
篆刻職人向け印材用防振マットのおすすめ|厚さ・硬さ・寸法を比較
印材を彫る時、作業台の上に何を敷くかで迷いますよね。木や石の印材を手元で支えるなら、紙へ印を押す時のマットとは必要な条件が変わります。
防振マットや印床用ゴムマット、捺印マットには、ゴムやシリコン製の商品があります。ただし、厚さや寸法が違えば、作業面の高さや置ける範囲も変わるところがあります。
篆刻初心者は、印材を置く面積と、厚さ・硬さの数値が必要かどうかを決めると迷いにくくなります。
篆刻向け早見表
商品ごとの立ち位置を確かめましょう。篆刻用の印床ゴムマット、防音防振材、捺印用マットは、想定している作業が同じではありません。
| 商品 | 厚さ | 寸法 | 素材・形状 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
墨文字製作所 | 要確認 | 直径19.5cm | ゴム・丸型凸面 | 3,546円 |
gomushu-gou | 10mm | 100×150mm | ゴム・4枚 | 1,900円 |
東京防音 C-360 | 2.5mm | 100×100mm | ノーソレックスゴム | 940円 |
東京防音 C-361 | 2.5mm | 直径28mm | ノーソレックスゴム・8枚 | 1,259円 |
和気産業 EPT-05 | 3mm | 300×300mm | EPDM | 1,173円 |
和気産業 KGS-005 | 3mm | 200×200mm | ゴムシート | 603円 |
和気産業 KGS-001 | 1mm | 100×100mm | ゴムシート | 135円 |
シャチハタ IM-3 | 4.3mm | 300×210mm | 天然ゴム | 2,118円 |
シャチハタ IM-1 | 4.1mm | 210×100mm | 天然ゴム | 810円 |
コクヨ IP-900N | 4mm | 90×110mm | 特殊ゴム | 484円 |
開明 HO3368 | 5mm | 105×135mm | 要確認 | 495円 |
オーディオファン | 3mm | 約99×99mm | シリコン・4枚 | 798円 |
価格はすべて2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。販売時期によって変わるため、購入時は表示価格を確認してください。
寸法で変わる作業範囲
印材だけを置くのか、手や道具を置く余白まで必要なのかで、適した寸法は変わります。100×100mm前後は小さな接地面向けで、広い作業面を覆うサイズではありません。
100×150mmのgomushu-gou、105×135mmの開明HO3368、210×100mmのシャチハタIM-1は、狭い机でも置き場所を限定しやすい寸法です。印材と手元だけに面積を使いたい人には、この寸法がおすすめです。
300×300mmの和気産業EPT-05や、300×210mmのシャチハタIM-3は、印材の周囲まで広く覆える大きさです。
直径19.5cmの墨文字製作所は、長方形のシートとは違う丸型です。凸面で、ホコリが立ちにくいです。形状を重視するなら、平面の防振シートとは分けて確認しましょう。
印床専用品の候補
篆刻用の商品をそのまま買いたいなら、墨文字製作所の印床ゴムマットがおすすめです。
印材を彫るための専用品を探している人にとって、用途が商品名で明確な点は大きな判断材料です。防音防振用のシートを代用するより、作業目的とのズレを確認しやすいでしょう。
厚さや硬度を数値で指定する場合は、購入前に仕様表示を照合してください。数値表示がない商品は、厚さや硬度を前提に選ばないでください。
2026年9月27日時点のAmazon参考価格は3,546円です。防振材より価格が高くても、篆刻用の形状を重視するなら比較対象が変わります。価格だけで代用品と同列にしないことですね。

防振材の候補
商品名に防音・防振とあるgomushu-gouは、厚さ10mm、100×150mmが4枚入りです。ゴム硬度55°(JIS-A)の記載もあり、厚さと硬さの両方を数値で確認したい人にはgomushu-gouがおすすめです。
ただし、篆刻専用品として使う場合は、印材を置く形状や彫刻時の使い方が用途に合うか購入前に確認してください。

東京防音C-360は100×100mm、厚さ2.5mmのノーソレックスゴムです。弾まない性質と粘着付の仕様があり、小さな面へ敷く商品として見ると特徴がはっきりします。C-361は直径28mm、厚さ2.5mmが8枚入りです。
C-361は小さな接点へ置く寸法なので、印材全体を載せるマットではありません。広い面を覆うならC-360や、300×300mmの和気産業EPT-05の方が寸法上は余裕があります。


和気産業KGS-005は厚さ3mm、200×200mm。KGS-001は厚さ1mm、100×100mmです。高さを抑えた小さなシートならKGS-001、少し広い面を一枚で覆うならKGS-005がおすすめです。



捺印用マットの候補
捺印マットは、印を押す時に紙の下へ敷く商品です。印材を彫る作業台用のマットとは役割が違うため、印面を作るための防振材として購入する場合は注意が必要です。
シャチハタIM-3は300×210mm、厚さ4.3mmの天然ゴム製です。重量は389gで、広い面を確保したい人にはIM-3がおすすめです。

IM-1は210×100mm、厚さ4.1mm、重量129gです。IM-3より小さいため、机の面積を使いすぎたくない人向け。印材と手元だけを置くには寸法を確認しやすい商品です。

コクヨIP-900Nは90×110mm、厚さ4mmの特殊ゴム製。温度差によるマットの弾力変化がほとんどないと掲載されています。

開明HO3368は105×135mm、厚さ5mmで、弾力が少なく印面と紙の密着度が高い仕様です。

オーディオファンは約99×99mm、厚さ3mmのシリコンマットが4枚入りです。ずれにくく滑りにくいです。小さな面を複数用意したい人には、4枚入りのオーディオファンがおすすめです。広い作業面の代用にはなりません。

素材への注意点
ゴムやシリコンという名前だけで、印材への影響まで同じとは判断できません。素材、粘着の有無、色移りに関する注意は商品ごとに違います。特に印材を長く接触させる場合は、掲載された注意書きを確認してください。
和気産業EPT-05は、接触面の素材によって色素が付着する場合がある。石油類や薬品などが触れる場所には使用できないため、印泥や洗浄用品を同じ面に置く場合は注意が必要です。
東京防音C-360・C-361は粘着付、gomushu-gouは厚さ10mm、各種捺印マットは紙への押印向けという違いがあります。粘着で固定したいのか、机から動かせる面が必要なのかでも、適した商品は変わるでしょう。
印材用マットの結論
篆刻用の形状と用途を優先するなら、墨文字製作所の直径19.5cm丸型ゴムマットがおすすめです。厚さや硬度の数値が必要な人には、仕様不足が残ります。
厚さ10mmとゴム硬度55°(JIS-A)を確認して買いたい場合は、gomushu-gouがおすすめです。広い面を3mm厚で覆いたい場合は、和気産業EPT-05。ただし、色移りの注意を受け入れる必要があります。
高さを増やさず小さく敷くなら、厚さ1mmの和気産業KGS-001がおすすめです。粘着付の小型材なら東京防音C-360、接点用の小片ならC-361ですが、どちらも印材全体を支える寸法ではありません。
紙へ印を押すためのマットを探している場合、開明HO3368やシャチハタIM-1、コクヨIP-900Nがおすすめです。彫る作業と押印では必要なマットが違うため、篆刻用として買うなら、まず墨文字製作所と防振材を分けて検討してください。
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