
展翅用平均台おすすめ5選|台幅・材質・穴の深さを比較
展翅した標本の高さやラベルの位置がそろうと、標本箱に並べたときの見た目も整います。平均台は、昆虫針に刺した標本やラベル、台紙の高さをそろえるための道具です。神奈川県立生命の星・地球博物館の標本作成資料でも、小型平均台を高さ合わせに使います。
商品ページには「幅」「穴の深さ」「段差」など別々の寸法が載っています。数字だけを見て目盛りの間隔と読み替えると、実物の仕様を取り違えます。
候補は天然素材の製品から、PETG樹脂や木粉入りPLA樹脂の製品までの5商品です。まずは寸法と材質を確認しましょう。
商品の早見表
早見表では、全体のおよその長さ・幅・高さと、材質を分けています。仕様が掲載されていない項目は「記載なし」としました。
価格は2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。販売時期や出品状況で変わるため、購入時の表示をご確認ください。
| 商品 | 全体寸法の目安 | 材質 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
月夜野きのこ園 平均台 | 要確認 | 要確認 | 1,279円 |
志賀昆虫 平均台(小型) | 要確認 | 天然素材 | 1,210円 |
insectech 平均台(大)Gen3 | 長さは商品説明が約63mm、寸法欄が8cm。幅約3.5×高さ約3.1cm | 天然素材 | 1,210円 |
insectech SG 平均台(黄) | 約7×2.5×3cm | PETG樹脂 | 880円 |
insectech BW 平均台(クラシックバーチ) | 約7×2.5×3cm | 木粉入りPLA樹脂 | 990円 |
5品のうち天然素材のものと、3Dプリンター製の樹脂製品があります。小型や大といった名称だけで判断せず、表に寸法がある商品は全体幅も見ておくと、手元に置いたときの大きさを想像しやすくなります。
月夜野きのこ園
月夜野きのこ園の「 平均台 」は、志賀昆虫普及社製です。昆虫の体やラベルの高さをそろえる用途に使えます。
そのため、幅や刻みの数値で他の商品と細かく比べることはできません。サイズを数値で指定したい人は、販売ページの写真や追加仕様も確認してください。
参考価格は1,279円で、5品の中では少し高めです。材質や寸法がデータ上で分からないため、値段だけで性能差があるとは言えません。掲載画像で形を確認できた場合に購入候補となります。

志賀昆虫の小型
「志賀昆虫 平均台(小型)」は、標本やラベル、台紙の高さをそろえる商品です。天然素材なので色や木目が一つずつ異なり、表面のキズが目立つ場合もあります。
商品名は「小型」、サイズ欄は「並型」で、表記が一致していません。小型という名称だけで寸法を決めず、購入画面のサイズ表記や掲載画像を照合してください。
参考価格は1,210円です。天然素材の色や木目の違いを許容でき、基本的な平均台を探している人におすすめです。キズや仕上げの個体差が気になる人は、樹脂製品を検討してください。

志賀昆虫の大
insectechの「志賀昆虫 平均台(大)Gen3」は、幅約3.5cm、高さ約3.1cmが目安です。最大全長は約63mm、寸法欄は8cmで、長さ表記が一致していません。全体幅が数値で示された商品の中では、最も幅があります。
2025年4月入荷分から素材と仕上げが変わったと説明され、寸法も「目安」です。天然素材のため木目や色は一定ではなく、表面にキズがある場合もあります。
参考価格は1,210円です。幅3.5cmほどの台を作業場所に置ける人や、「大」のサイズ感を求める人におすすめです。小さい台を希望する場合は、幅2.5cmの樹脂製品と数値で比べられます。

insectech SG(黄)
SG平均台は約7×2.5×3cmのPETG樹脂製です。穴の深さは6mm・12mm・15mm・18mm・24mmなどで、志賀昆虫平均台の6mmの倍数を踏襲しています。
ここで示されている数字は穴の深さで、穴の横方向の間隔ではありません。志賀製に比べて段差がなく、脚や触角が引っかかりにくい形状です。脚や触角の引っかかりを抑えたい人にはSGがおすすめです。
参考価格は880円で、今回の5品では最も手ごろです。高温に弱く、50℃以下で直射日光を避けて保管する指定があります。積層痕や製造時の寸法・深さの誤差もあるため、価格と形状を重視する人におすすめです。

insectech BW(木目調)
BW「クラシックバーチ」は約7×2.5×3cmの木粉入りPLA樹脂製です。材質はウッドパウダー入りの樹脂で、天然木そのものではありません。木目調の外観です。
穴の深さは約10mm・12mm・13mm・15mm・18mm・20mm・25mmです。SGとは異なる深さの穴を設けた構成です。穴の数や位置の間隔とは別の情報なので、商品画像とあわせて確認してください。
参考価格は990円です。SGより110円高いものの、木目調の見た目を重視する人にはBWがおすすめです。SGと同じく高温に弱く、50℃以下での保管が指定されています。積層痕や寸法・深さの誤差が生じる場合があります。

結論
天然素材の小型品なら志賀昆虫の平均台、幅約3.5cmのものならinsectech Gen3がおすすめです。ただし、小型品には「小型」と「並型」の表記差があるため、注文画面で商品名と仕様を確認してください。
価格を抑え、段差の少ない形状を重視するならSG平均台がおすすめです。木目調の外観を求める人にはBWがおすすめです。どちらも3Dプリンター製で、50℃以下での保管と寸法誤差への理解が必要です。
寸法や穴の仕様を厳密に揃えたい場合は、記載のない項目を推測せず、販売ページで確認できる商品を選んでください。穴の深さと間隔を取り違えず、台幅・高さ・素材を見比べれば、自分の作業に合う一台を絞れます。
関連記事
- 昆虫標本作家の標本ピンセットおすすめ|先端形状・長さ・材質を比較

- 昆虫標本作家におすすめの標本箱用仕切りケース|内寸・収納区画・透明度を比較

- 昆虫標本作家におすすめの展足ピン|太さ・長さ・頭部形状の違い

- 昆虫標本を作る人向け 展翅セットおすすめ|溝幅・サイズ別に紹介

- 昆虫標本作家向け標本乾燥シートのおすすめ|吸湿量・寸法・素材を比較

- 昆虫調査員の野外採集用吸虫管は志賀昆虫普及社の二重式がおすすめ

- 昆虫標本作家の標本固定ボードおすすめ7選|寸法・溝幅・材質を比較

- 昆虫標本作家向け標本箱用乾燥剤ケースおすすめ|容量・通気方式・設置寸法を比較

- 昆虫標本作家向け標本箱おすすめ12選|深さとサイズを比較

- 昆虫標本作家の展足板おすすめ4選|溝幅・サイズ・材質を比較



