『お気に召すまま』翻訳おすすめ4選|河合・福田・松岡・小田島で比較

七将攻テーバイの翻訳おすすめ3選|読みやすさと注の厚みで比較
同じ悲劇なのに版がいくつもあり、どれを手元に置くか迷いますよね。
日本語訳は、文庫の単作から全集の一巻まで、収録の形が分かれます。
注の量も版によって差があり、通読用と調べ用で手元の一冊が変わるんです。
条件ごとの版と、読みやすさ・注の差をまとめてみました。
条件別の買い分け
条件ごとに買う版を一覧にしました。
| 条件 | おすすめ |
|---|---|
| この一篇だけ安く通読する | 岩波書店 岩波文庫『テーバイ攻めの七将』 |
| 注は文庫でよい | 岩波書店 岩波文庫『テーバイ攻めの七将』 |
| アイスキュロスを文庫1冊で続ける | 筑摩書房 ちくま文庫『ギリシア悲劇 (1)』 |
| 単作と同じ訳系統で他作も欲しい | 筑摩書房 ちくま文庫『ギリシア悲劇 (1)』 |
| 文庫と違う訳が欲しい | 人文書院『ギリシア悲劇全集』第1巻 |
| 旧全集の注・体裁が欲しい | 人文書院『ギリシア悲劇全集』第1巻 |
単作は岩波文庫
書名が本篇そのもので、文庫の注で読み切れます。
この一篇だけ通したい人には、岩波文庫の単作がおすすめです。
同じ訳系統の他作なら、ちくま第一巻なんです。

岩波書店 岩波文庫『テーバイ攻めの七将』
まとめるならちくま
第一巻の収録はアイスキュロスで、第二巻以降は別作者です。
同じ作者の他作も文庫で持つ人には、第一巻がおすすめです。
訳は岩波の単作と同じ系統で、差は収録の広さなんです。

筑摩書房 ちくま文庫『ギリシア悲劇 (1)』
別訳は人文書院
判型は単行本で、注は全集の厚さです。
文庫と文章を変えたい人には、全集の第1巻がおすすめです。
全四巻セットや第2巻以降は、本篇用の一冊ではありません。
岩波全集の第一巻は注が厚い代替で、三冊の外なんです。

人文書院『ギリシア悲劇全集』第1巻
読みやすさと注の差
三冊の読みやすさと注を並べています。
| 比較項目 | 岩波書店 岩波文庫単作 | 筑摩書房 ちくま文庫第一巻 | 人文書院第1巻 |
|---|---|---|---|
| 収録範囲 | 単作 | 詩人一冊 | 第1巻 |
| 判型 | 文庫 | 文庫 | 単行本 |
| 読みやすさ | 通読向き | 通読向き | 硬め |
| 注 | 文庫 | 文庫 | 全集 |
| 訳の系統 | 同一系統可 | 同一系統可 | 別系統 |
どれを買うかの結論
買う版は次のとおりです。
- 一篇だけ通読するなら、岩波書店 岩波文庫『テーバイ攻めの七将』がおすすめ
- 同作者を文庫でまとめるなら、筑摩書房 ちくま文庫『ギリシア悲劇 (1)』がおすすめ
- 別訳と全集の注なら、人文書院『ギリシア悲劇全集』第1巻がおすすめ

