
千夜一夜物語の翻訳を比較|バートン版とガラン版の選び方
『千夜一夜物語』を読んでみたいけれど、翻訳がいくつもあって迷いますよね。版によって収録される話や本の分量が違います。
バートン版 と ガラン版 を比べる場合は、訳文の好みに加えて、読みたい物語や全巻を読み通す予定も購入の判断材料になります。
「まず有名な物語を読みたい」「長い物語世界に浸りたい」では、選ぶ版が変わります。早見表では、バートン版の全巻セットとガラン版の第1巻を並べています。
版ごとの違い
| 商品 | 収録形態 | 読むときの特徴 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
バートン版 全11巻セット | 文庫・全11巻 | 大場正史訳。多くの物語を続けて読む | 17,490円 |
ガラン版 千一夜物語 1 | 単行本・第1巻 | 西尾哲夫訳。物語の入口から読み進める | 3,850円 |
どちらも同じ物語集を扱います。ただし、単に現代語訳と古い訳の違いを比べる本ではありません。バートン版とガラン版という、異なる版を日本語で読むセットです。
早見表の価格は、2026年9月27日時点のAmazon参考価格です。販売状況や時期で変わるため、注文時に商品ページで現在の価格を確認してください。
バートン版
筑摩書房のバートン版は、大場正史訳の文庫全11巻です。出版社は「奇想天外の面白さ」「愛と官能に彩られた物語」と紹介しています。大きな物語世界を腰を据えて読みたい人におすすめです。出版社の商品情報
第1巻には「商人と魔神」「漁師と魔神」「バグダッドの軽子と三人の女」「三つの林檎」などを収録。第9夜から始まる話もあり、夜の区切りや複数の物語が重なる構成を続けて楽しめます。第1巻の目次
全11巻を一度に揃えると、出費に加えて保管場所も必要です。文庫判なので一冊ずつ持ち運べますが、読了には時間がかかります。途中で読むのを止めても気にならず、長く手元に置きたい人におすすめです。
セット価格は17,490円が参考値です。第1巻の文体や描写を確かめてから、セット購入を決める方法もあります。

ガラン版
岩波書店の『ガラン版 千一夜物語』は、西尾哲夫訳です。第1巻は299ページの単行本。まずこの巻を読み、続きを買うか決められます。国立国会図書館の書誌
第1巻では「商人とジン」から「王子である三人の遊行僧とバグダードの五人の娘の話」まで、夜の進行に沿って物語が広がります。ジンや魔法、旅人の過去が重なる展開に惹かれたら、この巻で作品の調子を確かめられます。
「千一夜」と聞いて思い浮かべる物語の一部は、ガランのフランス語版を通じて広く知られるようになりました。これはアラビア語の物語をそのまま全て写した版という意味ではありません。ガラン版では、版の成立や収録範囲の違いも読書の楽しみになります。
第1巻の参考価格は3,850円です。全巻を一度に買わず、1巻を読み終えてから続巻へ進みましょう。

結論
アラビアンナイトの有名な物語から始めたい人や、一度に全巻を揃えず読み進めたい人には、ガラン版の第1巻がおすすめです。収録範囲と価格を確認して、続巻を買うか決められます。
物語の広がりをじっくり味わいたい人や、挿絵付きの文庫を全巻手元に置きたい人には、バートン版の全11巻セットがおすすめです。まとまった予算と読書時間を用意できる人なら、長く付き合える一揃いです。
迷ったときは、全巻セットの価格に加えて、出版社の目次と冒頭の試し読みを確認してください。数ページ読んで続きを追いたくなった版が、あなたにとっての買う一冊になります。
このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。
