溶接用裏波保護フラックス おすすめ

溶接用裏波保護フラックス おすすめ

オフ 投稿者: せせら編集部

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裏波保護フラックスは、対象材や溶接方法が製品ごとに異なり、どれを選べばよいか迷いますよね。

今回は、ステンレス鋼向けの3製品を、対象材や使用条件から選べるようにまとめます。

おすすめ商品の早見表

商品名対象材溶接方式メーカー資料記載の容器内容量(g)溶接前の乾燥条件
ウラナミックス P-8全てのステンレス鋼・クロモリ鋼—250塗布後約15分で乾燥し、溶接可能
Superior No. 9Hステンレス鋼・高クロム鉄系合金・低ニッケル合金ガス・不活性ガス・金属アーク溶接—アルコールを蒸発させ、塗膜を乾燥させてから溶接
Polar-Fluxステンレス鋼・ニッケル含有率20%未満の耐熱合金MIG・TIG500—

ウラナミックス P-8

ステンレス鋼やクロモリ鋼の裏波溶接用フラックスを探している方には、ウラナミックス P-8がおすすめです。全てのステンレス鋼とクロモリ鋼に使えて、鉱物粉末を水ガラスで練り混ぜたペースト状になっています。250g入りで約25m塗布できるので、必要な塗布距離を考える目安になります。塗布幅は、普通小管では開先裏側のエッジから約5mm幅、大径管や板継ぎでは各エッジから5mm幅、合計10mm幅です。

板厚3mm以下ではスラグが焼き付いて剥離しない場合があります。スラグを完全に除去できない場合もあるので、医薬品・食品用配管で使う際は注意したいところです。

ウラナミックス P-8

Superior No. 9H

バックアップバーやテープが使えない箇所で溶接裏面を保護したい方には、Superior No. 9Hがおすすめです。溶接裏面を酸化から守り、溶融金属を支えてくれます。

対象材にはステンレス鋼のほか、高クロム鉄系合金や低ニッケル合金も含まれます。低ニッケル耐熱合金では、ニッケル含有率が20%未満のものが対象です。使用できる溶接方式はガス、不活性ガス、金属アーク溶接で、推奨温度範囲は1090~1540℃/2000~2900°Fです。

粉末タイプで、メタノールまたはエタノールとフラックス3:アルコール2の重量比で混ぜて使います。使用時の換気やNIOSH承認の呼吸用保護具、安全眼鏡が条件で、保護手袋も推奨されています。

Polar-Flux

酸化物の巻き込みを防ぐバックアップペーストを探している方には、Polar-Fluxがおすすめです。接合部の裏側に塗るタイプで、溶融金属を支えてくれます。

ステンレス鋼のMIG・TIG溶接向けで、低ニッケル耐熱合金ではニッケル含有率が20%未満のものが対象です。裏当てバーやテープが実用的でない場所でも使えます。

条件に合わせた選び方

事前に塗布して期間を置くならP-8

塗布してから溶接まで1か月以上空く予定で、塗布面を損なわずに保てる方には、ウラナミックス P-8がおすすめです。塗布面が損なわれなければ、1か月以上経過しても効力は失われません。

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