OpenCodeがGLM 5.3 Flashの0ドル枠を期間限定で追加

OpenCodeがGLM 5.3 Flashの0ドル枠を期間限定で追加

オフ 投稿者: せせら編集部

この記事を書いている人(せせら)

普段は個人事業主のプログラマーとして仕事をしています。
個人で作業効率化サービスを運営し、挑戦を続ける人々を静かに応援しています。

2026年10月16日 22:52(日本時間)時点

プログラムを書く作業を手伝うAIソフトのOpenCodeに、Zhipu AI(Z.ai)のAIモデル「GLM 5.3 Flash」を0ドルで使える期間限定の枠が加わりました。有料の通常版も、並行して提供されています。

何が起きた?

  • OpenCodeは、Zhipu AI(Z.ai)のAIモデル「GLM 5.3 Flash」を期間限定で0ドルで使う枠を追加した
    • 公式のモデル提供サービス「OpenCode Console」の一覧に「GLM-5.3-Flash Free」として載っている
    • GLM 5.3 Flashは、2026年8月26日の公開時から、パソコンやスマホの画面の画像、動画、PDFを読み取ってプログラムを書ける
      • 表示された画面を見比べて、プログラムを自分で手直しできる
      • GLM-5シリーズでは、画像と動画に対応した最初のモデルである
    • 文字の読み込み、書き出し、過去データの読み返しをすべて0ドルにした
      • 無料期間の終了日は公表されていない
    • 有料の通常版も並行して提供され、文字を数える100万単位あたり読み込み0.15ドル、書き出し0.50ドル、過去データの読み返し0.03ドル

私たちに何が変わる?

  • 利用者は、送ったプログラムや指示を保存されず、学習にも使われない無料枠を選べる
  • 利用者は、手順を組み立てて考える機能、外部の道具の呼び出し、決まった形式の出力を無料枠でも使える
  • 利用者は、1回に扱える量が有料の通常版や定額プラン「OpenCode Go」より小さく制限される
    • 無料枠の読み込み上限は20万単位、書き出し上限は3万2,000単位
    • 有料の通常版とOpenCode Goは、読み込みが最大100万単位、書き出しが最大13万1,072単位

なぜそうした?

  • OpenCodeが残さない条件の無料枠を一覧に加えたのは、データを改善に使われ得る無料モデルと選び分けできるようにするためと考えられる
    • 他の一部の無料モデルでは、無料期間中のデータをモデル改善に使う場合がある
    • 「GLM-5.3-Flash Free」と「DeepSeek V4.1 Flash Free」は、データを残さず学習にも使わない
      • OpenCodeは、コードを学習に渡したくない人も条件を見て試せるようにしたとみられる
  • Z.aiが1回に動かす規模を絞って費用を下げたため、OpenCodeは0ドルの枠を出せるようになったと考えられる
    • GLM 5.3 Flashは、全体で3,200億の規模のうち、1回に動かす部分を上位版GLM 5.3の320億の約半分である180億に絞っている
      • 重要箇所だけを細かく読む仕組みと合わせ、上位版と比べて計算する量を約3分の1、作業中に覚えておく量を約4.4分の1にした
      • 前世代GLM 5.2を上回るプログラム作成の能力を、より低い費用で動かせるようになった
    • 通常版の読み込みと書き出しは、上位モデルGLM 5.3や前世代GLM 5.2の読み込み1.40ドル・書き出し4.40ドルと比べて約9分の1
      • 動かす費用が下がったことが、通常版の安さと0ドルの枠の両方を可能にしたとみられる
    • 無料枠は有料版より1回の読み書き上限が小さく、1回あたりの計算の負担を抑えているとみられる
  • OpenCodeでは無料の試用で利用が集まった前例があり、今回の0ドル枠にも人が向かい得ると考えられる
    • Z.aiは、2026年8月の正式公開前に名前を伏せたテスト版をOpenCode上で無料公開し、当時の週間利用量で最も使われるモデルになった
    • GLM 5.3 Flashは、過去2か月で約120万人に使われ、2026年10月16日更新の直近1週間の利用量では全体の6.1%で8位だった

これからどうなる?

  • 1回に動かす部分を絞れる企業は、データを残さない0ドル枠を出したうえで、有料版を1回に読める量の広さで選ばれる可能性 利用者が、データを学習に使わない無料枠で足りる作業と、一度に多くを読む作業を分けて使う場合
    • 学習用にデータを受け取らなくても、少ない計算と記憶でプログラム作成のモデルを動かせるほど、0ドルの枠を続けやすいと考えられる
    • 利用者は、学習にデータを使わない枠かどうかと、1回の上限で足りるかどうかの両方で無料枠と有料版を分けそう
    • 有料の通常版とOpenCode Goを選ぶ理由は、より長い文章やプログラムを1回で読み書きできることに残りそう
    • 有料版では利用者の支払いになっていた計算の負担が、無料枠では提供側へ移ると考えられる
    • 有料版やOpenCode Goの広い上限を無料枠と併用する人が残るかが、この見方の確認点になる
  • 有料版へ移る人が増えず、計算の費用が無料枠の提供側に残る可能性 利用者の作業の多くが、無料枠の1回の読み書き上限に収まる場合
    • 有料版では、2026年10月16日更新の集計で完了した作業1回あたりの平均費用が約0.0468ドルだった
      • 1回の費用が小さい作業が中心なら、無料枠の上限でも足り、より広い上限の有料版を選ぶ理由は弱くなると考えられる
    • 0ドルで試せる期間がいつ終わるかが、この分かれ目の確認点になる

出典・確認日

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)を掲載しています。