
チケットに半券用のミシン目を入れる方法
チケットは半券をつなげたまま配りたい。使うときに、きれいに切り離せるだろうか。
半券を切り離すときに、本券まで破れてしまわないか気になりますよね。
専用の刃でミシン目を入れる
本券と半券の境界を決め、ミシン目加工用の道具で本番と同じ用紙に試し加工しましょう。配布時につながった状態を保てるか、使用時に切り離せるかを確かめてから、本番分の加工に進んでください。
ミシン目は、切れ目の間に紙のつなぎ目を残す加工です。境界を完全に切断せずに残せるため、本券と半券を一緒に配布し、使用時に分けられます。
使える道具と手段
印刷したチケットを加工する方法と、加工済みの用紙を使う方法があります。はさみや通常のカッターによる切断とは、仕上がりが異なります。
| 手段 | 主な役割 | 本券と半券の状態 |
|---|---|---|
| ミシン目刃対応の裁断機 | 印刷した用紙の境界にミシン目を入れる | 切り離すまでつながる |
| 既製の半券付き用紙 | 用紙にあるミシン目を利用する | 切り離すまでつながる |
| はさみ・定規とカッター | 境界で紙を切断する | 切断時に分かれる |
- 手持ちの道具で対応できれば、追加購入は不要です。
- 既製の半券付き用紙で目的を満たせれば、自分でミシン目を加工する必要はありません。
- はさみや定規とカッターで足りるのは、半券を最初から切り分けて配ってよい場合です。
ミシン目を入れる流れ
境界の配置を決め、同じ用紙で仕上がりを確認してから本番へ進めます。
- 本券と半券の境界を決めます。文字や番号が加工線に重ならず、切り離した後もそれぞれに必要な情報が残るように配置します。
- 道具が対応する用紙の厚さ、重ねられる枚数、加工できる長さを確認します。裁断機を使う場合は、通常の切断用の刃とミシン目加工用の刃を区別します。
- 本番と同じ用紙で試し加工します。加工位置を合わせて用紙がずれないように保持し、加工後はつながった状態と、実際に半券を切り離した状態の両方を確認します。
- 試作で確認した位置と用紙条件を保って、本番分を加工します。
- 裁断機の通常の切断枚数を、ミシン目加工で重ねられる枚数として扱わないでください。コピー用紙の枚数目安を厚紙へそのまま当てはめることも避けてください。
- 試作では、配布前に半券が外れないか、加工線に沿って切り離せるかを確かめておきましょう。
- 切り離し具合だけでなく、本券と半券の両方で必要な文字や番号を読めるかも確認してみてください。
たとえば半券の試作
たとえば、佐藤さんが本券と半券に同じ番号を載せるチケットを作るとします。本番と同じ用紙に印刷した試作品へミシン目を入れ、半券を切り離して、両方の番号が欠けずに読めるかを確かめます。番号が加工線にかかっていれば、原稿上で番号の位置をずらし、印刷から試し直します。
加工道具のおすすめ
半券の境界を加工する道具がまだなければ、私はカール事務器 DC-210N ディスクカッター(ブラック/A4対応、本体単品)をおすすめします。切り離し線を入れるミシン目刃DCC-29が1枚付属するので、加工用の刃を別にそろえずに済む点が便利だと思います。購入時は紙を切断する丸刃DCC-28が装着されているため、ミシン目加工には付属の刃への交換が必要です。
紙あて定規で位置を合わせて用紙を固定できるため、半券の境界を繰り返し加工する際にも便利です。ミシン目加工の目安は64g/㎡のコピー用紙で3枚・約0.27mm厚で、丸刃の40枚とは異なり、厚紙に同じ枚数を当てはめることはできません。購入前に、カール事務器 DC-210Nの公式商品ページで、ミシン目加工の用紙条件や加工できる長さ、本体寸法を確認してみてください。

まずは試作から
まずは文字や番号を避けて半券の境界を決め、本番と同じ用紙で試し加工しましょう。加工道具が必要で、まだ手元にない場合は、紹介したDC-210Nの商品ページで対応する用紙や加工長、設置場所の条件を確認してみてください。
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