
種子テトラゾリウム試験試薬 比較
種子の生存性を確かめるテトラゾリウム試薬は、用途や買いやすい容量のどれを基準に選ぶか迷いますよね。
対象にする種子や採用する手順が決まっている場合は、その用途や処理条件が示されているかも選ぶ基準になります。
今回は、東京化成工業(TCI)、Sigma-Aldrich、PhytoTech Labsの商品を、包装内容量や用途の記載、掲載価格とあわせてご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 試薬の包装内容量(g) | 種子の生存性試験に関する記載 | 参考価格(2026-10-23確認) |
|---|---|---|---|
| 2,3,5-Triphenyltetrazolium Chloride | 1 g・25 g | — | 1 g:¥2,500/25 g:¥14,400 |
| 2,3,5-トリフェニルテトラゾリウムクロリド(5 g) | 5 g | 種子の発芽・生存性をみるTZ assayの試薬にT8877を指定 | 5 g:¥9,320 |
| Triphenyl Tetrazolium Chloride (TTC) | 5 g・10 g・25 g・100 g | 種子の生存性検査に特に有用 | 5 g:$34.30/10 g:$53.75/25 g:$114.95/100 g:$341.15 |
2,3,5-Triphenyltetrazolium Chloride
HPLCによる純度表示を購入条件として確認したい人には、東京化成工業のT0520がおすすめです。純度は>98.0%(T)(HPLC)で、包装量は1 gと25 gが掲載されています。1 g包装の容器欄には、インナービン(ガラスビン、プラスチックチューブ)と記載があります。
保管は室温で、15°C以下の冷暗所が推奨され、光と湿気(吸湿)は避ける条件です。
2,3,5-トリフェニルテトラゾリウムクロリド(5 g)
マメ科・綿花・イネ科の種子をTZ assayで調べたい人には、Sigma-Aldrichの5 g品T8877-5Gがおすすめです。T8877を試薬として挙げる種子の発芽・生存性試験手順では、1% TZ溶液で30°C、24~48時間、暗所という処理条件が示されています。
ただし、本品の適合性試験は実施されていません。形状は粉末で、水への溶解度は50 mg/mL、保管温度は2~8°Cです。
Triphenyl Tetrazolium Chloride (TTC)
種子の生存性を確かめるための試薬を探している人には、PhytoTech LabsのT8164がおすすめです。種子の生存性検査に特に有用で、微生物の増殖検出にも使えるとされています。
包装量は5 g、10 g、25 g、100 gから選べるため、購入する試薬量を決める際の選択肢になります。
本品は固体で水溶性があり、保管温度は2~8°Cです。保管場所の条件も購入判断に関わります。
条件に合わせて選ぶなら
- 種子の生存性検査に関する用途が確認できる商品を選びたい人
- マメ科・綿花・イネ科の種子でTZ assayを予定している人
- HPLCによる純度表示を購入条件にしたい人
T8877-5Gは10 mg/mL換算で理論上500 mL分
植物の生存性評価では、10 mg/mLの溶液がよく使われます。5 g包装をこの濃度に換算すると理論上500 mL分に相当するため、予定する溶液量から5 g品を選ぶ目安になります。

