内蔵GPUのRadeon 680M,760MでCOD BO6は動く?|AMD Ryzen 7 6850Hの実力を検証!
この記事を書いている人
ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
こんにちは!今回は、多くの方から質問をいただいている「Ryzen 7 6850HのRadeon 680M内蔵GPUでCOD BO6は動くの?」について、実際に検証してみました。結論から言うと、バランス重視設定までなら十分プレイ可能です!
Radeon 760Mに関しても、体感できるか怪しいほど680Mとほぼ同じ性能なので、結果としては同様の数値になります。
目次
はじめに
Call of Duty Black Ops 6は、シリーズの中でもグラフィックが美しく、それなりのGPU性能を必要とするゲームとして知られています。今回は内蔵GPUでどこまで快適に遊べるのか、具体的な数値と共に見ていきましょう。
テスト環境の紹介
今回検証に使用したPCのスペックはこちらです:
- CPU:AMD Ryzen 7 6850H(8コア/16スレッド)
- GPU:AMD Radeon 680M(内蔵GPU)
- メモリ:16GB DDR5
- 画面解像度:1920×1080(フルHD)
最近のRyzen搭載PCは内蔵グラフィックスの性能が大幅に向上しており、ゲーミングでも期待できる性能を発揮します。
画質設定
基本となる画面設定は以下の通りです:
- 解像度:フルHD(1920×1080)
- 表示モード:フルスクリーン
- テスト環境:通常のマルチプレイヤーマップ上で測定
フレームレート検証結果
BO6には画質のプリセットが用意されているので、それぞれで結果を測定してみました。
比較的オブジェクトの少ない低負荷な場所で測定した値が最高値、乱戦時などの負荷の大きい場所で測定した値が最低値となります。
最低設定
最低設定では70〜100FPSを記録。見た目は犠牲になりますが、最も安定した動作を実現できます。競技志向の方にはこの設定がおすすめです。
ベーシック設定
ベーシック設定では50〜80FPSまで改善。戦闘時でも50FPSを下回ることは少なく、比較的安定したプレイが可能です。
バランス重視設定
ここからが実用的な設定です。50〜60FPSを安定して維持でき、見た目もそれほど悪くありません。一般的なゲーマーにはこの設定がおすすめです。
ベーシック設定時との差は体感では感じませんでした。
ウルトラ設定
ウルトラ設定では40〜60FPSを記録。極限設定より少し改善されますが、やはり激しい戦闘時にはカクつきを感じる場面が多くありました。
ここら辺になると、ギリギリプレイできるかな?くらいですね。
極限設定
極限設定では、見た目は最高にきれいですが、フレームレートは30〜50FPSと厳しい結果になりました。激しい戦闘時には30FPS近くまで落ち込むため、競技的なプレイには向いていません。
打ち合い時にも、映像がガクガク過ぎて敵にエイムを合わせる事が困難でした。
フレームレートまとめ
それぞれの結果をまとめるとこんな感じです。
- 最低:70~100FPS
- ベーシック:50~80FPS
- バランス重視:50~60FPS
- ウルトラ:40~60FPS
- 極限:30~50FPS
60Hzモニターや、最近多くなってきた100Hzモニターの場合なら、内臓GPUでも十分楽しめそうですね。
実際のプレイ感想
ちなみに、これが今回使用したミニPCになります。
内蔵GPUとは思えないくらいの性能を発揮していますが、やはり外付けGPUには及びません。ただし、バランス重視設定までであれば、十分にゲームを楽しむことができます。特に、画質設定を下げても敵の視認性はそれほど変わらないので、実用面での問題は少ないです。
同じ内臓GPUを使用してもFPSが出ない場合もある
私の過去の経験上、ノートPCとかだと同じ内臓GPUを搭載しているにも関わらず、半分ほどのFPSしか出ない場合もあります。
これは主に2つ原因があり、
- 内蔵GPUへのメモリ割り当てが足りてない
- 電力設定が低くフルパワーを出せていない
これらが主な原因です。
内臓GPUへのメモリ割り当てを増やす方法としてはPCによって違うのですが、物によってはBIOS上から上げれたり、AMD Software: Adrenalin Editionというソフトを使用して割り当てを増やす方法もあるので試してみてください。
また、「Ryzen 0 0000U」のような「U」がついている低消費電力な物だと、あまりGPU性能が出せないので注意してください。
まとめ
Ryzen 7 6850HのRadeon 680M内蔵GPUでのCOD BO6プレイは、以下のような結果となりました:
- バランス重視設定までなら快適にプレイ可能
- 競技プレイする場合は最低設定推奨
- 60Hz駆動なら十分な性能
内蔵GPUでもここまでプレイできる時代が来たことに驚きを感じます。予算の都合で外付けGPUが用意できない方でも、十分にCOD BO6を楽しむことができるでしょう。
私の過去の記事に、内臓GPUが優秀なミニPCをまとめた物があるので、気が向いたら見てみてください。
なお、この検証結果はあくまで参考値です。使用する環境やPCの個体差によって、実際の性能は異なる可能性があります。ご自身の環境で最適な設定を見つけてください。
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