
接写ベローズ おすすめ・比較
接写ベローズは、手持ちのカメラやレンズに合う製品と、欲しい調整機能のどちらを優先すればよいか迷いますよね。
レンズをカメラから離すほど倍率が上がるタイプや、商品撮影で被写界深度とピント面を調整できるタイプがあります。
今回は、NOVOFLEX BALPRO 1、BALPRO T/S、FotodioxのSony E用マクロベローズを紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | カメラの対応形式 | レンズの対応条件 | ティルト調整 | シフト調整 |
|---|---|---|---|---|
| NOVOFLEX BALPRO 1 | 6×7形式まで | 35mm判レンズの大部分/中判・特殊レンズはほぼすべて | 非対応 | PROSHIFT+によるオプション |
| NOVOFLEX BALPRO T/S | APS-C・35mm判カメラのほぼすべて/6×7までの多くの中判カメラ | 手動操作可能な35mm判・中判レンズと特殊レンズのほぼすべて | 前後両側に搭載 | 水平方向の調整量20mm |
| Fotodiox Sony E用マクロベローズ | Sony Alpha Eマウント | Sony Alpha Eマウント | — | — |
NOVOFLEX BALPRO 1
カメラやレンズの組み合わせを変えながら、無限遠から高倍率マクロまで撮りたい方には、NOVOFLEX BALPRO 1がおすすめです。アダプターリングを介して異なるカメラとレンズの組み合わせに対応します。カメラは最大6×7形式まで対応し、レンズは35mm判の大部分に加えて、中判・特殊レンズもほぼすべて組み合わせられます。繰り出し量は接続アダプターを除いて最小30mmから最大170mmで、伸ばした量に比例して露出時間も延長する必要があります。
チルトには対応していませんが、シフトはPROSHIFT+を使うオプションとして用意されています。本体単体では、自動機能は伝わりません。現行ミラーレスシステムの大部分では、カメラと純正レンズ間の全データ伝達には自動反転アダプターが必要になります。
NOVOFLEX BALPRO T/S
商品撮影でピント面や被写界深度を調整し、高倍率マクロにも使いたい方には、NOVOFLEX BALPRO T/Sがおすすめです。ティルト/シフト機構をベローズの前後に備え、商品撮影でピント面と被写界深度を調整できます。水平方向の調整量は20mm、回転量は左右それぞれ15°です。シフトやティルトを使うと画面周辺にケラレが出ることがあり、使用レンズのイメージサークルに限りがあることも関係します。機能をできるだけ活用したい場合は、イメージサークルの大きなレンズが推奨されており、通常の35mm判レンズは全機能を使う用途には適しません。
手動操作可能な35mm判・中判レンズと特殊レンズは、ほぼすべて組み合わせられます。APS-C判・35mm判のカメラはほぼすべて、また6×7までの多くの中判カメラに対応しています。
レンズ用マウントアダプターを含むStarter Kitも用意されています。中判レンズには型式に応じたリングが1種類必要です。無限遠に合焦させるには、Apo-Digitar 90/f4.5と特殊な沈み込み式レンズマウントが必要になります。
Fotodiox Sony E用マクロベローズ
Sony Alpha Eマウントのカメラ本体とレンズで、拡大率を高めた接写をしたい方には、FotodioxのSony E用マクロベローズがおすすめです。レンズをカメラから離すほど倍率比が上がり、最大8:1、50mmレンズ使用時は3:1です。
ラック&ピニオン式フォーカスレールでベローズの繰り出し量を調整でき、ミリメートル目盛りは同じ設定を再現するときに役立ちます。一体型つまみネジで位置を固定できるほか、1/4インチ-20ソケットにより三脚やクイックリリースプレートへ直接取り付けられます。
オートフォーカス、AE測光、手ブレ補正など、カメラ本体との電子通信に依存する機能は中断されるため、これらを維持した撮影には適しません。手動フォーカスリングの操作にも電源が必要なフォーカス・バイ・ワイヤ方式のレンズは、アダプターから給電されないためピントを合わせられません。手動絞りリングがないレンズでは絞りが既定位置に戻り、最大F値まで絞られるか最小F値まで開くかはレンズによって異なります。
用途に合わせた選び方
- カメラやレンズの組み合わせを変えながら、無限遠から高倍率マクロまで撮影したい人
- イメージサークルの大きなレンズで、商品撮影のピント面や被写界深度を調整したい人
- Sony Alpha Eマウントのカメラ本体とレンズで高倍率の接写をしたい人
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