人生の短さについて、おすすめの翻訳3冊を比較

テエテトスの翻訳おすすめ2選|読みやすさと注釈で比較
プラトンの『テエテトス』は、テアイテトスとも書かれ、どの訳にするか迷いますよね。
買うのは対話篇そのものの日本語訳なんです。新訳と定訳で読み味が変わります。
注の付き方も気になります。授業用と通読用では欲しい本が違います。
読みやすさと注釈の差を、条件ごとにまとめてみました。
条件別おすすめ
| 条件 | 買う本 | 向かない場合 |
|---|---|---|
| 今の日本語で通読したい | 光文社古典新訳文庫『テアイテトス』 | 岩波文庫『テアイテトス』 |
| 授業・引用向けの定訳が欲しい | 岩波文庫『テアイテトス』 | 光文社古典新訳文庫『テアイテトス』 |
| 注より会話の流れを優先する | 光文社古典新訳文庫『テアイテトス』 | 岩波文庫『テアイテトス』 |
| 文庫の定訳と注のバランスが欲しい | 岩波文庫『テアイテトス』 | 光文社古典新訳文庫『テアイテトス』 |
光文社の新訳
知識の議論を、今の日本語の会話で追える新訳の文庫です。
今の言葉で会話を追いたい人には、訳者表記つきの光文社古典新訳文庫がおすすめです。
授業の引用や定訳の統一には向きません。注を厚く取るなら岩波文庫がおすすめです。

光文社古典新訳文庫『テアイテトス』
岩波文庫の定訳
定訳と注が、同じ文庫に入っています。
定訳として使うなら、訳者表記つきの岩波文庫がおすすめです。
新訳ほど読み口は新しくありません。
『クラテュロス』併収が要るなら、岩波の併収本がおすすめです。文庫の単篇とは別物なんです。

岩波文庫『テアイテトス』
読みやすさと注釈
2冊の違いを一覧にしました。
| 比較項目 | 光文社古典新訳文庫『テアイテトス』 | 岩波文庫『テアイテトス』 |
|---|---|---|
| 訳の新しさ | ○ | △ |
| 読みやすさの傾向 | ○ | △ |
| 注釈の位置づけ | △ | ○ |
| この篇のみの収録 | ○ | ○ |
購入の結論
- 読みやすさを取るなら、買う本は光文社古典新訳文庫『テアイテトス』
- 注釈寄りの定訳なら、買う本は岩波文庫『テアイテトス』
- 『クラテュロス』併収が要るなら、買う本は岩波『クラテュロス・テアイテトス』(文庫単篇とは別)

