Intel Celeron N4120搭載PCは遅い?買い換えるべき理由と選び方を徹底解説!
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ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
目次
Celeron N4120って実際どうなの?
Celeron N4120は2019年後半に登場したノートPC向けCPUです。主に3〜6万円台の入門用ノートPCに搭載されていて、以下のような特徴があります:
- 4コア4スレッド
- 最大クロック周波数2.6GHz
- 省電力設計(TDP 6W)
他の安価なPCではCPUが2コアなのに対して、N4120は一応4コアも搭載しているんですよね。
4コア積んでいる事もあって、基本的なネット閲覧や文書作成なら問題なく使えますが、最近のアプリは要求スペックが上がっているので流石に少し厳しい場面が増えてきました。
こんな時遅くなるよね
最近特に遅さを感じるのは、こんな場面です:
- Google Chromeで複数タブを開いて作業するとき
- ZoomやTeamsでビデオ会議しながら資料を開くとき
- ChromeやEdgeの最新バージョンを使うとき
- スマホで撮った写真を編集するとき
特にブラウザの動作は年々重くなっているので、新しいPCとの差を強く感じる部分です。特に高負荷な作業をしている訳でもなく、日常の利用場面として全然あり得るシーンなので、これらの作業が重くなってしまうのは嫌ですよね。
なんでこんなに遅いの?
クロック数が低い
主に遅い理由は「クロック数の低さ」です。
他のCPUだと最大クロック数が3.6GHzとかも珍しくない中、Celeron N4120は最大クロック数2.6GHzです。ですが、だからといってクロック周波数を上げると消費電力も増えますし、発熱も多くなってしまうので、しょうがない部分ではあります。
メモリの容量不足もあるかも
大体、Celeronを搭載しているPCはメモリ(RAM)が少ない事が多く、4GBという事も珍しくありません。
最近のソフトはブラウザでも結構メモリを要求してきますから、メモリ容量が足りずにCPU性能を生かしきれない事もあるでしょう。
もし、メモリ4GBだった場合は流石にもう買い換えた方が良いと思います。8GBなら使えない事もないのですが最近少し怪しくなってきましたね。12GB,16GBくらいあると安心です。
最新のCPUとの差は?
Celeron N4120は安価なモデルのCPUですが、最近話題のN100という同じく安価なモデルのCPUと比べてみましょう。
CPU名 | コア数/スレッド数 | 最大クロック数 | ベンチマークスコア |
Celeron N4120 | 4/4 | 2.6GHz | 2487 |
N100 | 4/4 | 3.4GHz | 5489 |
ベンチマークスコアを見てみると、ほぼ2倍のスコア差が出ている事がわかりますね。N100程度のスコアが出せれば、ブラウジングやWord・Excelなどの一般の方が行うPC作業は、大抵スムーズにできます。
N4120も4コアCPUといえど、見劣りしてしまいますね。
正直、買い換えた方が良いと思う
最近は、ブラウザですらまぁまぁのスペックがないと快適には動作しませんから、流石に少し前のCPUだともうキツイと思います。
それに最近のCPUの成長が目覚ましく、N100という廉価版グレードのCPUですら快適に動作するレベルです。しかも、安い物なら3万円前後ととても安価に買えてしまいます。
そこら辺を総合的に考慮すると、少しお金を出して最近のPCを買った方が作業も効率化するので、悪くない投資だと思います。
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