
基板用フラックス洗浄剤 おすすめ8選
基板用フラックス洗浄剤を選ぶときは、使い方やどのフラックス残渣に使えるかが気になりますよね。
ハケ付きキャップで部分塗布するものや、ブラシ・ウエスに含ませて使うものもあります。
今回は、塗布・洗浄方式と対象を確認できる8商品をご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 塗布・洗浄方式 | 洗浄対象 | 参考価格(2026-10-24時点) |
|---|---|---|---|
goot BS-T20B | ハケで部分塗布 | はんだ付け後のフラックス残渣 | 836円 |
ホーザン Z-275 | スプレー噴射 | プリント基板上のフラックス | 1,231円 |
サンハヤト FL-300 | スプレー噴射 | 部品実装後のフラックス残渣 | 2,012円 |
サンハヤト FL-500 | — | 部品実装後のフラックス残渣 | 3,227円 |
サンハヤト FL-300(2個セット) | スプレー噴射 | 部品実装後のフラックス残渣 | 4,987円 |
ホーザン Z-293 | ブラシやウエスに含ませる手作業 | プリント基板上のフラックス | 2,053円 |
| 白光 FS-150 | エアゾール | 基板・電子部品上のロジンフラックスや油汚れ | — |
| ZESTRON VIGON® EFM | 手拭き洗浄 | レジン系フラックス残渣 | — |
goot BS-T20B
はんだ付け後に残ったフラックスを部分的に洗浄したい人には、goot BS-T20Bがおすすめです。20mL入りで、キャップに付いたハケで部分的に塗れます。
フラックス残渣を取り除き、残留フラックスの経年変化によるプリント基板への浸食を防いで、信頼性を高めるとされています。プリント基板用防湿剤BS-C20Bと一緒に使うと、さらに信頼性が向上するとされています。
引火性・可燃性が強いので、火気や着火源から離れた環境での取り扱いが前提になります。使用後はキャップをしっかり締め、直射日光や高温多湿の場所を避けて保管する必要があります。

ホーザン Z-275
基板やコネクターのフラックスをスプレーで洗浄したい人には、ホーザン Z-275がおすすめです。ゴムやプラスチックを侵しにくく、どのような基板にも使えます。
エクステンションノズルが付属し、ブラシの届かない隙間の汚れも洗い流せます。容器を逆さにしても噴射できます。
可燃性と表示されており、使用場所は屋外または換気の良い区域に限られます。裸火や他の着火源から離れた場所で扱うこと、ミスト・蒸気・スプレーの吸入を避けることに加え、保護手袋・保護衣・保護眼鏡・保護面の着用も条件です。保管時は日光を避け、50℃以上の温度にさらさないことに加えて、生殖毒性の区分が1Aである点も購入前に押さえておきたいところです。

サンハヤト FL-300
部品実装後のフラックス残渣をスプレーで洗浄したい人には、サンハヤト FL-300がおすすめです。鉛フリー対応フラックスも洗浄でき、ほとんどの樹脂を侵さないとされています。
可燃性の製品で、使用できる場所は屋外または換気の良い場所に限られます。裸火や他の着火源に向けて噴霧しないこと、スプレーを吸入しないことに加えて、有機ガス用防毒マスク・保護眼鏡・保護手袋等の着用も条件です。保管時は換気の良い冷暗所で施錠する必要があり、混触危険物質として強酸化剤が挙げられています。眼損傷性・眼刺激性は区分1、生殖毒性は区分1Aです。

サンハヤト FL-500
部品実装後のフラックス残渣を強力に洗浄したい人には、サンハヤト FL-500がおすすめです。鉛フリー対応フラックスも洗浄でき、ほとんどの樹脂を侵さないとされています。原液タイプで、内容量は410g(500mL)です。刺激臭はなく、低臭気なのも特徴です。
ただし可燃性で、引火点は-6℃です。火気のある環境で使う予定なら、この性質も購入時の判断材料になります。

