
食品包装用エタノール揮散剤 おすすめ
食品包装用のエタノール揮散剤は、包装する食品に合わせてどれを選べばよいか迷いますよね。
食品のカビを抑えながら、やわらかさやしっとり感を保つタイプもあります。
今回は、食品包装に使うエタノール揮散剤をまとめてご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 内容物の形態 | 食品の水分活性値(Aw) | 入数(個) | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
アルベール | アルコールを吸着させたシリカ | 0.60〜0.90 | 250 | 1,266円(2026年10月28日時点) |
| オイテックL | エタノールを吸着させたシリカの粉末 | — | — | — |
| アンチモールド・テンダー | ゲル状エタノール | 0.85以上には適用しない | — | — |
| ネガモールド 50S | エタノールを吸着させたシリカゲルと鉄粉の混合粉末 | 0.85以下にも利用可能 | 4,500 | — |
アルベール
焼き菓子のカビを防ぎながら、やわらかな食感を保ちたい人には、アルベールがおすすめです。包装容器内でエチルアルコールを揮散させる品質保持剤で、0.3gは貝型のマドレーヌやフィナンシェが使用目安に挙げられています。今回の商品は250個入りです。
適用範囲は食品の水分活性値(Aw)0.60〜0.90で、使用目安は実際の包装で試験し、効果を確認することが前提です。包材にはOPP/PEやOPP/CPPなどが使えますが、原則としてエチルアルコールガス透過10g/㎡・24hr・40℃以下の、ガスを通しにくいものが必要です。シール不良やピンホールがあるとガスが外へ逃げ、品質保持期間が短くなったり、カビが発生したりする場合があります。

オイテックL
和・洋菓子やパンのしっとり感を保ちたい人には、オイテックLがおすすめです。食品包装内にエタノールガスが徐々に蒸散し、保湿効果で食品のソフト感を維持します。用途にはカステラやマフィン、デニッシュパンなどが挙げられています。
必要量は食品の水分活性値と重量を基に選び、採用前には実際の商品形態での効果確認が必要です。包装にはアルコールガスが透過しにくいフィルムを選び、炭酸ガスとの併用は避けます。開封後の使用時間は2時間以内です。
アンチモールド・テンダー
食品のやわらかさを保ちながらカビの繁殖を抑えたい人には、アンチモールド・テンダーがおすすめです。ゲル状エタノールを充填した品質保持剤で、エタノールの蒸散が数日から1週間程度持続します。
水分活性値0.85以上の食品には適用せず、グレードは食品の水分活性値と重量を基に選びます。選定したグレードは目安のため、保存試験で効果を確認することが前提です。食品包装にはエタノール透過度の低いフィルムと熱シールによる密封が必要で、電子レンジや100℃を超える条件には対応していません。
ネガモールド 50S
菓子やパンの品質保持に、エタノール蒸散と脱酸素の両方を使いたい人には、ネガモールド 50Sがおすすめです。カビや枯草菌の繁殖、酵母による発酵を抑制する品質保持剤で、50Sは空気に触れると脱酸素を始める自力反応型です。水分活性値0.85以下の食品にも利用でき、今回の商品は4,500個入りです。
包装には酸素とエタノールを通しにくいフィルムが必要で、食品に袋が密着する真空包装には適しません。食品包装内の酸素量に対して適切なグレードを選び、実際の商品形態で効果を確認することが前提です。電子レンジには対応せず、100℃を超える条件下では使用できません。
用途に合わせた選び方
- 金属検知機を使いたい人
- 和・洋菓子やパンのしっとり感を保ちたい人
- エタノール蒸散と脱酸素を併用したい人









