
パソコンの画面を録画して解説動画を作る方法と基本の流れ
画面を録りながら説明するだけなのに、何から始めればいいのか分からない。
録画の方法も声の入れ方もいろいろあって、最初の一歩で手が止まってしまう方は多いと思います。
画面録画で動画を作る方法
まずは録画ソフトを1つ決めて、短い画面録画を1本試しに録ってみましょう。解説動画は、パソコンの画面やスライドを映しながら、同時に自分の声を入れるだけで形になります。カメラや撮影スタジオを用意する必要はなく、パソコンと録画ソフトがあれば最初の1本まで進められます。
このやり方で目的を達成しやすいのは、画面に映す内容と話す内容を同時に記録できるからです。あとから声を別に録ってタイミングを合わせる方法もありますが、画面を見ながらそのまま話せば、説明と操作のズレが起きにくくなります。
画面録画に使える定番ソフト
画面録画は、OSに最初から入っている機能でも始められます。画面の録画だけでなく、声の同時録音や簡単なカットまで一つで済ませたいのか、あとから別の編集ソフトで仕上げるのかによって、選ぶソフトが変わります。代表的なものを下の表にまとめました。
| ソフト名 | 種類 | 対応OS | 料金 |
|---|---|---|---|
| OBS Studio | 録画・配信ソフト | Windows・macOS・Linux | 無料 |
| QuickTime Player | OS標準の再生・録画機能 | macOS | 無料(標準搭載) |
| Snipping Tool | OS標準の画面キャプチャ機能 | Windows 11 | 無料(標準搭載) |
| Xbox Game Bar | OS標準の録画機能 | Windows 10・11 | 無料(標準搭載) |
| PowerPoint | スライド作成ソフト | Windows・macOS | 有料(Microsoft 365などのライセンスが必要) |
| Keynote | スライド作成ソフト | macOS | 無料(Apple製) |
どれを選ぶかは、次のように考えると迷いにくくなります。
- とにかく手軽に始めたいなら、MacはQuickTime Player、WindowsはSnipping ToolかXbox Game Barから試す
- 録画範囲の指定や画面の切り替えまで細かく調整したいなら、無料で使えるOBS Studioを選ぶ
- スライドを見せながら話す形なら、PowerPointやKeynoteのスライドショーを画面録画ソフトで録るか、各ソフトの録画機能を使う
- 1つのソフトに絞れない場合は、まず標準機能で1本録ってから、足りない点が出たらOBS Studioへ移る
パソコンがない場合のおすすめ
ここまでのソフトで作業する場合、もしパソコンがまだなければ、使うソフトが動くスペックのものを用意してください。個人的には、MacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバーがおすすめです。10コアCPU・8コアGPUのM5チップに16GBメモリと512GBのSSDを備えた標準構成なので、録画ソフトとスライドを同時に開いて動画ファイルを保存していく作業の土台にしやすい1台です。
使いたいソフトがmacOSに対応しているかだけは、購入前に確認しておいてください。13.6インチの画面を備えたノート型なので、机の上で録画ソフトとスライドを並べて作業する場面で使いやすいと考えています。すでに手持ちのパソコンで録画ソフトが問題なく動くなら買い足す必要はなく、Windows専用のソフトはこのMacではそのまま動かせない点にも注意してください。M5搭載13インチモデルの構成や仕様は、Appleの公式サポートページで確認できます。

解説動画を作る大まかな流れ
使うソフトによってボタンの位置や名前は違いますが、作業の流れはどのソフトでもほぼ共通です。細かい操作は各ソフトの画面に合わせて進めてもらうとして、ここでは全体の流れだけをつかんでおきましょう。
- 話す内容を決めて、見せる画面やスライドを準備する
- 録画ソフトで、録画する範囲と音声の入力先を選ぶ
- 短いテスト録画をして、画面の見え方と声の大きさを確認する
- 本番を録画して、保存したファイルを見返す
失敗を減らすために、次の点を押さえておくと安心です。
- 最初から長く録らず、まず30秒ほどのテスト録画で画面範囲と音量を確かめる
- 録画前に通知や不要なウィンドウを閉じて、見せたくない情報が映り込まないようにする
- 話す内容は箇条書き程度のメモにしておくと、言い直しが減る
- 録画ソフトの音声入力に、使いたい入力先が選ばれているかを毎回確認する
- ファイルの保存先と名前を先に決めておくと、あとで探す手間が省ける
途中で言い間違えても、そこから言い直して録り続け、あとでカットする方法もあります。完璧を目指して何度も録り直すより、一通り録りきってから直すほうが、最初の1本は早く仕上がります。
スライド10枚を録画する例
たとえば、田中さんが社内勉強会用のスライド10枚を、5分程度の解説動画にまとめるとします。田中さんはまず各スライドで話す内容を一言ずつメモし、録画ソフトで録画範囲と音声の入力先を選んだうえで、30秒のテスト録画をして画面の見え方と声の大きさを確かめます。問題がなければスライドを順に進めながら通して録画し、保存したファイルを見返して言い間違えた箇所だけを直します。
マイクがない場合のおすすめ
具体的な手順は上記のとおりですが、あわせて声の聞き取りやすさも大切なので、まだマイクを持っていない場合はaudio-technica AT2020USB-X ブラックがおすすめです。USBでパソコンにつなぐ単一指向性のコンデンサーマイクで、主に正面の声を拾う作りなので、画面を見ながら話す解説の録音に使いやすいと考えています。パソコン内蔵のマイクで足りると感じるなら、無理に買い足す必要はありません。
ヘッドホン端子から入力した声をそのまま聞いて確認できるので、本番前のテスト録画で声の聞こえ方をつかみやすい点が便利です。ただし、部屋の反響や生活音を自動で消すマイクではないため、できるだけ静かな場所で使うのが前提になります。本体のほかにデスクトップスタンドとUSBケーブル・変換アダプタが付属しますが、マイクアームのセットではありません。AT2020USB-Xの仕様は、オーディオテクニカの公式製品ページで確認できます。

最初の一歩はテスト録画から
まずは紹介したソフトの中から1つを選び、30秒ほどのテスト録画を試してみてください。パソコンやマイクがまだ手元にない場合は、紹介したMacBook Air 13インチ M5・16GB・512GB シルバーとaudio-technica AT2020USB-X ブラックの商品ページで、使いたいソフトに合うかや構成を確認してから検討するとよいでしょう。
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