ペラサイトにオススメのドメインを紹介【TLD】
Webサイトの運用方法には様々な種類があり、中には小規模なサイトを量産する「ペラサイト量産」という方法があります。
ペラサイト量産では様々なサイトを作成していき、多くの集客口を設置してくのですが、量産するサイトが多ければ多い程、ドメインの費用が多くなってしまうというのが大きなデメリットです。
なので、そのような維持費を少しでも軽減する為に、今回はペラサイトのドメインについて書いていこうと思います。
目次
ペラサイトのドメインについて
ブログや会社のWebサイトを立ち上げる際には、「ドメイン」というインターネット上の住所の様な物が必要になります。
なので、当然ペラサイトでも量産するサイトの数だけドメインが必要になり、ドメインの取得費用や更新費用が通常のブログ運営よりも格段に高いです。
⇒ドメインの料金について解説|TLDごとの最安レジストラも紹介
サブドメインでのペラサイト量産はどうなのか
Webサイトを作成するのにはドメインが必要と説明しましたが、ドメインに関して詳しい人の中には「サブドメインを使用すれば良いじゃん。」と思った方も多いと思います。
サブドメインとは、通常のドメインから領域の一部を分割して出来たドメインの事を指し、サブドメインを使用すれば新たにドメインを取得したり、更新費用を払わなくても、Webサイトを量産する事が可能になります。
⇒サブドメインについて|メリットやデメリット、具体的な使用例も紹介
なので、そのサブドメインを使用して維持費を掛けずにペラサイト量産をしよう、という事なのですが、私個人の意見としては『サブドメインはペラサイト量産に適さない』と思います。
主な要因は「サイトの独立性が確保できない」という理由なのですが、詳しい内容は私が過去に書いた記事があるので、良かったら参考程度に見てみて下さい。
TLDとドメインの料金について
皆さんもサイトのURLやドメインなどで、○○.comや○○.netなどを見た事があると思いますが、この「com」や「net」の部分をTLD(トップレベルドメイン)と言い、TLDの種類によってそのドメインの値段が変わります。
ドメインの値段はドメインを取得するサイトによって多少異なりますが、安いTLDというのは大体同じ場合が多いです。
ドメインに掛かる費用には「取得費用」と「更新費用」の二種類が必要になり、初めてドメインを取得する際には取得費用、1年後に更新する際には更新費用が必要ですが、ペラサイト量産では「取得費用」の方が重要になります。
なぜ取得費用が重要なのか
ペラサイト量産では、多くのサイトを量産して収益を上げていくのですが、作成したサイトが必ず収益を出してくれるという訳では無く、収益が全く発生しない事も珍しくありません。
なので、多くの場合はペラサイトを作成したとしても、1年弱で収益が発生しない場合は、そのペラサイトに使用されているドメインを更新せずに断捨離していきます。
こうして収益の発生するサイトのみを残し、無駄な維持費を掛けない様にしていく事が重要なので、ドメインの更新費用ではなくドメインの取得費用が重要なのです。
ペラサイトにオススメのドメイン(LTD)
これからはペラサイトにオススメのドメインを紹介していきます。
先ほども紹介した通りドメインの取得費用が安い物ばかりなので、ペラサイト量産をする場合はこれらの中から選んでみて下さい。
work
最初に紹介するのはworkという2015年に登場したTLDで、仕事や作品という意味を持っています。
workの特徴は何と言っても維持費がトップクラスで安い事で、お名前.com というサイトでは、取得料金1円、更新料金990円という破格の安さです。
これなら新たなサイトを量産するのも格安で出来ますし、ドメインの更新費用も990円と格安なので、利益が出るサイトを残す際にも最小限の金銭的負担で済み、ペラサイト量産をする際には打ってつけのTLDだと言えます。
xyz
xyzは2014年に登場したTLDで、他の物とは違いxyzは特に意味を持っておらず、様々な用途に使用しても違和感なく使えるTLDです。
先ほど紹介したwork程では無いのですが、xyzもトップクラスでドメインの取得価格が安く、お名前.com だと25円、エックスドメイン だと30円という風に、とても低価格なTLDです。
xyzは現在多くの人が使用しているTLDなのですが、スパム行為などにも使用されている事が多いので、ドメインに詳しい人には.xyzのイメージは少し悪いかもしれません。
info
infoは2001年に登場したTLDで、ドメインの意味は情報などを表すInformationです。
ドメインの取得料金はworkやxyzなどには劣りますが、260円と十分安い部類に入り、例えば100サイト作成したとしても2万6千円しか掛かりません。
ドメインの更新料金も1480円と一般的な料金なので、情報を発信するWebサイトを作成したい場合には使用してみても良いと思います。
cloud
cloudは2017年に登場したTLDで、雲という意味やIT関連で使用される言葉のクラウドという意味があります。
ドメインの取得料金は199円と安く、ドメインの更新料金は1480円と平均的な値段なので、サイトを量産したとしてもそこまで負担になりません。
cloudと聞くとIT関連に詳しいサイト感が出るので、IT関連の商材でアフィリエイトをする際は採用してみても良いと思います。
icu
2018年に登場したTLDで、I See You(君を見ている)という少し怖い意味を持っています。(間違ってたらすみません。)
ドメインの取得料金はcloudと同じ199円ですが、ドメインの更新料金が1280円と安く、全体的にコスパの良いTLDだと思います。
様々な用途に使用しても違和感なく使用できるTLDだと思いますが、セキュリティ関連の商材でアフィリエイトをする際には打ってつけのTLDです。
各種まとめ
今回紹介したTLDをまとめると、
- work…【取得料金 1円・更新料金 990円】
- xyz…【取得料金 25円・更新料金 1480円】
- info…【取得料金 260円・更新料金 1480円】
- cloud…【取得料金 199円・更新料金 1480円】
- icu…【取得料金 199円・更新料金1280円】
この5種類を紹介しました。
ここで紹介した料金は、ドメインを取得するレジストラによって変わる事があるので、注意して下さい。
ドメインの名前について
どのTLDを採用するか決めたら、次はそのドメインの名前を決めなければいけません。
ドメインの名前については基本的に何でも良いと思いますが、人によってはドメイン名にキーワードを入れるとSEO効果が見込めると言う人もいます。
ですが、Googleの中の人はドメインによって優劣をつける事が無いと言っているので、それについては何とも言えない所ですが、ドメイン名で管理しやすい様に、そのサイトは何について書いているサイトなのかが一目でわかる名前にする事をオススメします。
最後に
今回はペラサイト量産で使用するオススメのドメインについて紹介してみました。
参考になれば幸いです。