サンハヤト FL-300(2個セット)
部品実装後のフラックス残渣をスプレーで洗浄したい人には、サンハヤト FL-300(2個セット)がおすすめです。販売セットにはFL-300が2個含まれています。メーカー規格では、内容量は1本あたり285g(420mL)です。鉛フリー対応フラックスも洗浄でき、ほとんどの樹脂を侵さないとされています。
使用できる場所は屋外または換気の良い場所に限られ、裸火や他の着火源への噴霧とスプレーの吸入を避けることも条件です。有機ガス用防毒マスク・保護眼鏡・保護手袋等の着用や、換気の良い冷暗所での施錠保管も必要です。強酸化剤は混触危険物質で、眼損傷性・眼刺激性は区分1、生殖毒性は区分1Aです。

ホーザン Z-293
ブラシやウエスを使う手作業で、プリント基板上のフラックスを洗浄したい人には、ホーザン Z-293がおすすめです。フラックスを白い跡を残さずきれいに洗浄できるとされており、原液タイプの缶入りで、容量は360g(400mL)です。
一方で可燃性液体で、引火性液体の区分は3です。使用場所は屋外または換気の良い場所に限られ、熱・火花・裸火などの着火源を避けて扱うことも条件です。蒸気などを吸い込まないことや、保護手袋・保護衣・保護眼鏡・保護面を着用できる環境が前提になります。保管時は容器を密閉し、換気の良い冷所に置く必要があります。皮膚刺激性は区分2、眼刺激性は区分2B、吸入蒸気の急性毒性は区分4、単回ばく露の特定標的臓器毒性は区分3、誤えん有害性は区分1に分類されています。

白光 FS-150
基板や電子部品に付いたロジンフラックスや油汚れを洗浄したい人には、白光 FS-150がおすすめです。乾燥性が良いとされ、フラックス洗浄や電子部品・基板の洗浄に使うエアゾールです。
非常に燃えやすく、熱で容器が破裂するおそれもあります。使用できるのは屋外または換気の良い場所に限られ、裸火や他の着火源には噴霧しないこと、保護手袋・保護衣・保護眼鏡・保護面を着用すること、30秒以上連続して使用しないことが条件です。強い眼刺激と、生殖能または胎児への悪影響のおそれがあるほか、保管時は日光を遮断し、40℃以上にさらさないことも条件です。推奨用途以外での使用には専門家の判断が必要です。
ZESTRON VIGON® EFM
基板上のレジン系フラックス残渣を手作業で洗浄したい人には、ZESTRON VIGON® EFMがおすすめです。鉛フリーはんだの洗浄にも適しており、速く乾いて残渣を残さない特性があります。
洗浄剤とリンス剤の両方に使え、エアゾール缶と液体缶のラインアップがあります。ほとんどのポリマーに適合しますが、対象材料との適合性は使用前に資料で確認する必要があります。洗浄温度は室温で、適用濃度は希釈せずそのまま使う条件です。
可燃性の洗浄剤です。スプレー洗浄機を使う場合、防爆仕様設備内で使用できるとされています。保管時は直射日光を避け、元の容器に入れたまま5~30°Cで保管する必要があります。工場で密閉された容器が未開封なら、製品寿命は5年とされています。
条件に合わせて選ぶフラックス洗浄剤
- はんだ付け後のフラックスを部分的に塗布したい人
- 基板やコネクターのフラックスをスプレーで洗浄したい人
- 部品実装後のフラックス残渣を洗浄したい人
- 部品実装後のフラックス残渣をスプレーで洗浄したい人
- 原液タイプを選びたい人
- ブラシやウエスを使って基板上のフラックスを手作業で洗浄したい人
- 基板や電子部品上のロジンフラックスや油汚れを洗浄したい人
- レジン系フラックス残渣を手作業で洗浄したい人
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