
AI短波信号解析用HFアップコンバーターおすすめ3選
HF信号を受信・解析する機材を選ぶときは、手持ちのSDRや無線機に合うアップコンバーターをどう選べばよいか迷いますよね。
対応機器や周波数範囲を確認しておくと、使っている受信機との組み合わせを検討しやすくなります。
今回は、HFアップコンバーター3製品を早見表でご紹介します。
おすすめ商品の早見表
| 商品名 | 対応機器 | HF側の周波数範囲 | 参考価格 |
|---|---|---|---|
Ham It Up Nano | NESDRシリーズ(RTL-SDR)、HackRFなど | アップコンバート時:100kHz~65MHz(全範囲の利用には125~190MHzで動作できる無線機が対応) | 10,795円(2026-10-29時点) |
| Ham It Up v1.3 Barebones | NESDRシリーズ、HackRFなど | アップコンバート時:100kHz~65MHz | — |
| Airspy SpyVerter R2 | Airspy R2、Airspy Mini、HackRF One、RTL-SDR | RF入力:1kHz~60MHz | — |
Ham It Up Nano
NESDRシリーズ(RTL-SDR)やHackRFを使い、LF・MF・HF帯の信号を扱いたい方には、Ham It Up Nanoがおすすめです。HFアップコンバーターとして、対応するSDRや無線機の周波数範囲を少なくとも100kHzまで広げてくれます。アップコンバート時の周波数範囲は100kHz~65MHzです。この範囲全体を使う場合、対応する無線機は125~190MHzで動作できるものです。
多くの無線機でパナアダプターとしても動作し、受信・送信の両方に使えます。
ただし、USBから本機へ外部給電する場合、一部のSDRではESD保護ダイオードが作動することがあり、その際は本機とSDRの間にDCブロックが必要になります。給電方法はバイアスティー、microUSB、DCバレルの3種類で、microUSBからDCバレルへの変換アダプターも付属しています。

Ham It Up v1.3 Barebones
NESDRシリーズやHackRFでMF・HF帯を扱いたい方には、Ham It Up v1.3 Barebonesがおすすめです。
アップコンバート時は100kHz~65MHz、パススルーモードでは100kHz~6GHzの周波数範囲に対応しています。切替スイッチでモードを選べるので、HF帯の信号を扱うときもパススルーを使うときも利用できます。
Barebones仕様で、筐体は別売りです。
送信にも利用できますが、その動作は使用するSDRに送信機能がある場合に限られます。
Airspy SpyVerter R2
Airspy R2やMiniシリーズでHF帯の受信範囲を広げたい方には、SpyVerter R2がおすすめです。HackRF OneとRTL-SDRにも対応しています。
HF帯全体を120~180MHzのVHF帯へ変換し、RF入力は1kHz~60MHzに対応しています。
バイアスティー給電を使う場合、電圧は4.2~5.5Vの範囲が条件です。
選び分けの結論
- NESDRシリーズ(RTL-SDR)やHackRFでLF・MF・HF帯を扱いたい人
- MF・HF帯に加えてパススルーモードも使いたい人
- Airspy R2やMiniシリーズの受信範囲をHF帯まで広げたい人
旧Ham It Up用筐体との互換性
Ham It Up v1.3 Barebonesは、以前のHam It Upモデル用筐体と完全には互換性がありません。旧筐体で完全な互換性を得るには新しいエンドパネルが必要なので、既存の筐体を活用したい方は、本体に加えてパネルも含めて選ぶ必要があります。
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