases/download/v0.33.0/gleam-v0.33.0-linux-amd64.tar.gz
tar -xf gleam-v0.33.0-linux-amd64.tar.gz
sudo mv gleam /usr/local/bin/

インストール確認とプロジェクト作成

インストールができたら、まずはバージョンを確認してみましょう。これで正しくインストールできているか分かります:

gleam --version
# gleam 1.0.0 とかバージョンが表示される

バージョンが表示されたら環境構築完了です!おめでとうございます!

ちなみに、私は「gleam 1.6.2」でした。

ついでに、早速プロジェクトを作成してみましょう。

「gleam new プロジェクト名」で新しいプロジェクトを作成できます。

gleam new my_project
cd my_project
ls
# README.md  gleam.toml  src  test などが作成されます。

これで基本的な環境構築は完了です!

それと、ついでにVSCodeの方にも拡張機能を入れておきましょう。