Ryzen CPUにメモリ増加したら内蔵GPU性能が大幅向上した件|グラボ無くても3Dゲーム可能
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ITフリーランスをしているせせらと言います。
小さい頃からPCが大好きで、自作PCやプログラミングを小学生の頃からしていました。
こんにちは、せせらです。
風の噂で Ryzen CPU を搭載したPCにメモリ増設すると、GPU性能がかなり向上すると聞いたのでやってみました。
いきなり結果を言うと、低画質設定なら大抵の3Dゲームは快適に動くほど性能向上しました。
目次
使用したPC
使用したPCは、Ryzen5 5500u を搭載したノートパソコンです。
- 使用PC…DELL New Inspiron 14
- CPU…Ryzen5 5500u
- メモリ…8GB(シングル)
- SSD…258GB
記憶が怪しいのですが、価格は7万円か6万円後半くらいだったと思います。
日常使いには十分というかオーバースペックとも言えますね。
個人的にかなり気に入ってます。
メモリ増設前のテスト
デフォルトの状態でゲームをしてみました。
ゲームは「VALORANT」というFPSゲームです。FPSゲームの中では動作が軽い方だと思います。
では、どのくらいのFPSが出ているかというと、、
何もしなければ50~60FPSほど出ており、処理の思いエフェクトが発生したり、プレイヤーの多い乱戦状態だと40FPSほどまで落ち込みます。
普通にプレイ可能なレベルですが、重要な場面でFPSが落ちてしまい快適とは言えません。
(グラボを搭載していないのに3D FPSができるって最近のCPU凄い。。)
メモリ増設
8GBメモリを増設していきます。
元が8GB一枚なので、合計で16GBになりますね。
メモリはPCショップでクロック数が3200の物をテキトーに選びました。クルーシャルのDDR4メモリです。
増設をする為に、まずは裏のネジを外します。
ネジを外すと蓋が浮き上がるので、隙間に細いものを差し込んで外していきます。
(カードがかなり傷ついたので真似はしないでください。)
裏蓋を取ると基盤が出てくるので、黒いシートが張ってある所にメモリを挿していきます。
ちなみに、SSDの交換もできそうです。
デフォルトでは、かなりコンパクトな物が搭載されていました。
これで、後は裏蓋を閉じれば完了です。
裏ブタを閉じ切っていない状態で画面を開こうとするとヒンジ部分が接触して危険なので、もし同じPCに増設する人がいたら注意してください。
メモリ増設後のテスト
メモリを増設したので、もう一度同じゲームを起動していきます。
16GB認識している事は確認済みです。
通常時のFPSは90ほどで、負荷のかかる場面になっても70FPS程です。メモリ増設前が普通で50~60FPS、負荷のかかる場面で40FPSだった事を考えるとかなり向上しましたね!
実際、体感できるほど変わりました。60Hzのモニターを使用している人には十分です。
ただ、144Hzのモニターを使っているコアなゲーマーの方は、グラボを使用した方が良いと思います。
なぜGPU性能が向上するのか
Ryzenは内蔵GPUの処理にメモリを多く使用します。
なので、1枚のシングルスレッドから2枚のマルチスレッドにする事でメモリ速度が高速化し、GPUの処理が高速化します。
もし、RyzenのCPUを使用しており、メモリがシングルの人は増設してみて下さい。
というか、おそらくIntelのCPUでも同じ事をすると内蔵GPU性能向上すると思います。
内蔵GPUに関しての余談
最近の内臓GPU は進化が目覚ましく、もはやローからミドルクラスのGPU性能に匹敵するほど進化しています。
その事に関して詳しく書いた記事があるので、よかったら読んでみてください。
他に、実際にその強化された内臓GPUを使用して、色々なゲームで検証している物もあります。
それと、内臓GPUが優秀なミニPCをコスパ順でまとめた物もあるので、購入を検討している場合は参考にしてみてください。
最近だと5、6万出すだけで、ApexやVALOLANT、COD、BF等のゲームが普通にプレイできる性能が手に入ります。
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