中古ドメインとは|メリットとデメリットを解説【SEO】
独自ドメインを取得する際に、中古ドメインという他の人が使っていたドメインを再利用する方法があります。
一般的に中古ドメインはSEO効果があるとされていますが、実際はどうなのでしょうか。
今回は中古ドメインについて書いていきます。
目次
中古ドメインとは
中古ドメインはその名の通り、誰か他の人が使用していた中古のドメインの事を言い、新規で新しいドメインを取得するよりも既に他の人が運用して検索エンジンから一定の評価を貰っている中古ドメインの方が良いとされています。
なので中古ドメイン専用の業者がいる程人気なのですが、良い事だけではありません。
前のサイトの評価を受け継ぐという事は良い評価を受け継ぐ事が出来ますが、それと同時にペナルティのような悪い評価も受け継がれてしまう事もあるのです。
中古ドメインのメリット
中古ドメインの説明でも少し紹介しましたが、中古ドメインには新規で取得するドメインと比べて優れている点がいくつかあります。
- 過去の被リンクの評価を受け継ぐ
- ドメインの年齢(ドメインエイジ)が高い
- 検索エンジンにイデックスされやすい
基本的に中古ドメインの値段はこれらのメリットを考慮した上で値段が設定されており、これらのメリットの効果が大きいと考えられる中古ドメインは総じて値段が高いのですが、それでも多くの人が値段の高い中古ドメインを購入しています。
もしこれらのメリットがあまり魅力的に映らない場合は、新規でドメインを取得する事を検討してみて下さい。
過去の被リンクの評価を受け継ぐ
中古ドメインを使用する事で、そのドメインが過去に獲得した被リンクを受け継ぐ事が出来ます。
被リンクとは、他のサイトからリンクを貼られている状況の事を言い、基本的に被リンクが多いサイトは検索エンジンからの評価が高く、検索順位で上位を取りやすいという特徴があります。
これによって新規でドメインを取得してサイト作成をするよりも、中古ドメインを使用して検索エンジンからの評価が高い状態から始める事で、ブログを始めたばかりでも初期の頃から多くの集客を期待できます。
ドメインの年齢(ドメインエイジ)が高い
中古ドメインは過去に運用されているので、ある程度ドメインの年齢が高い状態から始める事が可能です。
ドメインの年齢は検索エンジンからの評価に影響していると言われており、ドメインの年齢が高い程検索エンジンからの評価が高くなり、そのようなドメインで運用されたサイトは検索順位で有利になるというような話があります。
昔の検索エンジンではドメインの年齢が検索エンジンからの評価に関わっていたらしいのですが、現在でもドメインの年齢はどの程度影響するのか、ましては全く影響しないのかは分かりません。
とにかく運用歴が長いに越したことは無いと思います。
検索エンジンにインデックスされやすい
過去に運用歴がある中古ドメインは、既に様々なリンクが存在しています。
そのリンクをクローラーが辿りサイトの情報を集めているので、新規でドメインを取得した場合に比べてインデックスされやすいという特徴があります。
サイトを作成したばかりの頃は検索エンジンにサイトの更新が認知されにくく、記事の内容の変更などが反映されるまでに時間が掛かる事がありますが、中古ドメインを使用する事でそのような状況にならずにサイト運営を始める事が可能です。
時間の短縮になる
中古ドメインの大きなメリットは、サイト作成初期に起こりうるデメリットを経験しないで済む事にあります。
新規ドメインでサイトを始めると、検索エンジンにサイトが認知されるまで時間が掛かりますし、コンテンツが少なく被リンクが無いので検索順位で上位に上がりにくいです。
ですが中古ドメインならば過去に運用されていた実績があるので、このような事を回避し、大きな時間短縮をする事が出来ます。
中古ドメインのデメリット
中古ドメインには、メリットだけでなくデメリットも存在します。
- 値段が高い
- 質の低い被リンクも受け継ぐ
- ペナルティを受けている可能性がある
これらのデメリットを、中古ドメインを使用する事によって得られるメリットと照らし合わせてみて、新規のドメインにするのか中古のドメインを使うのか決めてみて下さい。
価格が高い
中古ドメインは、過去にどのような運用をされていたかによって価値が変わってくるので値段はピンキリですが、安い物だと3000円程度、高い物だと10万円弱する物もあります。
新規でドメインを取得する場合は、ドメインの種類にもよりますが大体1000円くらいなので、中古ドメインを使用する場合は初期費用が多く必要になります。
どこで聞いた話かは忘れましたが、「メインのサイトとして中古ドメインを使用する場合は、値段が1万円以上の物を選んだ方がいい。」という話を聞いた事があるので、中古ドメインだからと言って安すぎる物を使用するのも悩みどころです。
質の低い被リンクも受け継ぐ
中古ドメインは過去に貰った被リンクを受け継ぎますので、良質な被リンクはもちろんの事、質の低い被リンクも受け継いでしまいます。
被リンクの質は、被リンクを飛ばす方のサイトがどのような構成になっているのかや、自身のサイトと被リンクを飛ばしているサイトの関係性など、様々な要素から判断されます。
もしあなたの買った被リンクが、過去にお金を払って被リンクを購入してるなどの行為をしており、質の悪い被リンクがついている場合は新規で始めるサイトにも影響しています。
多少の低質な被リンクならそこまで影響はしないと思いますが、それが大量になっていたり、明らかにスパムのようなリンクであった場合は、検索エンジンからの評価が下がってしまう事があり、検索順位の下落や場合によってはペナルティを受けてしまう事もあり得ます。
中古ドメインを購入する前に、その購入しようとしているドメインがどのような物なのかを詳しく調べておきましょう。
ペナルティを受けている場合がある
被リンクと同様、中古ドメインは過去の様々な評価を受け継いでしまいます。
なので、もし中古ドメインが過去にペナルティを受けている場合は、その評価まで受け継いでしまい、Webサイトの運営に大きな悪影響を及ぼします。
もし既に購入した中古ドメインがペナルティを受けていた場合は、新たにサイトを作成してから再審査リクエストを送り、問題の無いサイトと判断されれば解除されます。
再審査リクエストはGoogle Search Consoleで送る事ができるので、もしもの際は参考にしてみて下さい。
中古ドメインは利用に注意
中古ドメインはこれまでに説明した通り様々な特徴があり、扱いの難しいドメインです。
Googleなどの検索エンジンの進化により、これまで良いとされてきた中古ドメインのメリットがなくなってしまう可能性も大いに考えられます。
なのでWebサイトを始めて作成する人や、初期投資にお金を掛けたくない人、ドメインの購入でリスクを背負いたくない人などは、無難に新規ドメインを取得して始める事をオススメします。
まとめ
今回は中古ドメインについて書いてみました。
中古ドメインの使用は少し癖のある方法ですが、上手く活用できれば初期費用を払う以上の価値があると思うので、Webサイトを作成する際の選択肢の一つに加えてみて下さい。